専用車体リフトバー [AX-1(MD21)]
現在、軽くレストア中のAX-1は、メンテナンススタンドに乗ったまま。
スイングアームに角度が有るためどうしてもズレてくるし、それに結構な場所(幅)を占めている。
何より問題なのはスイングアーム自体を弄り難い、外すなんて不可能だし。
スイングアームに角度が有るためどうしてもズレてくるし、それに結構な場所(幅)を占めている。
何より問題なのはスイングアーム自体を弄り難い、外すなんて不可能だし。
このAX-1はチェーンスライダーが千切れていて、部品はオーダーしてあるのだが納期がかかりそう。
チェーンスライダーを交換する際はスイングアームを分解する必要があるので、その準備としてもバイクのセンター部で車体をリフト出来る様にしておきたい。
前後のタイヤが浮いて欲しいのだ。
この様な目的の際、一般的にはオフ車用のバイクリフトなんかを使うのだが、道・工具とか、ましてや新たにリフトなんかを増やしたくない。使用頻度が限られる割に場所を食うし。
なにより買って済ますのはマイポリシーに反する、ぶっちゃけ面白くないのだ。
じゃあ作ろうっと、シンプルで邪魔にならないのを。
それでバイクのセンター部、エンジンの裏側を覗いてみた。
エンジン自体は避けたいな・・・おっ!ステップの固定ボルトがフレームにガッチリ止まっているぞ。
ここを利用しましょ。
アングル材から作る事に決定。
ただ、在庫している鋼材の内、アングル材はL30x30、ちょっと頼りないかな。
それで何時ものカインズホームに行き、L40x40-3を買ってきた。1.8mで¥880也
ハハハ^^; あっという間に出来てしまった。
だって、アングル材を400mmにカットし、Φ11mmの穴を2か所開けただけだから。
大層なタイトルを付けたが、実際のリフトバーはこれだけだ(笑)
さて、その大層なバーの運用だけど、まずステップ固定ボルトでフレームに共締めする。
そしてガレージジャッキで中央部を程々にジャッキアップ。
最後にリジットラックでアングル材の両端を支えて終了だ。
もちろんメンテナンススタンドは引き抜いてお役御免。
フレームにボルト止めしたアングル材は幅を400mmと広めにとったので、リジットラック上の車体は非常に安定している。
またバランス的にもほぼ中心だから、後端のキャリアを片手で押し下げればフロントも楽に上がるのだ。
じゃあ、ついでにフロントも上げてみよう。ほんのちょっと支えるだけで十分だし。
と言う事で、何時も使っている鋼製束をエキパイに宛がい、手でクルクル回せばフロントもフリー!
これは多分、フロントホイールを外したら、勝手にリアが着地だな。
せっかくフロントもフリーになったのだし、オーダーしておいたフォークブーツも届いたし、フォークを外しましょ、ついでにオイルも換えましょ。
ちなみに、案の定フロントホイールを外すと鋼製束が必要無くなった。
排出したフォークオイルは結構な劣化で、例の香しい悪臭が出始めている。
しかしその量は思いのほか減っていなかった。マイナス40cc程度かな。
初期型AX-1のデータ
フォークオイル量:406cc
油面(フォーク上端より):112mm
珍しく油面なんか測ってみた。
規定量を入れれば規定数値に、ああ、有難きネット時代よ。
フォークのオイル交換が終わったら、<a href="https://store.shopping.yahoo.co.jp/shuei4wd/ES1210X.html" target="_blank">社外品のフォークブーツ</a>を付けてみよう。
その前に、純正は有るのは有るがちょっとお高い、なによりカラーはブラックのみなのだ。
そこで所属しているFBのメンバーに尋ねた所、AX-1の定番を教えて頂いた。
とりあえずその社外品を片方だけ付けてみたが、イイではないか、ピッタリフィットだし!
カラーも多種有ったが、とりあえず純正色が無難かな、、、で良かったかも。
今回は色んな意味で全て上手くいった。
大げさなネーミングのリフトバーだけど、外せば単なる400mmの棒状品、しかし使ったらガッチリ。
バランスもグーでフロントも楽々UP!
フォークブーツは安価だけど、遠目に多少の荒さは分からない、装着感も・・・
でもなんか怖いぞ、こんな好調が続く筈は無いから
コメント 0