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ツクバサーキット走行会 [FZX750(3XF)]

秋分の日(9/23)は、2りんかんの筑波サーキット走行会に参加してきた。

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未明まで降った雨による濡れた路面を走り、6時半オープンの筑波サーキットDゲートくぐった。
参加するのは勿論初心者クラス、老体FZX750が珍しく見える2りんかんの催しだ。
幸い受付が始まる頃には朝日が差し始めた。

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早朝のサーキットはひっそりと穏やかだし、参加者達もまだまったりとしていた。

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仲間3名で24番パドックをお借りしたが、4時起きもあり皆まだ眠そう(笑)

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所が我々がスタートする10時頃には抜けるような快晴、秋の空は高く透明感を放っていた。

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1回目の走行を終えパドックに戻ったが、快晴も過ぎる程で久しぶりに大汗をかいてしまった。
なんでもこの日の最高気温は30度を超えた様だ。やっぱりね。
しかしゼッケンNo.18の我がFZX750は、老体とは言わせないぞとばかりの絶好調だった。
参加車両は殆ど最近のインジェクション車ばかりだけれど、5バルブジェネシスエンジンはそれほど負けていない。エンジンは・・・
流石にシャーシ、特にブレーキのストッピングパワーは、当然の様に隔世を感じさせられたが。


いや・・・勿論ブレーキだけでは無かった。
約40年前の最先端工業製品は、現在普通に買えるリッターSSと比べるまでも無い。
腐ってもナナハンだぞとアクセルを全開するが、こうもあっさりとパスされるとは暫し唖然。

もしかして自分が乗っているのは原付?と思えた程だ(笑)


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ブレーキホース交換 [FZX750(3XF)]

ブレーキの利き方に問題は無いのだけれど、フィーリングがどうしてもいただけない。
キャリパーのピストンシールやマスターシリンダーのシリンダーキットを替えても、このフニャフニャ感にはあまり関係ない。

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一番効果が有るのはブレーキラインの更新なのだけど、出来るだけノーマル状態を保ちたい(ここまでやっておきながら・だけど)ので、純正部品の廃盤を恨めしく思いながら時間が過ぎていた。

しかし秋に筑波サーキットのコース2000を走る予定なので、出来るだけ地味な社外品に換えておこう。
久しぶりにFZXをガレージのセンターに据えた。

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マスターシリンダーから中央ジョイントまでが一本で、その先が二本に分かれるノーマルと同じ構成にするのだ。5cm刻みで入手できるので、45cmと50cmで組み合わせる。

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左側はポンと付いた。地味な黒で良いのだが、赤い端末カバーがイマイチだ。

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しかし右側がすんなりと付かない、バンジョーボルトの取付穴にバリが結構有ったから。

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ブレーキラインの更新は直ぐに終了したのだが、フルード注入が手間になる場合が多い。
フルードが全量無くなったので、エアーがなかなか抜けないだろう。
なので今回はそれを見越して、200ccのシリンジを用意した。
これでキャリパー側から一気に下入れするのだ。

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やはり下からのフルード一気入れは、その後のエアー抜きが抜群に楽だ。
殆どエアーが混入していなかったから、後は普通のエアー抜き作業少々で終了した。
そしてフルードがあちこちに付着しているので、速やかに水をぶっかけよう。

肝心のブレーキタッチだけど、カッチリと気持ち良いフィーリングになった。
ブレーキの利き方も、復活したダイレクト感が心地よい。


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摩耗したキャブレター [FZX750(3XF)]

キャブレター車にとって夏は厳しい。
インジェクション車の、各種センサー情報から補正するコンピュータなんて無いから、ジェット類の再セッティング等で凌ぐしかない。
このFZXはほぼノーマルなので、パイロットスクリューを弄っていた。
ただ非常にメンドクサイ、やたら手間がかかる、暑い季節の熱い作業だし。
しかしその生き物っぽさがたまらなく楽しいのだけど。

