悩ましいバランス [AX-1(MD21)]
オフ車は低圧(1.5kg/㎠)タイヤ特有のヘンな減り方をする。
トレールタイヤの交換は嫌なトラウマがあるけれど・・・
ちょっとオーバー?赤線でなぞってみた。
「山」と言うか「凸」と言うかお約束の形、こうなるとハンドリングが著しく重くぎこちなくなる。
まあ、溝も残り少ないしひび割れしてるし、交換だね。
AX-1の場合ほぼ一択しかないダンロップのK460になるのだが、MADE IN JAPANが嬉しい。
新品は、当たり前だけど丸いな~。
何時ものリフトバーで持ち上げてチョチョイっと。
このビードブレイカーはとっても強力、お陰で軽トラもバイクも全て楽勝だ。
そうだ、コイツはオフ車でもチューブレスなのだ。しかもフロント。
以前XLR250Rの旧いリアタイヤで、とっても苦労した思い出がある。
もちろんチューブ入り・しかもビードストッパー付き、オフ車はその用途上ビードが非常に硬いのに。
更にアルミリムと硬化したタイヤ、2度とやるもんか!だった。
それに比べたら雲泥の差である。後は普通に交換した。
それよりなにより、今回のお楽しみは激安ホイールバランサーだ。
メンテナンススタンド用にアタッチメントを自作しようと思ったが、部品代や何やら、特にホイールの固定コーンを考えると、買った方が断然安上がりだから。
しかし思ったよりなかなか良い出来だし、結構シビアに反応してくれる。
*******************************************************************************************************************
ここで先に結果と言うかやっぱりと言うか。
最近のタイヤには軽点のイエローペイントマークが、廃止されている場合が特に海外ブランドで多い。
何故か、アンバランス箇所がほぼ無い自信の表れらしい。
ミシュランやピレリなんかじゃ見かけなくなったが、国産は今回のも含め未だ残っている。
まさか MADE IN JAPAN のバランスが出ていない、性能的に負けているとは思えないが。
なので回転輪ブレの原因の殆どは、ホイールのアンバランスに有るらしい。
今回も以前貼ってあったウエイトを、ほぼ同じ位置に置くとバランスが取れた。
*******************************************************************************************************************
バランサ―作業の画像はたった2枚だけれど、時間的にはタイヤ交換の数倍かかっている。
画像を撮ってもほぼ似たようなのばかりになるし、画的にもつまらない・地味過ぎ。
まずはウエイトを付けずにカラ回しして、一番重い箇所の反対に20gのウエイトをテープで貼ってみる。重すぎたらその中間の10gにして、更に5g単位で±してまた具合を確かめ・・・
文章で書くとこんな感じだが、段々詰めるにつれ、回転が落ち着くまでただじっくりと待つ。
止まるかなと思うとまだ回る、そして揺り篭を眺めるが如く。
ヘタに感度が良いので、何度も何度も・・・悩ましいのだ。
何時の間にかどっぷり黄昏
トレールタイヤの交換は嫌なトラウマがあるけれど・・・
ちょっとオーバー?赤線でなぞってみた。
「山」と言うか「凸」と言うかお約束の形、こうなるとハンドリングが著しく重くぎこちなくなる。
まあ、溝も残り少ないしひび割れしてるし、交換だね。
AX-1の場合ほぼ一択しかないダンロップのK460になるのだが、MADE IN JAPANが嬉しい。
新品は、当たり前だけど丸いな~。
何時ものリフトバーで持ち上げてチョチョイっと。
このビードブレイカーはとっても強力、お陰で軽トラもバイクも全て楽勝だ。
そうだ、コイツはオフ車でもチューブレスなのだ。しかもフロント。
以前XLR250Rの旧いリアタイヤで、とっても苦労した思い出がある。
もちろんチューブ入り・しかもビードストッパー付き、オフ車はその用途上ビードが非常に硬いのに。
更にアルミリムと硬化したタイヤ、2度とやるもんか!だった。
それに比べたら雲泥の差である。後は普通に交換した。
それよりなにより、今回のお楽しみは激安ホイールバランサーだ。
メンテナンススタンド用にアタッチメントを自作しようと思ったが、部品代や何やら、特にホイールの固定コーンを考えると、買った方が断然安上がりだから。
