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無性に溶接 [CD50改原二(CD50S)]

最近2か月ほぼレストアにどっぷり、レストアって聞こえは良いけれど8割清掃なんだよね・・・
いや、別にキライどころか好きなのだけど、もっと好きな作業を無性にしたくなってきた。

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ベンリィ号は50→80→125と同じマフラーを使いまわしているが、125は流石の熱量かあっという間に耐熱ブラックが剥がれてきた。
電線管のノーマルベンドを加工して作ったから、そのメッキが手強いのも有るけれど。
やっと錆が出てきたので再塗装の合図と思う、しかしそれだけの為に分解するのも面倒だな。

そうだ、ステー部に開いたままの穴を何とかしたかったのも有るし、この際一緒に作業だ。

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125cc化してシリンダーが長くなったのに伴い、エキパイに溶接したステーの穴を新たに増やしたが、とりあえず旧いのはそのままで放っておいた。
見るたびに気になっていたヶ所だし、もう以前に戻す気は無いから旧い穴を無くしてしまおう。

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具体的には赤斜線部を旧い穴ごと切り飛ばしたいのだ。
しかし強度的に不安になってくるから、三角状の補強材を溶接しておいた方が良いね。

どちらかと言うと溶接がやりたくて、の一連作業なんだけれど(笑)

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補強材は20mm角の正方形を半分にしたから、とってもチッコクて仮付けするにも位置が定まり難い。
なのでこんな感じにクランプし、まず半自動で仮付けしておこう。

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毎度の事、溶接の下準備にかかった時間を思うと、本付けはあっという間の出来事に近い。
今回も本付けは表裏で5分もかからなかった。
でもシアワセなのだ(笑)

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表側は溶接ビードを完全に削り取りフラットに、裏側はもちろん強度を考えてビードはそのままだ。

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上記の赤斜線部カットを・・・画像を撮り忘れたけど、チャチャッと終えたら耐熱塗装だ。

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相変らず下地処理がいい加減だな(笑)でも余計な穴が無くなりスッキリしたのだ。
それは良いとして、生乾きに近かったが、慎重にベンリィ号へとエキパイを戻した。
そうなのだ、耐熱塗装の焼き焼きを早くやっておきたいから。
エンジンをかけての作業はこれもまた楽しい、耐熱塗料が焼ける独特の匂いはとっても好きだし。

アクセルを煽っていると濛々と煙が立ち上り、その香りが身体に染み付く。
やがて煙は収まり一連の作業は終了、だが、アークの残り香もまだ漂っていた。

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キャッツアイ [CD50改原二(CD50S)]

なぜこんなに錆びる。
半年程度で、しかも半屋外ガレージとは言え、しっかりとカバーを掛けていたのに。

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中華は安い割にそこそこの体裁を作れるし、何より驚きと面白さに溢れていて自分は大ファンである。
だからクオリティには目を瞑る場合が多い、創意工夫で凌げる事も楽しみにしているから。

だが、根本的な材質や素材・仕上げの問題で、早々に諦めてしまう事も、これもまた多い。
今回はこれ、直接濡らしたことは一度も無いのに、梅雨の湿気でこの体たらくだ。
でも半年ほど楽しく遊ばせてもらったので、良しと・・・

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同じ失敗は二度としない・・・コホん、いや、たまに有るかな。

しかし今度は猫のマークで有名な、フランスのマーシャルを奢ってやることにした。
マーシャルは経営が傾き現在はシビエに吸収された様だが、そのブランドイメージはいささかも衰えていない。ノスタルジックを演出するには欠かせないアイテムだ。
懐かしさいっぱい、イエローレンズのキャッツアイをベンリィ号に付けてやろう。

それともう一つ、分かっていた失敗と言うか、125ccにして許容できなくなったと言うか。
スピードメーターの誤差が激しすぎ、それも速度が上がると二乗カーブ的にいい加減なのだ。
60km/h程度であれば大体+15して凌げるのだが・・・いくらなんでも140km/hを指してはね。
なので表示は指針式のアナログだけど、内部でマグネットとピックアップ後デジタル処理し、ステッピングモーターを駆動させるタイプに交換だ。使うのはこれ