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さあ今年もそろそろかなと信号待ちで感じていたが、例年以上に回転のバラつき方が急激だ。
キャブの緩やかなそれでは無い様に思える。
旧いバイクだから仕方がないか、今度は点火系もくたびれてきたかな。

点火系と言えばIGコイルかイグナイターを疑ってみよう。

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まずは簡単な方から、イグナイターユニットがヤフオクで安価落札できたから。

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期待を胸に試乗してきたが・・・変わりない、ってことはイグナイターではなかった。
まあ、このユニットは予備に出来るからね。
しかし何だろう、次はIGコイルかなー、ちょっと大変だなー
と、バイクを見ながら暫し考えていた。

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ふと思いついたのは排気管の熱さ測定、これも診断の一つになるからやってみよう。

結果、何だか変だぞ~1・2番が揃って低いとは、IGコイルの問題では無い感じだ。
4気筒だからIGコイルは、1・4番と2・3番用に振り分けられている。だから辻褄が合わないのだ。

ちなみに、赤いレーザーポイントの当たった所が測定ヶ所。
もちろん目安だが、繰り返し測るとだんだん傾向が分かって来る。

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自分なりにスッキリとさせるためにも、キャブレターをオーバーホールしてみよう。
そう言えば最後にキャブをバラしたのは4年前か、久しぶりだな~

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ジェネシスエンジンはダウンドラフトキャブなので、エンジンとエアクリーナーボックスに挟まれた、通常スタイルの水平キャブよりは取り外しし易いかも知れない。
かも知れないってだけで、これはこれでフレームとタイトだから、それなりに知恵の輪作業なのだ。
以前は何度もやっていたので、段々とコツが蘇ってきたが。

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チャンバー内も各ジェット類も綺麗なモンだ、強いて言えばパイロットスクリューに少量のカーボンが認められた程度。
だた穴と言う穴は、コンプレッションエアで吹きまくっておいた。

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キャブを復旧したらパイロットスクリューを調整しよう。
ヘビっぽいこれは何かと言えば、3番キャブ用のSpecial Service Tool(SST)だぞ!
切れたスピードメーターケーブルの端を平らにし、反対側に適当なコマを接着しただけだが(笑)
市販のパイロットスクリュー調整ドライバーとかを買うのが、面白くないから作ったのだ。
でも毎年、この時期に登場する。

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コイツが無いと、3番キャブのパイロットスクリューを調整できない。
他のスクリューは・・・短くしたマイナスドライバーで熱風に耐えながらどうにか、だけど。
だからあまり気が進まない作業なのだ。

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キャブをバラしたので同調も取りながら、しかしこれは毎度楽しい。

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猛暑予報の関東地方、熊谷は驚きの40度予報!
期せずしてエンジンも超過熱状態、電動ファンは回りっぱなし、スクリュー回しは革手袋必須だ。

全ての調整に満足出来たら、再度エキパイの表面温度を測定してみた。
排気ポートから大体同じ距離の個所を狙い、何度も繰り返し測ったが、やったね!
超過熱状態でもアイドリングは1000rpmでピタリと安定している。

実はパイロットスクリューの戻し回転を、マニュアルを無視して思いっ切り回したのだ。
規定だと2と1/2戻しだけど、昨年までは出来るだけこれに準じていた。
しかし今年はどう頑張ってもダメ、じゃあ無視して兎に角安定を優先しよう、と。
最終的には、何んと5回転戻しで安定する。しかもキャブ4個共ほぼ同じ戻し回転で。
パイロットスクリュー調整にCO濃度が関係することは理解しているが、CO濃度測定器なんか勿論持っていない、このバイクは車検で排ガス測定対象外だ。
なにより、夏場の渋滞で繰り返しエンジンストップは嫌だ、それを避けようとの気遣いも疲れる。