しかし思ったよりなかなか良い出来だし、結構シビアに反応してくれる。
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ここで先に結果と言うかやっぱりと言うか。
最近のタイヤには軽点のイエローペイントマークが、廃止されている場合が特に海外ブランドで多い。
何故か、アンバランス箇所がほぼ無い自信の表れらしい。
ミシュランやピレリなんかじゃ見かけなくなったが、国産は今回のも含め未だ残っている。
まさか MADE IN JAPAN のバランスが出ていない、性能的に負けているとは思えないが。
なので回転輪ブレの原因の殆どは、ホイールのアンバランスに有るらしい。
今回も以前貼ってあったウエイトを、ほぼ同じ位置に置くとバランスが取れた。
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バランサ―作業の画像はたった2枚だけれど、時間的にはタイヤ交換の数倍かかっている。
画像を撮ってもほぼ似たようなのばかりになるし、画的にもつまらない・地味過ぎ。
まずはウエイトを付けずにカラ回しして、一番重い箇所の反対に20gのウエイトをテープで貼ってみる。重すぎたらその中間の10gにして、更に5g単位で±してまた具合を確かめ・・・
文章で書くとこんな感じだが、段々詰めるにつれ、回転が落ち着くまでただじっくりと待つ。
止まるかなと思うとまだ回る、そして揺り篭を眺めるが如く。
ヘタに感度が良いので、何度も何度も・・・悩ましいのだ。
何時の間にかどっぷり黄昏
ヘルメットホルダー [AX-1(MD21)]
何を改めてみたいなタイトルだけど、現状、とっても不便なのだ。
旧いとは言え国産車だからもちろん付いてはいる。EUあたり産は省いたのも結構あるみたいだが。
しかしヘルメットを吊るす場合は、シートを外さなければならない。
そしてこんな短い両輪ワイヤーをDリングに通し、それをフックに掛けてシートで押さえると言う、面倒この上ない類の一例だ。
CBRのカウル補修中だから、たっぷりある待ち時間で普通のヘルメットホルダーを付けよう。
用意したヘルメットホルダーはホンダが長年使い続けるスタンダードタイプ、そのパクリ。
中華か台湾か分からないが、純正っぽいし普通に使い易い、しかも安い。
ウーン、何処に付けようかな・・・この辺にしよう。
在庫を物色したらこんなのが、フラットバーFB22x3で良さそうだ。
錆錆なのでチョット綺麗にして、たまには使わなきゃのボール盤で穴開けしたら・・・
ブラケットが出来てしまった。
あとは車体に合わせて少しだけ曲げておき、何時ものミッチャクロン+シャーシブラック仕上げ。
ブラケットは3mm厚なので、キャリアと車体間に挟むだけで終了。
ヘルメットをミラーに被せハンドル部でロッキングって方法も有るが、今回は車体から吊るすノーマル風にしてみた。
たったこれだけだが使い勝手は抜群に良くなった。キーは2種類になるけれど。
手離れが良いこんな作業も気晴らしになるなー
CBRのカウル補修がエンドレスになって来たし
旧いとは言え国産車だからもちろん付いてはいる。EUあたり産は省いたのも結構あるみたいだが。
しかしヘルメットを吊るす場合は、シートを外さなければならない。
そしてこんな短い両輪ワイヤーをDリングに通し、それをフックに掛けてシートで押さえると言う、面倒この上ない類の一例だ。
CBRのカウル補修中だから、たっぷりある待ち時間で普通のヘルメットホルダーを付けよう。
用意したヘルメットホルダーはホンダが長年使い続けるスタンダードタイプ、そのパクリ。
中華か台湾か分からないが、純正っぽいし普通に使い易い、しかも安い。
ウーン、何処に付けようかな・・・この辺にしよう。
在庫を物色したらこんなのが、フラットバーFB22x3で良さそうだ。
錆錆なのでチョット綺麗にして、たまには使わなきゃのボール盤で穴開けしたら・・・
ブラケットが出来てしまった。
あとは車体に合わせて少しだけ曲げておき、何時ものミッチャクロン+シャーシブラック仕上げ。
ブラケットは3mm厚なので、キャリアと車体間に挟むだけで終了。
ヘルメットをミラーに被せハンドル部でロッキングって方法も有るが、今回は車体から吊るすノーマル風にしてみた。
たったこれだけだが使い勝手は抜群に良くなった。キーは2種類になるけれど。
手離れが良いこんな作業も気晴らしになるなー
CBRのカウル補修がエンドレスになって来たし
高速が似合うオフ車 [AX-1(MD21)]