ベンリィ号125cc化&ブラッシュアップの最終仕上げだ。

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今回は配線の引き直しが作業の殆どになる。
ノーマルヘッドライトをケースごと換えて、タコ・スピードの2連メーターにした際、まだ半年前に配線を自ら改造したのだが、ケースを開いて出現した配線のゴチャ感にゲッソリだ。
あっ、しかも2週間前にもセル関係で弄ったのに・・・
覚えていないもんだね、自己嫌悪に苛まれながらも、タグを付けつつまずバラした。

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ライトケースをマーシャルに換えて、配線を引き直していたら早くも黄昏だ。
例によって、ギボシ端子の圧着後にハンダ処理をしているから、倍以上の手間がかかっているのも有るけれど。
それにしても寒い・・・今日は終了だ。

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翌日は全ての配線を繋ぎ終え、しかしこれだけの量を仕舞い込めるか不安になってくる。
次の為にタグは残しておきたいし。

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毎度何とかなるもんだ、しっかりとライトレンズも装着できた。
いやー、イイね。やっぱりバイクに付くと猫もサマになってくる。
ベンリィ号も一人前だ、奥の1000Fに一歩も引けを取らない凛々しい面構え。

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新しいスピードメーターも無事に全機能を確認できた。
キーonで針が振り切る、オープニングセレモニーも楽しい。

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スピードメーターの誤差を確かめるため、スマホのGSPを作動させ確認に出かけた。
流石、基本はデジタル処理だから、誤差は常に+4km/h程で安定している。
これで安心・・・普通になっただけなのだが。

高架橋下でバイクを停め、アイドリングを刻むその姿を見る。
ライトの中心で猫の目が冷たく光っていた。
光源は無味なLEDでも、イエローレンズ全体を通る光は温かみを纏う。
見る角度で変る様、猫ゆえ気まぐれに

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やっぱセルでしょ【完成】 [CD50改原二(CD50S)]

エンジンは載ったしドライブトレイン関係も終了、後は仕上げを少しだけと思っていたが。

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無事に原付二種登録も済んだので、もう早く走らせたい。
アクセルワイヤーはノーマルのアウター短縮で問題ないし、クラッチワイヤーはカブで使っていたのが何とか間に合った。
80cc→125cc化と言ってもエンジンの載せ替えだけなので、特に苦も無く終わる予定だったが。

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アンダーチェーンケースを付け、とりあえずスプロケットカバーを宛がってみたら・・・
えっ、付かないじゃないか! カブ改では付いていたのに!!
何で??

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冷静になって良く考える。
って事は、カブとCD50では、ドライブスプロケットとスイングアームピポットの距離が違うのかな~
うんな事あるかい!って有るんだね。
それでドライブスプロケットの中心と、カバーの端までを測ってみたが10mm強ほど違っている。

これじゃあ入らないか。

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だったら入る様に斜線部をカットだ!
でもいくらアルミとは言え、綺麗にスパッとは簡単じゃないぞ。

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なのでとりあえずスイングアームピポット部の、アール逃げをエアリューターで追い込むことにした。
こっちの方が比較的簡単だから。

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あらま、見た目は自然に収まってしまった。
スプロケットカバーのスカート部が長いので、チェーンケースは少し深く刺し込まれるが、体重をかけてスイングアームを動かしてみても特に問題ない感じだ。

ちなみに、エンジン本体とスプロケットカバーの隙間は、中華とホンダ純正の組み合わせだからか、カブの時から微妙な違いを感じていた。
どっちが正しいかは言うまでもないが。

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さあセル付きベンリィ号の完成だ。
このロンシンエンジンはカブで1000km程慣らしたから、全開にしても大丈夫でしょ。
とばかりにセル一発、近くのR122に駆り出してみた。
当たり前だけど全域トルクフル。

元々ブン回しタイプのエンジンじゃないけど、このトルク感は最近では珍しい荒々しさを伴う。
パワーフィルターからグオーーッと、小さいながら豪快な吸気音を轟かせ、グイグイ加速するのだ。
やっぱりキャブは良いな。

所詮125だから絶対的には大したことないのだけど、このサイズと自分で弄った自己満足が共鳴し、何時の間にか気分は遠い昔。
やっぱり、小さいのも止められないなぁ

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やっぱセルでしょ(2) [CD50改原二(CD50S)]

後はスターターリレーを付けて、配線するだけだ。
しかし、その「だけ」が手間なんだな。

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とりあえずリレーを付ける場所はすぐに決まった。
ベンリィは大きなサイドカバーが付くので非常にやり易い、IGコイルを止めてるナットと共締めして解決だ。