しかし冷静に理由を考えるが、直ぐに答えは導けない。
ただキャブレター4個共揃ってと言う事は、内部が同じようにヘタってきているのかな。
以前W3でも悩みまくったが、キャブレターって段々と減って来るんだよね。
そうなるとマニュアルもセオリーも通用しなくなる。

だから、経年による摩耗だから仕方がない、のだ。



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排気系も奥が深い [FZX750(3XF)]

FZX750は他車種の純正品を流用し、排気系をフルエキゾーストで集合化してある。
その際、汎用サイレンサーを装着し易いよう集合管出口をΦ60にし、とりあえずサイレンサーは同様に純正をちょっとワイルドにして付けておいた。
しかしややワイルド化しすぎたかも[あせあせ(飛び散る汗)]

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4気筒の集合管らしいフケ上り音を引き出しながらも、低速域では野太く内蔵を揺さぶるエキゾーストノートを実現できた。と、自画自賛していたのだが、正直やり過ぎ感は否めない。
早くも数か月後に車検を控えて、今回も安全パイで排気系をノーマルに戻しておこうかな。
時間がある時に。

でも去年タイムセールに釣られて、騒音計なんか買ったのだから、一応現状を測定しておこう。

既にアイドリングでかなりの元気よさだし、チョッと回したらあっさり御覧の有様だ。
よし、今回はバッフルで対処し、集合管で車検を通してみよう。

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集合管の出口とスリップオンサイレンサーの中間に、内装式のバッフルを作り挟み込むのだ。

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集合から先はΦ60.5パイプ(2mm厚)で作ったから、スリップオン部は差込径Φ61にしてある。
この辺りの製作記はここを参照。

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まずはΦ61以下で、Φ56.5(60.5-2x2)以上の円盤が必要だ。
こういった加工は旋盤が有れば楽勝なのだが、そんな物はない!
なので1mm厚の鉄板をザックリ丸めに切り出した。Φ60くらいが出来上がり目標だ。

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次は鉄板の中心にΦ8の穴を開け、8mmのボルトを通し電ドルにチャッキング。
そうなのだ、こんな感じに電ドルで鉄板を回転させながら、サンダーで丸く仕上げる邪道加工・・・
旋盤ほしいな~

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何だか少し中心がズレた?まあいいや、一応外径Φ60mmの円盤が出来た。
そして肝心のバッフル絞り込みは、在庫しているハンドルバー用の22.2mmパイプを使う。
入り口はスムーズな気流等を期待し、簡易的だけどファンネル状にしてみた。
切断砥石で切り込みを入れて、プライヤーで開いただけだが。
気分が大切(笑)

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円盤とパイプをガッチリ溶接し、

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サイレンサーに落とし込むとこんな感じ。そしてこのまま集合管出口に差し込むだけ。

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だから当然円盤の厚み(1mm)分だけ、こんな風に持ち上がってしまう。
まあたかが1mmだから、セット時に少し強くスプリングを引っ張るだけだが。
サイレンサー固定ボルトにも殆ど影響なし、逆にこれらに悪影響が無いよう1mm鉄板を使ったのだ。

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エンジンを始動して直ぐに分かる変化、いや大人しくなったな~
Φ60からΦ22にいきなり絞ったのだから、そりゃ変わるよね・・・ちょっと寂しい気もするけど。

そして騒音計をセットして回転を上げ確認、やったね!なんとかクリア値になったのだ。
しかしアクセルをブリッピングすると他にも変化を感じた。とっても良い感じの。
今までは一瞬籠った後に鋭くフケ上がったのだけど、今度は全くストレスなしに回転が繋いでいく感じだ。

それはその後の試乗で更に確信した。
アイドリングから太く滑らかになった低速~中速、そして淀みなく高回転へと移行するのである。
いやこれは予想外だ、極端な話、車検に通る静音だけを求めていたのに。
これは多分、中低回転時に、排気脈動による吸引効果が出ているように感じた。
詳しくは以前書いたので参考まで。