AX-1がウチに来てそろそろ半年、コイツも一応、自分的大丈夫バイクに出来たと思う。
仕上げ後にまず走らせるのが「道の駅あしがくぼ」までなのだが、コイツの場合取り付けたETCのテストも兼ねて東北道を走らせた。
それも有るけど今日はとっても良い天気、と言うか関東地方(群馬県)が今年初めての真夏日だったので、とりあえず渋滞はカンベン!だったのもある。
結果、とにかくオフ車とは思えない、しかも33年前の250ccバイクだよ?と、各ギアの伸びに驚いた次第だ。
DOHC・4バルブ・水冷単気筒・そしてキャブレター、このMD21Eエンジンを何故XLディグリーも含めた、オフ車にしか搭載しなかったのだろう。
2・3速での回転が上がる程増す力強さと、途方もなく伸び呆気なく貼り付くタコの針、エンジン屋ホンダのプライドみたいなものを感じた。
以前弄ったCBX125のエンジンもそうだけれど、まさにバブルが生んだ傑作ではないだろうか。
そう、コストがかかり過ぎて短命絶版の良い例かも知れない。
見た目バブリーな激安中華?ゴールドチェーン、何の問題も無く普通に使えている。
ノンシール故シャラシャラと軽快、伸びに関しては仕方ないだろうけど。
賛否両論の4輪用バイク転用だけど・・・全てのゲートを問題なく通過で来た。
予定としてはETCゲートの通過テストだけだったが、陽気に誘われ、伸びやかなエンジンに感嘆しつつ、何時の間にか荒川を越えてしまう。
じゃあ、佐野まで行ってラーメンでも食うかなと、しかし建て替え中のプレハブ状態だった。
出てきたのは何時も通りの佐野ラーメンだったけど。
GW後最初の週末で日曜の午後、しかも下り線は拍子抜けするガラガラ状態だった。
だからやりたい放題のリッターバイクが、とんでもない速度でカッ飛んでいるのか。
一瞬、自分もCBRで来ていたら・・・いや、体全体で五月風を受け止めるに限るのだ。
こんな日はオフ車で高速道路、しかし反則だな、このエンジンは。
仕上げ後にまず走らせるのが「道の駅あしがくぼ」までなのだが、コイツの場合取り付けたETCのテストも兼ねて東北道を走らせた。
それも有るけど今日はとっても良い天気、と言うか関東地方(群馬県)が今年初めての真夏日だったので、とりあえず渋滞はカンベン!だったのもある。
結果、とにかくオフ車とは思えない、しかも33年前の250ccバイクだよ?と、各ギアの伸びに驚いた次第だ。
DOHC・4バルブ・水冷単気筒・そしてキャブレター、このMD21Eエンジンを何故XLディグリーも含めた、オフ車にしか搭載しなかったのだろう。
2・3速での回転が上がる程増す力強さと、途方もなく伸び呆気なく貼り付くタコの針、エンジン屋ホンダのプライドみたいなものを感じた。
以前弄ったCBX125のエンジンもそうだけれど、まさにバブルが生んだ傑作ではないだろうか。
そう、コストがかかり過ぎて短命絶版の良い例かも知れない。
見た目バブリーな激安中華?ゴールドチェーン、何の問題も無く普通に使えている。
ノンシール故シャラシャラと軽快、伸びに関しては仕方ないだろうけど。
賛否両論の4輪用バイク転用だけど・・・全てのゲートを問題なく通過で来た。
予定としてはETCゲートの通過テストだけだったが、陽気に誘われ、伸びやかなエンジンに感嘆しつつ、何時の間にか荒川を越えてしまう。
じゃあ、佐野まで行ってラーメンでも食うかなと、しかし建て替え中のプレハブ状態だった。
出てきたのは何時も通りの佐野ラーメンだったけど。
GW後最初の週末で日曜の午後、しかも下り線は拍子抜けするガラガラ状態だった。
だからやりたい放題のリッターバイクが、とんでもない速度でカッ飛んでいるのか。
一瞬、自分もCBRで来ていたら・・・いや、体全体で五月風を受け止めるに限るのだ。
こんな日はオフ車で高速道路、しかし反則だな、このエンジンは。
チェーンも交換だ [AX-1(MD21)]
先日チェーンスライダーを付けたし、リアブレーキパッドも交換したし、これでやっと自分なりにOKになったAX-1。
税金の為にも待った4月になったから、晴れてナンバーを取得して公道を走ってみた。
ダメだ、チェーンも。
バタつくは五月蠅いはフィーリング最悪!怪しんでいたけどやっぱり交換しよう。
今付いている純正はカシメ止めだけど、クリップ式で十分だと思う、250だし。
大体からしてクリップが外れた事なんかないもんね。
それで何にしようかネットを彷徨っていたら、見た目ゴージャスな(笑)コイツを見つけた。
しかしこんな値段で良いの?
