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電子レンジ修理 [PC・家電]

加熱にしか使わなくなったレンジだが、どんな場合でも必要なスタートスイッチのみ調子が悪い。

DSCN1730.JPG


ややこしい機能は使わなくなったのだから、単純な「チン」レンジに買い替えようかと思った。
体裁も掃除にも都合良いフィルムタイプのスイッチだけど、結構ここが壊れやすいのはその他の家電と同様だし。
押し方を工夫したりで凌ぐが、最後はやっぱり力任せだね。

だけど、
♪光る光る東芝 である。

他は全く問題ないのだから、延命させてやることにした。

DSCN1737.JPG


マイコン等が収まった制御ユニット基盤にも、栄光のTOSHIBAが燦然とプリントされている。
まさか上場廃止で揺れ動く企業になるとは、東芝日曜劇場を観ていた頃は想像もできなかった。

DSCN1741.JPG


更に分解すると問題の部分が出てくる。「スタート」箇所に付いている小さな、タクトスイッチだけ交換すればOKだ。
予め何時もの秋月電子通商から買ってきた代替品は、たった10円なのである。
ただ調子に乗って、余計な物を買いすぎるのも何時もの悪い癖 ^^;

これだけ交換すれば普通に復活、廃棄される家電の9割方はこんな程度が原因だ。
確かに交換作業は面倒だけど・・・



デュアルコアマシンらしい使い方の模索2 [PC・家電]

引き続きデュアルコアマシンらしい使い方について。

前回の例はあまり普通の使いかたではなく、あくまでもPCの実力を探ると言う実験的なものだ。
だって普段まず階乗計算なんかしないし、ましてやCPU100%で使い続ける事もない。
マジにファンの音が五月蝿いし・・・

いや、普通に使っている分には、コンパクトな筐体の割りに静かなPCだと思う。大体スリムタイプのPCってのは、内蔵するファンの大きさも制限されるから、小さいファンを目いっぱい回してるなって感じの騒音がつき物だった。今まで使ったこの類のPCは。
ところが、このDimension 5150CはBTXプラットフォームを採用していて、従来のATX規格とはかなり違った内部レイアウトとなっている。冷却関連に限ってみても、暑苦しい?筐体内部でCPUファンが回っていたり、その解決に泥縄的なケースファンを設けていたATXとは根本的に違う。

 

ケース前面中央にある8センチ角の吸気ファンから背面の排気口まで、CPUやチップセットHDDといった熱源を直線的に配置して、ケース内部にスムーズな気流を生み出すことで、発熱量の多いパーツを効率よく冷却している。
だから普通に使っている時は、小さなファンが囁く様に回っているので快適だ。しかしいざフルパワーとなると、小さなファンを思い切り回さなくてはならないから、やっぱり五月蝿くなってしまうのはスリムタイプの宿命だろう。
それでも感心するのは排気温度があまり変わらない事。ミニマム時でもフルパワー時でもほぼ同じ温度で、従来のように大丈夫か?って感じるほどの熱い排気にはならないのだ。当然筐体自体もそれ程熱くならない。

話が少し逸れてしまったが、そろそろ本題に戻ろう。

自分がこのPCを選定する際期待した具体的な使い方、それはやはり所謂「焼き物」をしつつ他の作業もしたいって事なんだな。DVDやCDを焼いている最中は、決して他のアプリを起動させたり作動させたりしてはいけない。これは今までごく常識だったし、実際、無視したばかりにディスクを何枚もお釈迦にしてきた。
だけど「焼き物」をしている間、やっぱネットやメールもしたいじゃん。なんたってじっと待ってるなんて暇だしね。
だから今まではこんな感じの構成で、KVM切替機を使い焼き加減を時々チェックしつつ、もう一台のPCで他の作業をしていた。
しかしPenDだったら大丈夫なんじゃない?って思ったわけ。