しかし今回は、思いもよらぬ好結果をもたらせてくれたバッフル製作だった。
やっぱりエンジン物、内燃機関は止められないのだ。
この奥深さ、興味が尽きそうに無い。



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雨が止まない [FZX750(3XF)]

足の怪我も癒えてきたし、タイヤも新しくなったし、とにかくバイクを走らせたい。が・・・

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今年の梅雨明けは8月にずれ込むとの予報が出ていて、末期らしい強い雨の止まない状態が続く。
この悶々とした連休の初日だけど、幸いオーダーしておいたブレーキパッドが届いたので、気を紛らわす意味でも交換作業をしておこう。
雨しぶきがかからぬよう、車体をガレージの中央に移動して。

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まずはリアキャリパーのダストカバーを外す。
そしてリザーバータンクのキャップを取り去り、ブレーキフルードが溢れない様に注意しながら、ドライバーでパッドを押し広げる。
最後にパッドピンを抜きバッドを引き出す。
こんな事をしていると、すっかり雨の事も忘れていた。

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外した古いパッドと相違ないかを一応確認するが、このパッドの適応表を見ていたらちょっと疑問が。
TZR125とSRX400は共にフロントシングルディスクでパッドは共通、そうするともちろんキャリパーも同様だ。
さらにXV750も・・・大丈夫なのだろうか、いくらコスト重視とは言え。
FZX750からはフロントダブルディスクだから良いとして、125ccから750ccまで同じキャリパーのシングルってどうなの?まあ、メーカーのやる事だから。

などと暇つぶしを兼ね、古いバイクに心配を巡らしたりして。

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特に焦る程では無いが、順当な交換時期だと思う。
FZX750は前後共通で都合3セット使用なのは都合が良い。

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関連する箇所を色々と確認しながらでも、あっという間に終了してしまった。
相変らず降り続く雨の中、トボトボと歩く濡れ烏を暫し眺める。

太平洋高気圧クン、梅雨前線を押し上げてくれ~

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ジワジワ漏れる [FZX750(3XF)]

FZXのリアタイヤは木ネジが深々と刺さった事が有り、自分で修理したけど最近何だか漏れるのだ。

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修理と言ってもシールラバーに接着剤を塗り、穴にグリグリと捻じ込む簡易的な方法だ。
本格的な方法だとまずタイヤを剥がし、裏側に熱をかけて圧着しながらパッチを融着するのだけど、手間がかかるので最近はほとんど聞かなくなった。
接着剤が良くなった事も有り、シールラバー捻じ込みでもほぼ問題は無くなった様だ。

だけどやっぱり「ほぼ」であって、自分の様に何らかの失敗が有ると、ジワジワと漏れ出してひと月で1kg/㎠くらい減ってくる。
こうなるともう一度グリグリかなー、でもタイヤにひび割れが目立ち始めたなー
まだ山は4分ほど有るけれど、新しいのに交換してしまえ!
ワンサイズ太くしたいのも有るし。

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えー、ここまでは簡単だけど、やっぱりリアは重いな。
外して分かったけど、90扁平のミシュランタイヤが信じられない程重かった。

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柱利用のビードブレイカー、久々の登場だ。
軽トラのタイヤは本当にあっさりビードが落ちるけど、この硬いサイドウオールは中々手ごわい。
それでもタイヤレバーでやるよりは、遥かに簡単だ。

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ビードが落ちたら地道にタイヤレバーで作業。
FZXのリアブレーキは今や貴重なベンチレーテッドディスクを使っているので、万が一を考慮し外しておいた。

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15インチのリアタイヤは選択肢が少なくて、殆どがクルーザー(アメリカン)用なのだ。
ノーマルは140/90-15なのだけど、フロントタイヤを110からピレリの120に太くした事も有り、ネットの情報でも評判が良い150/80にしてみた。
外径は640mmから626mmと少し小さくなる。