でも評価はそこそこだし、シャレも兼ねて面白いから付けてみよう。
ノンシールだけど一応新品になるから、今よりはマシでしょ。
まず片方のカシメをサンダーで飛ばして記念撮影。
シーリングはヘタリまくりだから、グリスもぐちゃぐちゃに黒いのが出てくる
もうブッシュが自然に抜けてくるし、寿命も良いところだな~チト危ないかもね。
後はただ普通に交換したので、それよりやってみたかった事が有る。
人が乗ったらどれくらい遊びが変化するかだ。
まず、空車状態で遊び幅を上下35mmをセットして、スイングアームからどれくらい垂れさがるかを測っておく。
左手でゲージを持って測りつつ、右手でカメラのシャッターを切るがなかなか上手くいかない。
一応スイングアームから垂れ下がり45mmだった。
次に助手に跨ってもらい測る(助手の靴が見える)。
垂れ下がりマイナス10mmだから、上下の遊び幅は35マイナス20(10×2)なので15mmとなった。
横から見ると、前スプロケット・スイングアームピポット・後スプロケットがほぼ一直線。
要するに一番チェーンが張った状態で、遊び幅15mmになると言う事なのだ。
空車で35mmにセットしても、走行時は最短15mmになると覚えておこう。
一般的なチェーンの遊び幅、オンロード車で2~30mm・オフで3-40mmは、やはり無難な所だね。
そうそう、肝心な走行フィーリングだけど、もちろん劇的に良くなった。
税金の為にも待った4月になったから、晴れてナンバーを取得して公道を走ってみた。
ダメだ、チェーンも。
バタつくは五月蠅いはフィーリング最悪!怪しんでいたけどやっぱり交換しよう。
今付いている純正はカシメ止めだけど、クリップ式で十分だと思う、250だし。
大体からしてクリップが外れた事なんかないもんね。
それで何にしようかネットを彷徨っていたら、見た目ゴージャスな(笑)コイツを見つけた。
しかしこんな値段で良いの?
でも評価はそこそこだし、シャレも兼ねて面白いから付けてみよう。
ノンシールだけど一応新品になるから、今よりはマシでしょ。
まず片方のカシメをサンダーで飛ばして記念撮影。
シーリングはヘタリまくりだから、グリスもぐちゃぐちゃに黒いのが出てくる
もうブッシュが自然に抜けてくるし、寿命も良いところだな~チト危ないかもね。
後はただ普通に交換したので、それよりやってみたかった事が有る。
人が乗ったらどれくらい遊びが変化するかだ。
まず、空車状態で遊び幅を上下35mmをセットして、スイングアームからどれくらい垂れさがるかを測っておく。
左手でゲージを持って測りつつ、右手でカメラのシャッターを切るがなかなか上手くいかない。
一応スイングアームから垂れ下がり45mmだった。
次に助手に跨ってもらい測る(助手の靴が見える)。
垂れ下がりマイナス10mmだから、上下の遊び幅は35マイナス20(10×2)なので15mmとなった。
横から見ると、前スプロケット・スイングアームピポット・後スプロケットがほぼ一直線。
要するに一番チェーンが張った状態で、遊び幅15mmになると言う事なのだ。
空車で35mmにセットしても、走行時は最短15mmになると覚えておこう。
一般的なチェーンの遊び幅、オンロード車で2~30mm・オフで3-40mmは、やはり無難な所だね。
そうそう、肝心な走行フィーリングだけど、もちろん劇的に良くなった。
リアブレーキパッド交換 [AX-1(MD21)]
もう4月じゃないか、税金の都合で登録を待っていたAX-1を公道デビューさせなきゃ。
あっ、でもまだやるべき事を、見つけてしまっていたのだ。
リアブレーキパッドがかなり減っているなー、これは放っておけない。
しかも動きが渋いのでパッドの交換と、ピストンのいわゆる揉み出しをしておこう。
暫くキャリパー周りを見渡し悩んでしまう。
シンプルな作りは良いのだけれど、キャリパーだけ外すにはどうしたら良いのだろうと。
メンテには気遣い溢れるホンダだよ、まさかリアホイールを外さなきゃ!は無いよね?
