小技も楽しい [AX-1(MD21)]
眺めているだけで色々と手直ししたくなる箇所があり、ここに書かない細かいのも弄ってきた。
そんな小技の中でも目立つ個所について。
そんな小技の中でも目立つ個所について。
サイドスタンドの接地面が錆びて変形し、割れも認められる。
このままではやがて千切れるだろうし、オフ車なので接地面を広く取りたい。
3mm厚程度の何か適当な鉄板は無いかと探したら、かつての失敗作が出てきた。
面積的にはちょうど良いし、穴あきも滑り止めに好都合だ。
コイツを切り取って溶接しよう。
元が錆びて薄くなっていたから、だましだましこんな感じに溶接した。
裏面はこんな風だけど、しっかりとバイクを支えてくれそうだ。
シートの施錠キーシリンダー横はヒューズが入って居るのだけど、そのカバーが経年変化している。
なんだかマーブル模様になっているが、プラ部品はどうしてもこんな感じになるよね。
対策法は幾つかある。
まず簡単なのは艶出しケミカルだけど、だいたい一月も経てば元に戻ってしまう。
次は表面を軽く熔かす。
ヒートガンやバーナーで炙り、劣化した層を滑らかにするのだが、これがなかなか難しい。
加熱は素早くしないとあっという間に溶ける、溶けすぎて悲惨な事になるのだ。
何と言っても樹脂だからね。
最後は地道に研磨して、荒れた表面を削り取って滑らかに仕上げる。
今回は軽く炙って、研磨で調整することにしよう。
まずはバーナーで軽く、本当にやり過ぎ注意だ。戻れなくなるから。
最後は何時ものピカールで仕上げた。
良いんじゃない、最初と比べればかなり違うと思う。
マーブル模様の深い部分は消えていないが、それに拘り過ぎるとたぶん後悔が待っている。
過去に幾つもの悲しい思いを・・・(笑)
写真を撮らない細かい手直しは沢山有るけれど、小技もなかなか楽しいのだ。
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