銘柄は特にこだわらないが、殆どトレッドパターンの好みかな・・・モノタロウでセールをしていたのも有って、SHINKO(シンコー)とかのタイヤにしてみた。
バイクより自転車用が得意みたいね。

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コイツは生意気にも軽点の黄色いマークが無い、ピレリやミシュランなんかはほぼそうだけど。

軽点はホイールの一番重い箇所である、バルブに合わせるためのマークなのは周知の通り。
しかしホイール単体のバランスを測定すると、ほとんどの場合バルブとは全く違う箇所が一番重くて、マーク(軽点)をバルブに合わせる意味は無いみたいだ。
だからホイール単体でバランスを取っておけば、何も気にせずタイヤを組んでもバランスに狂いは出ないらしい。
と言う事は、ちゃんと作られた現在のタイヤは、ほぼアンバランスが無いのだ。
軽点そのものが存在しない。
ちゃんと作られていれば、ね。

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えーいきなり、タイヤは組み込んである。
だって在り来たりに組んだだけだから。
それよりベンチレーテッドディスクの復旧に神経を使った。珍しくデジタルトルクレンチなんか使ったりして。

サービスマニュアルの1.95kg・mと自分の【手】感覚のズレを、たまには再確認してみたかったのも有るけれど、何より気分が一番大事なのだ(笑)
古いねじロック剤をホジホジして除去したり、楽しい時間であるのは間違いない。

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なかなか気付かなかったけど、リアブレーキパッドがそろそろ限界だね。
速攻でオーダーしておいた。

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やっぱり新品は良いな、ワンサイズ太くなったのも有り。
軽く試乗に出かけたが、コーナーで穏やかに寝る感じになった。

一番の目的は漏れの解消だけど、これで安心できるな。
ただバランスは全くとっていないから、そのうち高速でじっくりと試してみたい。
シンコーはどんな感じか興味津々だし。

えっ?前がピレリで何故後ろがって?
だって面白いから、なのだ。

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籠(県)の中の鳥 [FZX750(3XF)]

今日の陽気、バイク乗りには自粛が骨身にこたえるなぁ。

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緊急事態宣言が解除されていない埼玉県民としては、接触を出来るだけ避ける様にすれば、走っても良いかなと。だって朝からピーカンだもの。
FZX750を軽く磨きつつそう企み始め、再びPCの前に戻り地図でルートを練り始める。

直ぐに上(高速)に乗ってしまおう、そして下には降りないで戻って来る。
そうするとこれかな~一応県内で完結するし。
ハハハ^^; 圏央道はもしかして初めてだ。
なんて一応苦肉のルートを決めたのだった。だけど半日もかからない感じだけど・・・

外環・川口西IC→関越→圏央道→東北道・浦和IC

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桶川北本IC - 白岡菖蒲IC間が開通したのは、確かまだ5年ほど前だったと思う。
これでやっと新湘南バイパスから東名高速道路、中央自動車道、関越自動車道、東北自動車道までが繋がったのだけど、最後まで残った曰く付きの区間だ。
地主がごねにごねて、その理由が「栗の木を守る」じゃなかったかな・・・最後は行政代執行で切られたとか。

それはともかく、トイレが我慢できなくなり、ピカピカの菖蒲PAに立ち寄った。
内外回りを集約し広々とした開放的な造りだ。
だけど、同じ県内に居ながら知らなかったな~圏央道って既存の主要道路等を、上がったり下がったりで避けながらが多い、珍しく控えめな高速道路なんだね。
こんな時でなければ、使う機会が無かった。

のんびり走って約2時間の行程を終了し、自宅でトリップメーターを確認してみる。
へー、それでも110kmあるんだね。
鳥の様にやや狭い中を、くるっと回ってきた初夏の日であった。