そのまさかであった。
オフ車とは言えキャストホイールはチョット重いけど、ごくスタンダードな構成だから良いかな。
もちろんパッド交換だけだったら、ピンを1本抜くだけで十分なのだが。
いやー、良く使ったねペラペラだ(笑)
しかしよく観察すると、パッドの裏にNISSINの文字が薄っすらと見える。
新車から1度も交換していなかったのか、リアとは言えズイブン長持ちしたもんだ。
今回使うのはコストパフォーマンスで評判のNTB、十分でしょ。
そしてピストンの揉み出しを始めて驚いた、なんと樹脂製なんだね~マジ?
しかもネットで確認すると、中には木材が詰め込んであるのだ。
ブレーキ鳴き対策なのかな、いずれにしてもAX-1はホンダの意欲作で有るのは間違いない。
シリコンスプレーを少々かけて、ピストンを何度も出し入れする。
やはり金属ピストンとは違った手応えだけど、動きがスムーズになれば普通にスムーズだ。
後は車体に取付動作を確認するが、特に変わった感じはない。ごく普通。
何故樹脂製ピストンを採用したのだろうか、腐食対策?まっ良いや。
これで自分なりにOKバイクになった、有休とって登録しに行くぞ
あっ、でもまだやるべき事を、見つけてしまっていたのだ。
リアブレーキパッドがかなり減っているなー、これは放っておけない。
しかも動きが渋いのでパッドの交換と、ピストンのいわゆる揉み出しをしておこう。
暫くキャリパー周りを見渡し悩んでしまう。
シンプルな作りは良いのだけれど、キャリパーだけ外すにはどうしたら良いのだろうと。
メンテには気遣い溢れるホンダだよ、まさかリアホイールを外さなきゃ!は無いよね?
そのまさかであった。
オフ車とは言えキャストホイールはチョット重いけど、ごくスタンダードな構成だから良いかな。
もちろんパッド交換だけだったら、ピンを1本抜くだけで十分なのだが。
いやー、良く使ったねペラペラだ(笑)
しかしよく観察すると、パッドの裏にNISSINの文字が薄っすらと見える。
新車から1度も交換していなかったのか、リアとは言えズイブン長持ちしたもんだ。
今回使うのはコストパフォーマンスで評判のNTB、十分でしょ。
そしてピストンの揉み出しを始めて驚いた、なんと樹脂製なんだね~マジ?
しかもネットで確認すると、中には木材が詰め込んであるのだ。
ブレーキ鳴き対策なのかな、いずれにしてもAX-1はホンダの意欲作で有るのは間違いない。
シリコンスプレーを少々かけて、ピストンを何度も出し入れする。
やはり金属ピストンとは違った手応えだけど、動きがスムーズになれば普通にスムーズだ。
後は車体に取付動作を確認するが、特に変わった感じはない。ごく普通。
何故樹脂製ピストンを採用したのだろうか、腐食対策?まっ良いや。
これで自分なりにOKバイクになった、有休とって登録しに行くぞ
チェーンスライダー取付 [AX-1(MD21)]
2か月ぶりにAX-1をジャッキアップさせているのは、チェーンスライダーを付けるため、なのだが・・・
残骸のみ留まるこの状態でパーツを待ち続けたのは、既に無い純正品の代わりに、有難くも社外品が沢山出回っていて、それを今回はヤフオクで落札したから。
社外品とは言え新品は出来るだけオクで買いたくなかったが、ネットショップの半額に近いプライスにフラフラと落札してしまった。
しかし・・・落札後2通目のメールで「大変申し訳ございませんが」なんてのが来て、なんと2か月程度待ってくれときたもんだ。
ショップだから支払いは済んだし参ったな、じゃあキャンセルだ!で改めて出品本文をよく読んだら「在庫切れの場合は取り寄せますが、時間がかかる事を理由にキャンセルは出来ません。」これが落札条件に書いてあった。
小さくこまごまと書いてある、その他もろもろ・長々とした文の中にチョロッと、ね。
あー久しぶりにやってしまった、仕方がない、春まで時間が有るし待つかな、で待った。
だが、
2か月待っても何の音沙汰なし、いい加減にしろよ!とこちらから連絡したら、また「大変申し訳ございません」なのだ。