それでは早速実際にやってみよう。

まずは先日も使った約38MBの動画ファイル(QuickTime ムービー・MOV形式)を DVDオーサリング+焼付けまで連続してやるアプリを使い時間を計測してみた。
ややCPUファンが唸りつつかかった時間は1分20秒、ちなみにCPU使用率はオーサリング作業中に平均70%程度だった。そして今度はこの作業中に、例のハードな階乗計算(単独作業時間1分30秒・CPU50%)をやらせると言う暴挙にでてしまうのだ!
はたしてDVDブランクメディアは、お釈迦と化してしまうのか~~~
って、こんな実験には勿体無いから、やっぱDVD+RWを使うんだよね・・・

準備完了・DVD作成ボタンをクリック・間髪いれず階乗ボタンもクリック・たちまちCPU使用率グラフが急上昇→100%・唸るファン・・・しばらくして何事もなかったかのように、DVDディスクが排出され「正常に終了しました」メッセージが出るし、階乗計算結果も何時も通りに出た。
す、凄い、出来ちゃうんだ。

確認のためDVDを再生してみるが、これもまたまったく問題ない。
そして、かかった時間の計測結果だが、
階乗計算     1分30秒
 +(同時進行)
MOV→DVDビデオ製作 1分20秒
ぬわんと、単独作業時と変わらんじゃあないの!

凄いぞデュアルコア!!!

ただ十回この作業をやってみたが、1回だけ焼き段階でエラーが出て止まってしまった。
しかしオーサリング自体は問題なく出来ていて、例のVIDEO_TSおよびAUDIO_TSフォルダは生成されていた。やっぱり焼き作業ってのはデリケートな作業なんだな・・・
でも、エラーが出るにしたって、焼きを始めてからのそれではないから、最悪のメディア致死には至らない。
そして繰り返し言うが、実際には階乗計算なんか滅多にしないので、これは単なる究極のPCいじめ実験であろう。

それで今度は本当に普通?に使ってみた。
要は「焼き物」をしながら、ネットやメールをするのだ。
流石に究極のPCいじめ実験をほぼ難なくこなしたつわものだけに、この程度の作業では焼き損じなんか全くでなかったし、焼き終了までの時間も単独作業時と何時も同じだった。
焼き焼きしながらメールの送受信をしようが、回線接続速度を計ろうが、GyaOのPCテレビを見ようが、Yahooの高画質動画を見ようが、兎に角、何時もクールに平然とこなしてしまうのであった。

再度賛辞を送ろう。

凄いぞデュアルコア!!!(すりすりしたいくらい)

 


デュアルコアマシンらしい使い方の模索1 [PC・家電]

昨日に続き、使い始めたばかりのデュアルコアマシンについて。

シングルな使い方をしていたのではこのPCを買った意味も半減するが、とりあえず以前から自分なりに試していた方法でPCの処理能力を測定してみた。
Winのアクセサリには必ずついている電卓の機能を使うから、どんなにOSが進化しようと何時もほぼ同条件で試せるし、計算中はCUP使用率100%となるので、単純にCPU処理能力を測るには好都合と考えている。

やり方は次のようにする。アクセサリから電卓を開き、表示→関数電卓とクリックをしたら数値入力欄に五桁の9「99999」を打ち込む。そして階乗(n!)をクリック後は間髪いれず、用意しておいたストップウオッチをすばやくスタートさせるのだ。何度か「要求した操作には~~~」とメッセージが出るが、無視していても全く構わない。
PCの能力によってかかる時間はかなり違うが(後欄参照)、やがて画像のような計算結果が出るはずだ。



ちなみに私が測定した結果を記す。


 CUP         計算時間(約)  OS  購入年
PenD 2.8G         1分30秒    XP   06年
CeleronM360(1.4G)  2分20秒    XP  06年
Celeron  1.8G      4分      2k  03年
PentiunⅢ 600M     7分30秒   2k  00年
Ceieron  500M   PenⅢの計測で疲れたからやめた