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次はリレーの制御配線が必要だけど、出来るだけ目立たなく配線するためシートとタンクを外した。
既にタコメーター用の配線を引いてあるので、それの単線を並行2線にして引き直そう。

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さあこれから格闘するぞ!ヘッドライトケース内は殆どの配線が集中しているから。
私のベンリィはライトを変更して、タコとスピードの2連メーターにしてあるし、ヘッドライト球をLEDにした際の整流回路もぶち込んであるから、ライトケース内は既にゴチャ満腹状態だ。
今回は更に、リレーの制御配線も割り込ませなければならない。

しかし毎度思うのは、配線作業って説明画像にし難い。
同じ様な画ばかりで何が何だか、自分でも画像を見ただけでは分からなくなる事いつもだ。

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なので途中はすっ飛ばす。
ちなみに接続はギボシ端子が殆どになるけど、配線を圧着するだけで終了はまず無い。
すっぽ抜けし易いから、必ずハンダ付け処理するのだ。

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右より左サイドカバー内は更に楽々だ。
ぽっかり空いたフレーム内に、簡単に処理して収められる。
今回エレクトロタップを1ヶ所だけ使ったのは、タコメーター用の制御配線分岐だ。
スペース的に仕方なくだけど、タコの作動が止まっても走行に何ら影響なし、としよう。

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前回、暗くなって諦めた、スロットルワイヤーの微調整もしておこう。
アウターがまだちょっと長いので、もう少し詰めるのだ。
サンダーでこの様に削り込んだら、ラジペンでぽきんと折れば簡単。
くれぐれもインナーワイヤーを傷つけないよう慎重に。

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やっぱり暗くなってしまった・・・しかも今日は1月並みの気温らしくとっても寒い。
さあ、もう少しだ。

セルでロンシンを始動できるようになったから、残っていたチェーン関係も片付けよう。
ドライブスプロケットはギリの17T、ドリブンもカブで使っていた36Tの組み合わせ。
ロンシンはトルクでこのドライブトレインを楽々回しきり、タコが8000rpm以上に飛び込むと三桁へ・・・カブではやや怖かったが、ベンリィはどうだろう。

そうそう、黄色ナンバーをピンクに変えなくては。
しかしセルは楽々だね ^^v

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やっぱセルでしょ(1) [CD50改原二(CD50S)]

ベンリーは本当に便利クン、休日の小さな買い物は雨さえ降らなけらば全てコイツだ。

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更にボアアップして80ccだから、原付のヘンな縛りも無く気軽に乗り出せる。
しかしそれが逆に災いし・・・圧縮がかなり高くなり、キックがより辛くなった。
近所にチョコチョコ出かけると言う事は、頻繁に再始動が必要でキックの度に痛いのだ。

例の病後の後遺症は誠に厄介で、感覚神経が痛覚の回路に繋がってしまい、それは右半身、特に下半身でも下に行くほど顕著だ。
普通は足を地面に下ろしたら、足が着地したよ・ってフィードバックがくるのだけど、私の場合は痛みと感じてしまう。

普通痛みと言うのは、肉体に問題が生じる恐れがある場合の危険信号だけど、肉体的に危険がなくても神経が痛みとして伝えてしまう、実に困った脳内修復ネットワークが構築されてしまった。
薬を処方してもらい、だいぶ紛れてはいるのだが・・・
特に神経が集中している足裏は一番敏感で、キックで使う土踏まずはガマンポイントだ(^^ゞ

なのでストックしてある、セル付きロンシンに載せ替えよう。
W3もセルさえ付いていれば・・・

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って事で30分も有れば、ホンダ純正エンジンは車体とサヨナラ。

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お次はカブで使っていた、ロンシン125の登場だ。コイツもあっさり載せた。
ただ、カブで使っていたマニホールドは再使用不可。

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そして補器類、まずマフラーだけど、シリンダーが長くなった分そのままズレる。
ホンダエンジンのストロークは41.4mm、ロンシンが57mm、よって57-41.4=15.6mm。
見事に実測同様、≒16mmなのだ。

まっ、これは穴を開け直せばOK

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ステップは予想通りゴッチンコ、ロンシンは2次クラッチだからカバーも大きいしね。
ただほんの少しだぞ、これは・・・

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迷わず力業、写っていないが助手に手伝ってもらい、足場単管を突っ込んでグイッと一発!