今度は「製造の都合でまだ暫くかかりそうなので、キャンセルに応じます」だって。
紆余曲折、結局ネットショップで買ったのだ。トホホ
スイングアームはあっという間に外れた。
チェーンスライダー無しで走ると、アルミのスイングアームはこうなるよ、の見本。
残骸のみ留まるこの状態でパーツを待ち続けたのは、既に無い純正品の代わりに、有難くも社外品が沢山出回っていて、それを今回はヤフオクで落札したから。
社外品とは言え新品は出来るだけオクで買いたくなかったが、ネットショップの半額に近いプライスにフラフラと落札してしまった。
しかし・・・落札後2通目のメールで「大変申し訳ございませんが」なんてのが来て、なんと2か月程度待ってくれときたもんだ。
ショップだから支払いは済んだし参ったな、じゃあキャンセルだ!で改めて出品本文をよく読んだら「在庫切れの場合は取り寄せますが、時間がかかる事を理由にキャンセルは出来ません。」これが落札条件に書いてあった。
小さくこまごまと書いてある、その他もろもろ・長々とした文の中にチョロッと、ね。
あー久しぶりにやってしまった、仕方がない、春まで時間が有るし待つかな、で待った。
だが、
2か月待っても何の音沙汰なし、いい加減にしろよ!とこちらから連絡したら、また「大変申し訳ございません」なのだ。
今度は「製造の都合でまだ暫くかかりそうなので、キャンセルに応じます」だって。
紆余曲折、結局ネットショップで買ったのだ。トホホ
スイングアームはあっという間に外れた。
チェーンスライダー無しで走ると、アルミのスイングアームはこうなるよ、の見本。
小技も楽しい [AX-1(MD21)]
眺めているだけで色々と手直ししたくなる箇所があり、ここに書かない細かいのも弄ってきた。
そんな小技の中でも目立つ個所について。
そんな小技の中でも目立つ個所について。
サイドスタンドの接地面が錆びて変形し、割れも認められる。
このままではやがて千切れるだろうし、オフ車なので接地面を広く取りたい。
3mm厚程度の何か適当な鉄板は無いかと探したら、かつての失敗作が出てきた。
面積的にはちょうど良いし、穴あきも滑り止めに好都合だ。
コイツを切り取って溶接しよう。
元が錆びて薄くなっていたから、だましだましこんな感じに溶接した。
裏面はこんな風だけど、しっかりとバイクを支えてくれそうだ。
シートの施錠キーシリンダー横はヒューズが入って居るのだけど、そのカバーが経年変化している。
なんだかマーブル模様になっているが、プラ部品はどうしてもこんな感じになるよね。
対策法は幾つかある。
まず簡単なのは艶出しケミカルだけど、だいたい一月も経てば元に戻ってしまう。
次は表面を軽く熔かす。
ヒートガンやバーナーで炙り、劣化した層を滑らかにするのだが、これがなかなか難しい。
加熱は素早くしないとあっという間に溶ける、溶けすぎて悲惨な事になるのだ。
何と言っても樹脂だからね。
最後は地道に研磨して、荒れた表面を削り取って滑らかに仕上げる。
今回は軽く炙って、研磨で調整することにしよう。
まずはバーナーで軽く、本当にやり過ぎ注意だ。戻れなくなるから。
最後は何時ものピカールで仕上げた。
良いんじゃない、最初と比べればかなり違うと思う。
マーブル模様の深い部分は消えていないが、それに拘り過ぎるとたぶん後悔が待っている。
過去に幾つもの悲しい思いを・・・(笑)
写真を撮らない細かい手直しは沢山有るけれど、小技もなかなか楽しいのだ。
なんかおかしいぞ [AX-1(MD21)]
メンテナンススタンドにAX-1を乗せたまま暫くすると、何だか違和感を覚える様になってきた。
リアから眺めるとどうも歪んでいる、全体的には問題ない感じだが、シートから後ろのテールランプユニットやキャリアが曲がっている。フェンダーも含めて右に傾いているよな~
リアから眺めるとどうも歪んでいる、全体的には問題ない感じだが、シートから後ろのテールランプユニットやキャリアが曲がっている。フェンダーも含めて右に傾いているよな~