これだけ見るとかなりの差だが、以前、Pen4の2.6Gを使っている友人より1分40秒と言う結果報告を受けていたので、それほどは驚かなかった。要するにPenDはPen4のコアをデュアルで内蔵し、複数の仕事を同時に処理させるためのCPUなのだから、このような単独の仕事に対しての結果については妥当な線だ。デュアルの内のどちらか片方しか使っていないのだからね(ホンマかいな)。実際のCUPメーターは画像を見てもらえばわかるが・・・

何故2つのメーター共振れているのかは謎だよな~


まあ、使用率の数値が約50%となっているから、片方のコアを目いっぱい使っているのだろうと推測するしかないかな。上記した友人の結果からも2.6Gと2.8Gの差だと頷けるしね。(お分かりの方、教えてください)

そしてこれからが本題、このCPUをデュアルで働かせ使用率100%での能力を試みる。
用意するのは約38MBの動画ファイル(QuickTime ムービー・MOV形式)で、それをWinのストリーミングファイル(WMV形式)にエンコードさせつつ、先ほどの階乗計算作業も同時に行うと言うとってもハードな内容だ。しかしとりあえず比較させたくても、Cel1.8Gモデルにはハード過ぎたようで、両方を処理させようなんて目論見には応じてくれない(動かないかエラーが出る)。仕方なくエンコードだけを測ってみた。
Cel1.8G(CUP100%)→3分20秒  PenD(CPU50%)→45秒
PenDの方は流石にPen4コア、こういった作業にはメチャ強いな。
しかしCPUの発熱(BTXファンの唸り)が収まらないうちに連続で処理させると、エンコード終了まで1分20秒ほどかかってしまうが、実際に作業をするときはもっと大きなファイルを扱う(CUPの温度が上がりっぱなし)事が多いはずなのだから、こっちのほうが現実的な処理時間かもしれない。

そしていよいよPenDモデルで、作業の同時進行をやってみた。
要するにエンコード開始と同時に、すばやく階乗計算もスタートさせるのだ。
実際のタスクマネージャの様子は昨日画像の通りだが、ついにCPU100%を達成できた!
しかも作業終了までにかかった時間は、なんと単独作業時とほぼ同じ、
階乗計算  1分30秒
 +(同時進行)
MOV→WMV  1分20秒
だっ!

凄いぞデュアルコア!!!


新しいパソコンが来た [PC・家電]

先日、注文しておいた新しいPC、DELLのDimension 5150Cが届いた。
デュアルコアのPentiumD 820 (1MBx2 L2 キャッシュ、2.80GHz, FSB 800MHz)、
チップセット945G Express、ハイエンドまでは必要ないからこんなモンで十分なのだ。


正直言って、これまで使っていたCelの1.8Gモデルに、それほど不満があった訳ではない。
いや、普通にWEbの放浪やメール・オフィスワーク程度では、全くと言って良いほど不満がなかった。
ただ、動画ファイルのエンコードなんかをやらせると、時間のかかりすぎにいらいらさせられていたのは確かだ。
しかもCPUクン目いっぱい!って感じで唸りまくるファン、五月蝿いな~もあるけど壊れそうって感じもしていた。そんな時助け舟が思わぬところから出されるのである。

子供たちに使わせていたPenⅢ600マシン、ちなみにこいつは2000年のモデルだ。
なにやら最近ネットゲームに懲りだしたようで(光なんかにしなきゃ良かったかも)、そんなものをやれば当然何から何まで対戦相手についていけない。しかもせっかくのBフレッツを生かしきれない接続速度しか出ない(後述参照)。さらに老体にはハード過ぎるそのような仕事をやらせれば、やっぱ息も絶え絶えし動くのも嫌になり固まるわな。
そして「お父さん、何とかして」と言われ、顔で困って内心嬉しさいっぱい!

そう、子供向けのネットゲームや、最近流行っているGyaOのPCテレビ・Yahooの高画質番組なんか程度だったら、Celの1.8Gモデルでも十分なのだ。何より自分としては、話題のデュアルコアマシンを使ってみたいし・・・
で、宣言した。
「よし、だったらお父さんの使っている、このPCを子供たち用にするぞ」と。
これで喜んでいる子供たちの歓声に紛れさせるよう、ニューPC購入をカミさんに納得させたのは言うまでもない。
作戦大成功!

