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それほど悪くないぞ [ロンシン125(LC152FMI)]

バリを含めた仕上げの悪さが定評?の中華エンジンだけど、とにかく自分で確認してみたい。

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いろんな角度からの作業になりそうなので、200mmの単管をつぎ足してエンジンを少し高くした。
この程度では左右45度くらい振っても倒れることはない。

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使用されているボルト長はまちまちなので、こんな感じで書き留めておこう。

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まずはジェネレーター側から。
下セル付き横型エンジンだから、レイアウトはまんまジョルカブだね。コイルへのアクセスは良い。
しかしジョルではカバーにガスケットが入っているが、中華は流石だ。細かい事は気にしない。

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バラシなんかインパクトを使えば良いのだけれど。
このエンジンはデータが殆ど無い事も有り、ハンドパクト?で感じを確かめながら緩めるのだ。

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これ位だったら汎用プーリー抜きで大丈夫だ。
ただナットを残しておくのを忘れたので、元気よくフライホイールが飛んでった ^^;ハハ

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ネジの状態があまり良くないな~まあ多少の修正はむしろ楽しいのだ。

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クランクを回したい場合、ここにナットをかける事も有るし、なによりクランクシャフトだからね。
末端がダメでも全てがダメな可能性が有るから、今の段階でネジ山を綺麗にしておこう。

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うーん、軸受けは含油メタルか、、、耐久性は期待しない方が良いかも。
ジョルのが使えないかな。

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おっ!オイルシールはNOKなんか使ってる?
なんて良く見たらKOKって、、、らしさ全開だね。

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この後はいよいよクランクケース内になるから、ドキドキしながらオイルを抜いた。が。
まだ全然使ってない事も有るけど、悪評だらけのオイルは普通な感じだよ。
少しセルで回したのに、金属片キラキラも全くない。なんだか期待外れ、面白くないな~

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ごく普通の光景だ。
テンショナー先端のゴムブッシュも普通だぞ。ここだけは換えろって話をよく聞くけど。
勿論このまま使ってみるのだ。一応オートタイプだし。

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次にシリンダー分解にかかるが、まずヘッドカバーを開いてみたら。
えっ、もしかしてオートデコンプが付いているの?やるじゃないか。
まあキックはあまり使わないと思うけど。

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使っていない、サラのヘッドを開けるのって気持ちが良いね。

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スリーブを打ち込んだアルミシリンダーは軽いな~

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何時かは外すのだからスタッドボルトも、と思ったが、もしかしてM7なんか使っているの?
ダブルナットが出来ないじゃないか、M7は持ってないよ。ってか、普通に売ってもないし!
仕方が無いからバイスプライヤーで外した。

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分解作業の手を一時留めて、外したピストンを観察してみた。
確かにスカートのエッジ部は荒いし、僅かだが細かなキリコもあるが、、、
オイル通路は全て綺麗に貫通している。

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スリーブ端面はもう少し仕上げてやろうかな、って気にさせる程、別に悪くないぞ。

もっと沢山のギャグを期待していたからちょっと残念だけど、今回分解した範囲で思ったほど酷い箇所は無かった。
勿論国産品とクオリティを比べてはいけないが、少し手を加えれば十分使えそうな感じだ。
耐久性は多分・・・だろうけど。

次は、いわゆる腰下の分解だ。


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