フレームの各部やスイングアーム等に水準器を宛がい、各々で水平が出ていることを確認した上で、テールランプがこの有様だ。
なので何処から曲がっているかを探すため、リア周りを分解しフレーム後端に水準器を置いた。
うーん、フレームの後方で曲がった様だ。
派手な転倒とかの形跡は無いので、重い荷物をアンバランス状態で積載したのかな、キャリアには3kg以下となっているから直ぐにオーバーしそうだ。
フレームの中央部等を再度確認してみたけど、後方以外は問題が無くて安心した。
さあ直そう!ってもちろん力業だけど<img src="https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif" width="15" height="15" alt="[あせあせ(飛び散る汗)]" border="0" class="sonet-icon" />
足場単管を突っ込んでグイっと・・・当たり前だけどこれ位で治っちゃダメだよね。
バイクを助手に支えてもらい、テコの原理で曲げてみた。
これで何とか修正できるようだけど、やり過ぎはマズイ・程々に。
曲げては確認しを繰り返す、こんな感じで良いのではないかな。
テールランプユニットを復旧させて水平状態を確認だ。
全てを戻し、おー!直ったぞ~
厳しく見ればどことなく多少の歪みは残るが、オフ車だしこんなモンで良いでしょ^^
今回の作業は走行性にさしたる影響など無いが、やっぱりある程度シャキッとさせたいのだ。
専用車体リフトバー [AX-1(MD21)]
現在、軽くレストア中のAX-1は、メンテナンススタンドに乗ったまま。
スイングアームに角度が有るためどうしてもズレてくるし、それに結構な場所(幅)を占めている。
何より問題なのはスイングアーム自体を弄り難い、外すなんて不可能だし。
スイングアームに角度が有るためどうしてもズレてくるし、それに結構な場所(幅)を占めている。
何より問題なのはスイングアーム自体を弄り難い、外すなんて不可能だし。
このAX-1はチェーンスライダーが千切れていて、部品はオーダーしてあるのだが納期がかかりそう。
チェーンスライダーを交換する際はスイングアームを分解する必要があるので、その準備としてもバイクのセンター部で車体をリフト出来る様にしておきたい。
前後のタイヤが浮いて欲しいのだ。
この様な目的の際、一般的にはオフ車用のバイクリフトなんかを使うのだが、道・工具とか、ましてや新たにリフトなんかを増やしたくない。使用頻度が限られる割に場所を食うし。
なにより買って済ますのはマイポリシーに反する、ぶっちゃけ面白くないのだ。
じゃあ作ろうっと、シンプルで邪魔にならないのを。
それでバイクのセンター部、エンジンの裏側を覗いてみた。
エンジン自体は避けたいな・・・おっ!ステップの固定ボルトがフレームにガッチリ止まっているぞ。
ここを利用しましょ。
アングル材から作る事に決定。
ただ、在庫している鋼材の内、アングル材はL30x30、ちょっと頼りないかな。
それで何時ものカインズホームに行き、L40x40-3を買ってきた。1.8mで¥880也
ハハハ^^; あっという間に出来てしまった。
だって、アングル材を400mmにカットし、Φ11mmの穴を2か所開けただけだから。
大層なタイトルを付けたが、実際のリフトバーはこれだけだ(笑)
さて、その大層なバーの運用だけど、まずステップ固定ボルトでフレームに共締めする。
そしてガレージジャッキで中央部を程々にジャッキアップ。
最後にリジットラックでアングル材の両端を支えて終了だ。
もちろんメンテナンススタンドは引き抜いてお役御免。
フレームにボルト止めしたアングル材は幅を400mmと広めにとったので、リジットラック上の車体は非常に安定している。
またバランス的にもほぼ中心だから、後端のキャリアを片手で押し下げればフロントも楽に上がるのだ。
じゃあ、ついでにフロントも上げてみよう。ほんのちょっと支えるだけで十分だし。
と言う事で、何時も使っている鋼製束をエキパイに宛がい、手でクルクル回せばフロントもフリー!