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楽勝だね、元々やや上を向いていたステップが、ほぼ水平になったし^^

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セル付きになるけれど、非常用としてキックペダルは必要だ。
これもグイッとね。

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125エンジンにしてはやや小ぶりのキャブだけど、相性なのか普通に回るし燃費がとっても良かった。
燃料コック付きのカブ用だけど、手持ちのマニホールドで付いたからとりあえず。

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今回はセルボタン付きのスロットルを用意しておいた。
AF70 ジョルノ純正だけど、同じホンダだから付くでしょ、と落札したのだ。

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もうこうなると早くエンジンをかけてみたい、しかしやっぱりスロットルワイヤーが合わないよね。
ハイ、何時もの様にアウターを短くしよう。

あー、早くも暗くなってきた。
ガレージに一応照明は有るのだが、細かな作業はやり難くなってくる。

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イグニッション及び電装類は、何度もやっているからチョチョイで終了。
しかし晩秋の黄昏は早い、やや焦ってきた。
火・混・圧は良好、まだセルモーターの配線は済んでないが、はやる気持ちでキック。

エンジンが目覚めた。
これさえ確認できれば良しとしよう、久しぶりに聞くロンシンのエキゾーストノートも嬉しい。
後は本命のセル関係や細かな配線と調整だ。

星も出てきたので、今回を(1)とした。


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完全オリジナル [CD50改原二(CD50S)]

80ccにボアアップしても吸排気系は全くノーマルだから、やはりどこか苦しい感じがする。
この排気量に合わせたチューニングをする気は無いけれど、いずれは125ccまで上げる予定なので、C50のを流用したエキパイを何とかしたい。刷新するのだ。

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ヒートガイド用のボスが残るカブのエキパイは、Φ60スリップオンサイレンサーを付けるため、カブ50cc→125cc→CD50に合わせて、何度も切られ溶接されて十分働いてくれた。
ただノーマルは2重構造になっているため、実際の内径は非常に狭い。

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カブを流用した部分はこの際諦めて、以前作ったΦ38mm→Φ60mmまでの部分を生かそう。

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エンジンの排気ポートに接する部分は、外径Φ32mm・内径26mmとなっているが、2段階に絞られて最終的に内径は13mm程度になる。

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なので目一杯太くすれば外径Φ25.4mm(内径Φ23mm)の、いわゆるインチパイプが使えるから、先端のΦ32mmのカラーを使えばピッタリだ。しかし外すのが大変そう。
それで何かないかなと探したら、またまた有った、セローのアクスルカラーが。
20数年ぶりにこんな形で日の目を見るとは、自分でもビックリ!
やはり捨てるものは何もない、が、怖い目が付き纏うのは致し方なし、、、

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材料が揃えばもう迷い無しだ、悪いけれど切らせてもらうよ。
ノーマルはこの様に耐久性などを重視して、コストのかかる2重構造となっている。

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今回使うカラーの外径は2mm小さくなるから、やや遊びが出るが大丈夫だろう。
肝心の内径は15mmで排気ポート径とほぼ同じ、一応面取りして18mm程度にしておいた。

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まずベンドとパイプを繋げてエンジンに付けてみた。
やりたくなるよね、お約束だけどこの状態でエンジンをかけるの。

正に旧車會御用達 ”吸い込み”とか言うヤツ?バブー!ンゴー!!
直ぐに止めたけど、どうしてこんな音が良いのだろう・・・

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またΦ38からΦ25に絞った。一応2段拡張室のつもり。

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そして各部を本溶接し、ステーも決めてみた。
スイングアームもキックアームも干渉無しだ。

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ブレーキアーム、ステップもOK

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純正の2段曲げエキパイの様には出来ないので、R(アール)の大きなノーマルベンドだけを使ったから、やや強引さが見られるが、一応スリップオンサイレンサーまで繋がった。

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仕上げに耐熱塗装をして完成。
遠目で見れば自然に・・・それをひいき目と言う(笑)

肝心の排気は改善され、かなり気持ち良く回るようになった。「空ぶかし」のみだけど・・・
まだギブスが取れないから仕方ないよね。
音の方は低く太くなり、トルクが出たなーって感じ。

とにかくカブのノーマルとは決別し、完全オリジナルのエキパイになったのだ。
えっ?先端のフランジは?      あー見えない

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反則金を払うなら [CD50改原二(CD50S)]