あっ、大泉JCTで練馬をちょこっとだけ

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グラブバー製作 [FZX750(3XF)]

毎年恒例とはいかないまでも、大体GW明けにタンデムで走りに行っていた。
バイクもその都度変えていたけど、今年はちょっと不評なFZX750の番になりそう。
こういったご時世だから今年はどうなるか分からないが。

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何故不評かと言うと、パッセンジャーが身体を支えるために持つところがほぼ無いから。
もちろんシートバンドは付いているが、ほとんど実用にならないくせに、シートを外す際はまずそのバントを外さなければならない。
コイツが実に面倒で、バンドはフレームに半固定してあるし、とっても外しにくいときた。
なので車検の時以外は外しっぱなしだ。

上の画像はEU仕様のFZXなのだけど、立派なグラブバーが最初からついている。
アルミのごっついのが。
一時期このグラブバーがヤフオクで大量に取引されていて、当然ピクッとしたのだが・・・
どうも形が好きになれないし、あまりにも立派過ぎると言うか大げさと言うか、で見送っていたが。

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バイクを支えつつバックさせる時も有った方が良いし、自分がリアシートに座る事を思えばグラブバーは間違いなく便利だ。
それで前々から付けたいと思っていたし、かと言って輸出仕様のは前述の通りなのだ。
そうなるとやっぱり自分で作るしかない。幸い出かけ難いから時間は有るし。

だいたいグラブバーは、丸パイプを曲げ加工してあるのが殆どだ。
FZXのEU向けみたいなアルミ製の過ぎるほど立派なのは、やっぱりあちらの人の使い勝手に合わせてあるんだね。
だからパイプから作るのだけど、曲げ加工が問題だ。道具が無いから出来ないし。

じゃあ、最初から曲がっている90度エルボを使って、溶接で繋ぎながら形にしていこう。

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パイプなら何故か転がっている。1/2B(15A)SGP-W、ガス管ってヤツが。
それと新たに溶接式管継手(黒)90°ロングエルボ 15Aを2個と、テキトーなバーエンドを用意した。

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FZXのシート下にはあらかじめ、EU仕様グラブバーを付ける為のM10ボルトが有る。
だからもちろん、これで固定しよう。

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まず最初に、エルボを適当な長さに切ったパイプに溶接しておく。
そして車体には、何時もの余り物で作ったフラットバーをボルト止めし、それに両側同じものをバイスプライヤーでクランプする。
この状態でバランスや握り具合を確かめて、一番後ろのパイプ長さを決めるのだ。

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本当は定盤が欲しいのだけど、そんなのは無い。
代わりにフラットな御影石の平板を使うのだ。ね、これも捨てないで良かったでしょ。

針金ハンガーで角度治具を作り、曲げ具合を調整しながら、開き気味のコの字型グラブバーにした。
エンド部は多少角度を付けたかったけれど、まっ、これくらいで仕方ないかな。

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そして出来たグラブバーを、車体に付いているフラットバーに仮付けだ。
スパッターが飛び散るので、車体を濡らしたGパンなどで入念に養生してから。

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一旦全体を車体から外してバリッと本付け、これで形としてはグラブバーが出来た。

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塗装をして完成!      ではないんだよね。
無かったものが、シートの合わせ目から出現したのだから・・・
当たり前じゃん!

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このままではシートが閉まらない、この事は以前知っていたがやっと思い出した。
それでシートの表皮をめくると、ちゃんとEU向けグラブバー用の切り欠きが有った。
と言うか、日本仕様のために、切り欠き部をリベット止めで塞いであるんだね。

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リベットを外して塞ぎ板を取り去ると、自分で作ったグラブバー以上に逃げの凹みが出てくるので、ここはサンダーで干渉部を削り取る事にした。

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今度は大丈夫だぞー ちゃんとシートが閉まるぞー

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そして再度仕上げ塗装をしたのだが、やっぱり素人最強!耐熱塗料の焼き付けだ。
今回はデカいので、何時もの燻製器には入らない。