これは多分、フロントホイールを外したら、勝手にリアが着地だな。
せっかくフロントもフリーになったのだし、オーダーしておいたフォークブーツも届いたし、フォークを外しましょ、ついでにオイルも換えましょ。
ちなみに、案の定フロントホイールを外すと鋼製束が必要無くなった。
排出したフォークオイルは結構な劣化で、例の香しい悪臭が出始めている。
しかしその量は思いのほか減っていなかった。マイナス40cc程度かな。
初期型AX-1のデータ
フォークオイル量:406cc
油面(フォーク上端より):112mm
珍しく油面なんか測ってみた。
規定量を入れれば規定数値に、ああ、有難きネット時代よ。
フォークのオイル交換が終わったら、<a href="https://store.shopping.yahoo.co.jp/shuei4wd/ES1210X.html" target="_blank">社外品のフォークブーツ</a>を付けてみよう。
その前に、純正は有るのは有るがちょっとお高い、なによりカラーはブラックのみなのだ。
そこで所属しているFBのメンバーに尋ねた所、AX-1の定番を教えて頂いた。
とりあえずその社外品を片方だけ付けてみたが、イイではないか、ピッタリフィットだし!
カラーも多種有ったが、とりあえず純正色が無難かな、、、で良かったかも。
今回は色んな意味で全て上手くいった。
大げさなネーミングのリフトバーだけど、外せば単なる400mmの棒状品、しかし使ったらガッチリ。
バランスもグーでフロントも楽々UP!
フォークブーツは安価だけど、遠目に多少の荒さは分からない、装着感も・・・
でもなんか怖いぞ、こんな好調が続く筈は無いから
暫くぶりのオフ車 [AX-1(MD21)]
所属しているバイククラブのメンバーと、ひょんなことからオフロードバイクの話になった。
そう言えば暫くオフ車に乗って無いな・・・
ケッチンの鬼、DT1から始まったオフ車だけど、ハスラー・XT・XLR・セロー等、ロードとセットで何時も手元に有った。
そう言えば暫くオフ車に乗って無いな・・・
ケッチンの鬼、DT1から始まったオフ車だけど、ハスラー・XT・XLR・セロー等、ロードとセットで何時も手元に有った。
ONには無い別の楽しさがOFFには有るから、久しぶりにオフ車が猛烈に欲しくなってくる。
もうギンギンに攻める訳では無いし、セルフスターターは必須アイテムだし。
もちろんキャブ車でなければならない、とすると車種は狭まってきてシルクロードを物色していたが、そうだAX-1もアリだよね~なんてネットを彷徨っていたら・・・ポチ・・・
欲しくなったら後の事は考えない質なのだ。
またまたサンバー君の活躍で、小一時間ほど先からコイツをお持ち帰り。
地上に下ろして恒例の各部確認だけど、出品画像を繕う手段があまりにも乱暴で暫し呆れた。
他にも似たような手法を散見、あーこれで、入札者をかなり呼び寄せたなと
落胆?後悔? いやまさか、かえって嬉しいくらいだ(笑)
タンデムステップがビクともしない、降りないのだ。
マイナスドライバーを突っ込み力業でやっとこれ位、地道に錆と格闘しかないな。
CRCを吹いて後回し。
これは幾らなんでも不味いでしょ、チェーンスライダーが千切れている。
このまま乗ったらアルミのスイングアームを削ってしまう、部品オーダーリストに書き留めた。
翌日はメンテナンススタンドに乗せ、更に詳しくチェックしながら問題個所を手直ししよう。
色々と気になる個所は有るけれど、全バラまではどうにか回避出来そうだ。
樹脂製のチェーンカバーが歪んでいたので、ドライヤーで熱しながら矯正。
うん、ほぼセンターに戻ってきたぞ。
積み込み時にも気になっていたのだが、サイドスタンドが普通に下ろしても下り切らない。
スプリングプレートがボルトの頭でまずストップ、車重がかかるともう一段ガクッと曲がってから最終ストッパーで落ち着くのだけど、これで良いの?仕様なのかな・・・
いずれにしても気に入らない、やっぱりサイドスタンドはスコンと下りて欲しいのだ。
これこれ、邪魔なボルトをどうにかしようかな。
けっこうクリアランスが有るから、ボルトの頭を少し切り飛ばせばOKだろう。
スプリングプレートがストップしない様に出来そうだ。
5mm残しをケガいて、
ザックり頭を切り飛ばし、
13mmスパナが掛かるよう二面を作りつつ整えた。
思惑通りスコンとサイドスタンドが下りる様に出来たぞ。
いやとにかく楽しい、まずは小技からだけど十分堪能したのだ。
寒い中、鼻水を啜りつつ、いったい何が面白いのだろうの視線を背中に感じながら。
ほっといてくれ