かなり久しぶりの純原付なのだが、50ccと言う公道を走れるミニマムさが逆に新鮮になっていた。
当初の予定では、直ぐにでも二種化の予定だったけれど・・・

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軽々と回るエンジンを10,000rpmまで引っ張って、パワーを絞り出すように車速を伸ばすのが面白い。
せいぜい4ps弱程度なのに、頑張っているな~と。
また郊外をトコトコと、のんびり走るのも実に楽しい。

しかし今更、
最高速度30km/hや二段階右折は身の危険を感じる場合が多々あり、迷惑をかけない様にと走れば、今度は取締に怯えながらになってしまう。
幾らビジネス原付でも、流れに任せて走っていれば、20km/hオーバーなんて普通だ。
いけないんだけど。

でもさー、20km以上の速度超過だと、反則金は10,000円なんだよね。
そん時ぼーっと密林を見ていたら、こんなボアアップキットが7,000円弱で買えちゃうんだ。
身の危険と神経のすり減りから解放されよう、背に腹は代えられない。
なにより、反則金を払う位だったら、よほど良いもんね。

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台湾製のキットなのだが、値段の割にクオリティはかなり良いと思う。
ピストンに少々バリがある程度で、それらを除去できれば問題なく使えそうだ。

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付属していたサークリップは、珍しい形状だけどとっても使い易い。
これが一般的になって欲しいな。

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ついこの前オーバーホールしたのはヘッドまで、シリンダーを外すのは初めてのCD50だ。
なのでこの状態までサクサク進んだのだが、ヘッドとシリンダー間のノックピンがどうしても外れない。

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もう意地である。ほっといてピンだけ別に用意すれば良いのだが。
何時かはまたこのシリンダーも使うかもと、とにかく最終的には力業なのだ。
何とか外れるには外れたのだけれど、御覧の通り多角形ピンになってしまった。

それはともかく、新しいシリンダーにも必要なノックピンだから、ライコランドまでカブ改でひとっ走りだ。
一個売りが有って助かるけど、多分ガソリン代の方が高くついている。

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よくもまあこんなに小さなピストンで、人を乗せたバイクを走らせるものだ。
今までご苦労様と言いたくなる。

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ノーマルのピストンはΦ39mmで、今度の80cc用はΦ50mmだ。比べれば大きいな~
シリンダースタッドボルトの間から落ちないし。

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このエンジンの分解・組み立て情報は、嫌と言うほど有るのであっさりと終わりに。

既にもう組み上がっているけど、換えたのはシリンダーだけ、もちろんキャブもそのまま。
でもアルミのシリンダーが新鮮だ。

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一発始動とは言わないが、かなり足応えが出たキック5回であっさり始動した。
ただ、今まで気にならなかったケッチンが、結構な反発を感じる様になったから、そのうちCDIを換えようと思う。

そして扇風機で風を送りながら、暫し初期ならし。

黄色ナンバーも付けたし、早速走らせてみよう
おっ、なかなかのトルクじゃないか。しかし、無理して引っ張っても惰性で回っているだけ。
そうだよね、キャブはノーマルだもの。
でもね、反則金を払う位なら、で、ボアアップしただけだから、これで良いのだ。
晴れてCD50改原二になったのだし。

と言いつつ密林で、キャブやスプロケットを・・・


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スタンドを使い易く [CD50改原二(CD50S)]

サイドスタンドを払い出そうとする足が空を切る、センタースタンドをかける時グリップが無い。
ちょっとした不便を解消しておこう。

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リサイクルと言うか、「何時までそんなモン残しておくの!」、叱咤に応えてと言うか、とにかく当てもないまま長期保存してある、普通だったら所謂廃材の有効活用だ。

無理やり感が無いでも無いが・・・

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まずサイドスタンドには、ミラーステーのミラーが付く頭の部分、玉状の箇所を利用だ。

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切断したらこんな感じに溶接する。

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乗車した体勢でも確認し易いし、かかとで払い出す時も非常に引っ掛けやすくなった。

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CD50のノーマルシートは、ベースが鋼板製でしっかりしているから、センタースタンドを踏み出す際に車体を持ち上げ易かった。
また荷台も有ったからこっちも同様だった。
が、現在は両方とも出来ない。
荷台を取り払いヘナヘナの中華シートを付けたから、ようやく体重を支えているだけで車体を持ち上げるなんてもってのほかだ。