早速ここ何日か新しいPCにはまりまくりだが、まずは最初に試してみたネット接続について。

以前よりPCの性能やOSの違いにより、接続速度はかなり変わることに気づいていた。
ちなみに、以前試した各種条件による接続速度の違いと、ニューPCについて列挙しておこう。


  CPU     OS    接続環境   ≒速度(Mbps)
 PenⅢ600M  Win2K    ADSL     3~4
 Cel 1.8G    Win2K      ADSL      8~9
 Cel 1.8G    Win2K   Bフレッツ   10~12 (この時は「何故だ!」と思った)
 Cel 1.8G    WinXP    Bフレッツ   20~24 (すげっ、OS変えただけで)
 CelM 1.4G   WinXP    Bフレッツ   30~32 (これノートだよ)
 PenD 2.8G  WinXP    Bフレッツ   36~49 (感想は詳しく下記に)
(参考:測定サイトは「gooスピードテスト」 http://speedtest.goo.ne.jp/flash.htm )


なんともばらつきはあるが、新環境下では平均すると大体40Mbps前後は出ている。
Bフレッツも何軒かで共有しているみたいだから、やっぱり夜間帯はスピードが出にくいのは確かだ。
だから今までの最高49Mbpsは、平日の昼間に記録したもので、一度早朝なんかに試してみたいな。
もしかすると現在の構成は、この回線ぎりぎりまでの速度を引き出しているのかな、って感じがする。
それにしてもOSやPCの違いで、ここまで差がつくものなのね・・・
回線速度を計っているとき、タスクマネージャのCPU使用率を見ていると結構納得するけど。
そうそう、CUP使用率メーターなんだけど、当然デュアルコアマシンだとメーターが二つ出るのよね~
なんだかとっても嬉しいなっ!



PS
このタスクマネージャ、何故CPU使用率が二つとも100%なのかは、
次回「デュアルコアマシンらしい使い方の模索」をご期待あれ!


兵糧攻め [PC・家電]

秋葉原に通い始めてもう何年経つだろうか。



確か小学生高学年頃、ラジオの部品を買いに行ったのが最初だと思う。
当時、街に溢れていたアナログな電気街的匂いは影をひそめ、デジタルチックなショップ色に染まりきっている。
しかしこの雑然とした雰囲気は相変わらずで、何時ここに訪れても何だかワクワク・ウキウキとしてくるのは、本当に嬉しい限りだ。
ラジオや無線マニアの御用達の店であった九十九電気やトヨムラは、今やTUKUMOやT・ZONEと名を変え、扱う商品も完全にデジタル化されている。
ただ流石なのは、未だに裏通り一等地?での構えを他に許していない点で、長年アキバで商戦を展開してきたツワモノであるが故だと感じさせる。
彼らに励まされるよう私もまたしぶとくこの地に来るのだが、お目当ての品がデジタル化してしまったのも同じである。

今回はデジカメのフラッシュメモリーとそのリーダーを買いに来た。

デジカメ歴もそろそろ二桁になろうかと言う最近だが、昨年末、昔の画像を眺めていたら懐かしさが込み上げて来た。
いや、ただ懐かしいだけでなく、最近の機種には無い絵造りに惹かれてしまい、何だか新鮮味すら覚えてしまう。
こうなると居ても立っても居られずオーションサイトを開き、私が最初に手にしたデジカメを探し出す。
そして・・・気が付いてみれば入札・落札していた。


だけど本当に久しぶりに持ってみた98年製のオリンパスは、画素数の割にやたらデカくそして重い。
ある程度解っていたとは言え、レスポンスも機能も液晶も・・・隔世の感ありだが、妙に嬉しいのも確かだった。
そんな訳で、こいつ用のスマートメディアとリーダーを買い求めに来たのだが、スマメを選ぶ基準と言えば「130万画素機だから32MBくらいで十分だろう」程度だ。
後で自分の感覚が既に過去を忘れていると気づかされるとは思いもせず。