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だから電熱器に乗せ、更に段ボール箱をすっぽりと被せるのだ。
もちろん燻製器用の温度計で監視しながら。

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こんなテキトー燻製器?でも、一応庫内温度は燻製器以上に確保できる。
【180℃程度の熱が20~30分以上かからないと完全硬化しません】と耐熱スプレーの能書きにあるからね。

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他の作業をしながら時々庫内?の状況を確認するのだけれど、あの独特な耐熱塗料の焼ける匂いが充満している。
マフラーが焼ける、あの匂いが。

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今度こそ本当に完成だ。
仕上げにブルーアルマイトのバーエンドキャップなんか付けてみた。

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今回は当初の予定よりめちゃくちゃ時間がかかったのだけど、出来てしまえば素人感が漂う単なるコの字パイプ、かな。
でもね、使い勝手はとっても良い感じだよ。
パイプは厚肉のガス管だし、フラットバーも6mm厚を使ったし、強度的にもガッチリだ。

しかし思いもよらない騒動で、せっかく作ったグラブバーの出番は何時になるのやら。
と言うか、絶対に使う機会が戻って来る筈と、作ったのだ。

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純正部品でイメチェン [FZX750(3XF)]

バイク弄りが好きな自分としても、だんだん暖かくなるとソワソワしてくる。
桜が咲き終わった頃から梅雨入り直前までが、バイクにとって最高の季節だから。
その前にやっておきたい事が有るのだ。

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FZX750は乗れば乗る程気に入ってしまい、何かと弄り回してきたが、ただ、出来るだけノーマルのスタイルは崩したくなかった。
しかしRフェンダーくらいは良いだろう、マフラーの集合化も良いだろう、と徐々に手を入れてしまう。FZXらしさが薄らいできたが・・・
じゃあついでにこの際、ではないけど、特徴的な角型ヘッドライトを、前々からやりたかったメジャーな丸形にしてみようかな。

ちょっとイメチェン。

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ヘッドライトを変更するのに手っ取り早いのは、市販のこんなライトステーを用いるのが普通だけど、どうも後付け感満載が好きになれない。
フォークのインナーチューブから、安易にステーを出すとね。
どうせやるなら出来るだけ純正ぽくしたいよな~

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それで同じヤマハならどうにかなるんじゃないかな、で、XJR1200のヘッドライトとそのステーを買ってみた。
このステーの固定箇所は、上部はトップブリッジ、下部はアンダーブラケット。
大体市販のバイクはこんな感じだと思う。
ライトハウジングはそれから左右を固定、上下首振り固定はアンダーブラケットにブレーキライン分岐ジョイントやステーと共締めだ。

同じヤマハのバイクとは言え、角目と丸目なんだから、最初から簡単に合うとは思っていない。
でも何処か一か所だけでも合わないかな、どこもかしこも違っていたら大変だよね。

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ヤマハはパーツリストがネットで公開されているから、XJRのをよく見てオークションの画像と比較。
合うんじゃないか・たぶん、、、だったけれど。

ピッタリ!!良かったな~

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ライトハウジングだけを仮付けし、丸目の感じを確かめてみた。
うん、良いんじゃない。

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気を良くしてヘッドライトステーを合わせてみるけど、FZXのウインカーステーが干渉して、XJRのランプ&ウインカーステーが収まらない。

FZXのアルミのウインカーステーは、タコとスピードメーターの固定にも使われているので、単純にこれを取り去ると後が大変そうだ。
またこれが無いと、ライトハウジングとメーター類の間が、ポッカリと開いてしまうし。

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ウインカー固定部は今度のXJR用にも付いているから、FZXのウインカー固定部を切ってしまえば良いが・・・戻したくなったら困るな。
で、こんな時はやっぱりヤフオクだよね。
FZXは不人気車種だけど、幸い教習車として結構出回っていたから、パーツが入手し易くって助かる。不人気だけにお安く。