なのでアシストグリップを付けよう。

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いや便利だ。この位置がベストかなと。

どうだ!けっこう片付いただろう!
「・・・・・・」冷ややかな視線のみ

やぶ蛇だった様だ。

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中華CDIとLED [CD50改原二(CD50S)]

CD50のCDIはカブのよりも筐体が大きいので、てっきり可変進角回路が入っていると思っていた。
しかし7,000rpmを超えると回転上昇が鈍くなり、9,000でほぼ頭打ち、後は惰性で9,500くらい。
リミッターがどうなのかは分からないが。

だけど、せっかくエンジンがまだ回りそうなのに、なんか勿体ないなーと。
ウチの6Vモンキーなんか、あっさりと10,000rpmを超えるからね。
CDIを変えてみようかな。

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カブのノーマルCDIと比べれば、明らかに一回り大きなCD50のそれは、サイドスタンド回路やコネクターの関係で大きくなったのかも。
CDIの筐体サイズで内部回路を語るのは適切でないけれど、実際、可変(自動)進角するCD90の筐体はかなり大きい。
定評のある、CD90のCDIを入手すれば簡単・確実・無難なのだ、けど・・・
しかし面白さは全く無い。
天邪鬼で中華大好き変人としては、やっぱり中華の宝庫アマゾンを徘徊するのであった。

商品画像と能書きを頼りに選ぶポイントは以下

1.コネクターを基準にして、大きいのにする
2.進角云々の説明は、とりあえず気にしない
3.出来るだけ100cc以上に対応を謳っている
4.安い

1.はそのままで、大きければ内部回路もそれなりだろうと。
3.について。
50ccだと分かり難いが、単気筒の125や150ccだと固定進角は危険ですらある。
早期着火のキックバック、いわゆるケッチンが。
足が痛いのはもちろんだし、中華エンジンだとヘタをすると壊れるからだ。
それで中華エンジンではキックの注意点として、「中途半端に止めないで、強く踏み抜くように」って書いてある。
だから、幾ら中華CDIとは言え、150cc対応って書くからには、進角が付いているよね。
くらいの感じだけど。
4.は、ダメモトで遊ぶのだから、失敗しても笑顔で諦めるため。

ロンシン125で実験したのだが、カブのノーマル固定進角CDIはマジ危険だった。
キックは失敗するとケッチンが凄まじいし、セルはワンウエイローラー辺りで壊れそうな金属音がする。
所が、オマケで付いてた怪しいCDIだと、呆気なく始動するし、スムーズに回転上昇するのだ。
そんなのが有って、これでイケるんじゃないかな、でこんなのを買ってみた。
ただ中華の価格変動って激しいね、自分の場合は¥699だったけど。

ピンアサインに関してはやっぱり全く同じ、サイドスタンド回路は入ってなかった。

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ただ、コネクターが違っていた。
ノーマルは昔ながらの110型だけど、中華は生意気にも防水の HM090タイプなんか使ってる。
車体のノーマルコネクターだと、直に接続できないのだ。
なのでこんなのとかをぶった切るか、このコネクターだったらそのまま使えそう。
しかしこれもまた面白くない、実験の自由度も無いし。

で、やっぱり作ったのだ、オスメスの端子を使って。この先も色々と使えそうなので。
中華CDIにはサイドスタンド回路が入っていないから、6本作る必要は無いのだけれど、ついでだから作っておこう。

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これさえ作っておけば後は簡単、同じ並び通りに接続すればOK牧場だ。
ただ配線は適当な線材で作ったから、実際の配線色とは違うけどね。

肝心のCDIは・・・大当たりだ。
始動は楽になったかな?程度だが、回転の伸びが別物になった。
楽々で10,000rpmを超える。タコメーターより耳タコに注意だね。
排気量がノーマルの50ccなので、実走では助走にそれなりが必要だけど。

ちなみに、もう200km程走ったけれど、今の所全く問題なしだ。
これで本決まりだと思ったら、前述のコネクターで専用の変換を作ろう。

結論:比較的大きなCDIは、まずCD90のコピーだから、結果としてほぼ可変進角タイプ。
流石の中華だって、何でも固定進角は使わない。危ないから。

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次にヘッドライトも解決したい、付属していたのは怪しい35/35W電球だから。
案の定情けない程に暗いが、買う前からの予想通りだ。
即H4のLEDに換える予定だったから、別に構わないけど。