もう迷わずカットだ。

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どうせカットするのだから程度は構わない、を落札したけど、そこそこ腐食が目立つ。
だから一応バフ仕上げしておこう。

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邪魔が無くなったので、トップブリッジにスタッドボルトを埋め込み、加工したヘッドライトステーを固定した。

「固定した」で簡単に終わっているけど、本当は一番時間がかかったのだが。

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研磨や配線類は後回しにして、とりあえず全てを取り付けてみた。
純正部品が収まれば、自然な感じだと・・・思う。他車種の流用は大変だけど。

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丸目も似合うじゃん、しばし自己満足ワールドに浸る。
でもより一層、車種が分からなくなってきた。

FZX750愛は、変わらないよ~

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グリップヒーター [FZX750(3XF)]

そろそろ防寒を意識し始める季節になって来たが、何だか毎年の様にグッズを変えている。

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去年付けたナックルガードも悪くはないが、いかんせん余りにも素敵すぎる。
野暮ったい、邪魔過ぎる、兎に角カッコ悪い、と言いたい事を一通り、、、

それらも有るけど飽きたのだ^^;

で、今シーズンはこんなのを付けてみよう。
勿論何時も楽しい中華だ。だって、まともな国産を付けても面白くないから。

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まずは疑ってみる事から始まる楽しさだけど、発熱効率25Wなんてのはどうよ?を測ってみた。
Hi Loが選択出来るのでまずはLoポジションから、13.7(V)x1.84(A)=25.2(W) 既に滅茶苦茶熱いぞ。
次にHi、13.7(V)x2.29(A)=31.4(W) あまり放っておくとゴム臭く、発火するんじゃない?ってほど。

まずは実消費電力を測ったのだが、約30Wと言えばLEDヘッドライト位の消費電力だ。
それを踏まえて
もし謳い文句の発熱効率が25Wだとしたら25/31≒0.8だから、単純に考えると変換効率8割は凄いじゃないか。
まあ、何を指しているか良く分からないが、とにかく燃えなければOKとしよう。

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コイツの良い所:1

まず左側グリップ、発熱体一式でハンドルにクランプ止めになっている。

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コイツの良い(凄い!)所:2

右側スロットル、なんと給電がスリップリング式だ。
普通は柔らかい配線で給電するが、とかく断線しがちな部分だよね。
もし、もしも、これで耐久性が有れば、コストパフォーマンス的には素晴らしいけど。

取付に際しスロットルの可動部に、ちょっとした手直しは有ったけど、何の問題もない。
それよりなんか頼りなく、やや機械的な不安が早くも有るが、、、

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電源はメイン(イグニッション)スイッチの、コネクター電極をバラしてはんだ付けで分岐した。

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これは良いと思う、操作時にウインカーSWと被らなくて。
グリップから手を放さずに出来る位置として、ここはほぼベストかも知れない。
またクランプ止め一体式の発熱部も、かっちりとしてズレが出ない無い感じだ。

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クライマックスはこの右側、スリップリング式給電だ。
給電部の固定にやや戸惑うが、それさえ解決できたらスムーズに作動する。
ただ本当にスリップリング式なのか何度も外から確かめてみたが、面倒そうで分解までは止めた。
しかしコンパクトなスペースで給電を実現しているから、スリップリング式で妥当だと思う。
いや、そこは中華だ、あっと驚く斬新な方式なのかも知れないが。

いずれにしても今の所変な発熱や異音・異臭も無く、いたって普通に作動している。
先日東北道で1時間ほど試したけれど、まだLoで十分暖かかった。
本格的なシーズンに防寒グローブ越しでも、Hiで過ぎる位両手をぬくぬくさせてくれそうだ。

飽きるのが早いか、壊れるのが早いか、まあ暫くは楽しめそうだね。

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