このLEDはFZX750に付けてみてビックリ!今までの中華とは大違いで、カットラインがくっきりと出ていた。
しかも交流OKだからコイツを使ってみよう。

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ヘッドライトの商品説明通りH4が素直に付いたし、LEDもCD50のヘッドライト用交流で一応大丈夫だった。
しかしアイドリングでチラチラするのは仕方ないが、ある程度の回転から再びチラチラと安定しない。
うーん、何故だろう、原因はLED?それともCD50の交流レギュレート?。

えーい、整流してしまえ。適当なブリッジとコンデンサーが見つかったし。
使ったのは具体的に 1000V10Aのブリッジダイオードと、35V2200μFの電解コンデンサ、共に秋月電子通商で100円強程度だったと思う。
買ったのは確か4・5年前だから、今は分からないけど。

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今回はヘッドライトだけ全波整流するので、整流した後の直流については、マイナスを車体アースとは無関係にして、直接H4カプラーに繋いだ。
文章にすると伝えにくいけど、実際はこんな感じになる。
ブリッジには+と-を記入して、配線色も実車に合わせてみたけれど、分かるかな・・・
後はハーネステープ(別名:梨地テープ)でぐるぐる巻きして、ライトハウジングに押し込んだ。

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やっぱり全波整流して正解だ。
アイドリングでは電圧が安定しないからチラつくけど、2000rpm以上になればピタッと収まる。

それよりなにより、カットラインがクッキリと出るのが嬉しい。
上の画像で、弱々しいポジションランプでも、ちゃんと写っているのがその証だ。
光が乱雑に出ているとこんな感じに写らない。
更に
この位置(カットライン)よりカメラを下げれば、もうポジションランプがどうのこうのではない。
LEDの光で真っ白だから。ちゃんと集中しているね。

今回は成功の連打でやや説明が長く・・・えっ?そもそも外したら書かないだろうって?
そりゃそうかも、だけどさ

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白ボケしたサイドカバー [CD50改原二(CD50S)]

樹脂製のパーツは錆びないから良いけど、無塗装の部分は段々白ボケしてくるよね。

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オークションなんかで使われる姑息な手段は、エンジンオイルを塗りたくって出品写真を撮ったりするらしいけど、それは例外として、シリコンスプレーを吹き付けると一時的に艶が復活する。
あくまでも一時的であって、せいぜい持って一月かな。
他には、バーナーで表面を焼く(薄く熔かす)のも有るが、スクーターのステップボードみたいな艶消しだったらまだしも、今回の様な最初は艶々の樹脂を、まだらにせず仕上げるのはなかなか難しい。
後は薬品を使ったり・・・要するに、紫外線等で荒れた表面をとりあえず何とかしようとする方法だ。

根本的に解決するには、荒れた表面を削り取れば良いのだが、均一に仕上げるのが大変だ。
しかも相手は熱に弱い樹脂だから、ちょっとでもやり過ぎると悲惨なことになる。
ステンレスにバフ掛けみたいに電動工具を使うと、摩擦熱で簡単に溶けるからね。

でも折角綺麗にしてきたのだから、この白ボケしたサイドカバーも何とかしたい。

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目立たない箇所で色々と実験してみたが、この組み合わせが一番無難だった。
時間はかかるけど、大きな失敗は無さそうだし。

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まず邪魔になるエンブレムを外してしまおう。
スキャナーに乗る大きさなので、現在の位置をカラーコピーしておいた。

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サイドカバーからエンブレムを剥がし取るには、隙間に釣り糸を入れて鋸刃を引く様にすると簡単だ。

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ポリッシャーで磨いたのを未施工と比べて見るが、比べると確かに悪くない。
悪くは無いけど・・・中々均一に仕上がらなくて、どうしてもまだらに・・・
いい加減疲れてきた、まだもう一つあるのに。

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フェンダーやタンクと同様に今回も使ったワックスは、元々鏡面光沢仕上げを目的としているから、コンパウンドと言うより入っているのはセラミックの超微粒子だ。
今回のように樹脂を一皮むく目的には、ポリッシャーを使っても非常にまどろっこい。
その分失敗し難いのだけど、もうこの辺で勘弁してねって感じ。

後は何時もの艶消しクリアで誤魔化そう。
最終手段は純正色塗装なのだけど。

1P1140236.JPG


最初の画像と比べたら、見違えるようになった、と思う、思いたい。
まだらはクリアで目立たなくなったし。

でも、ポリッシャーが入り難かった箇所は、残った白ボケが浮いて・・・
あー見えない、気にしない

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