帰宅後早速メモリーをデジカメにセットし、電源スイッチを兼ねたレンズカバーをスライドさせる。
が、何度やってもカメラがメディアを認識せず、フォーマットを繰り返すも一向に状況は変わらない。
気を落ち着け、オリンパスのサイトでこのデジカメの情報を確認すると・・・
なんと8MBのメディアまでにしか対応していないのだ。
そうだろう、当然だ。
この頃の標準付属メディアは2MBとか4MBが当たり前だった筈、8MBだって当時は大容量だったのだ。
すっかり忘れていたな~
しかしいくら秋葉原とは言え、新品ではこんな低容量のメディアなんか売ってない、どうしよう。
今時8MB、それもとうに主流から外れたスマートメディアだもの。
メディアがなければデジカメなんか本当にタダの箱、この点においては銀塩カメラに分がある。

そうか、古いデジカメはもう使うなって事なんだね。
本体自体は何の問題が無くても、こうやってメディア供給断ち攻めに遭い、
もどかしくも活躍の場を奪われてゆく訳だ。
正に「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」、か。
でも俺は諦めない、オークションがあるし・・・
いや、こういったものを探すのは、やっぱアキバしかない!

また行くしかないな~
でも何だか嬉しいな~


やっぱりアナログが好き [PC・家電]

石油ファンヒーターが壊れた。



買ったのは3年程前だが、単身赴任の青森で使っていたため、使用程度はそれ程でない。こちらに帰ってきてしばらく物置にしまっていたが、どうせなら使おうと引っ張り出してきて、数日使ったらこの有様だ。

最近の機械は何処が具合悪いか、デジタル表示で教えてくれる賢さ、こいつの場合もエラーメッセージ「E4」が出て止まっていた。
取り説によると、原因・空気取り入れ口の詰まり→対策・掃除機等による清掃、である。
コピー機なんかも何処に紙が詰まったか教えてくれるが、家庭用のヒーターですら何処に障害があるか簡単に分かる凄い時代だ。
これは簡単に復旧だと思いながら掃除をし、コンセントを差込みスイッチを入れるが・・・何度やっても「E4」が出るばかりで一向に運転を始めない。
この日は何度もこの作業を繰り返し、ほぼ諦めかけ見放した。

次の日、もう半分捨てるつもりで分解してみた。
するとやはりあまり使っていないため、内部は燃焼部も含め綺麗なものだ。
こうなると何だか惜しくなってきて、サービスセンターに修理を問い合わせてみた。
出張代だけで1万円!
やめた。

多分直らないだろうけど、気が済むまでいじりまわしてやれ状態で、適当に内部の色んなコネクターを抜き差ししていたら、なんと突然復活したのだ。
しかし10分も運転するとまた例のエラーメッセージが出る始末だが、また同じコネクター抜き差しすると復活するので、意地になってこんな事を繰り返していた。
もういい加減に嫌になりこれで最後の試運転だっ!
ところが何故か今度は、何時間運転していても絶好調なのだ。
で、数日が過ぎた。
あの出来事はなんだったのだろう、それと何故突然直ったのだろう。
不思議と疑問ばかりだが、今も平然とファンヒーターは熱風を吹き続けている。気味が悪いほど・・・

今日、複雑な気持ちでファンヒーターを眺めていたら、新たな修理依頼が来た。
カミさんの仕事場、台所の蛍光灯が点かないらしい。
こういったアナログな故障は、子供の頃から半田ごてでラジオを作って来た私にとって朝飯前である。
分解したら、案の定単純な接触不良個所が見つかり、あっという間に完全復活させる事が出来た。
ちょっと前までのもやもやが晴れ、実に清々しい気分である。
が、しばらくするとまたもやファンヒーターの事が気になった。
また何時機嫌を損ねるのだろうか・・・今度はどんな手で来るのだろうか・・・

もしかすると最近の機械(デジタル)は賢いだけに、人間をもてあそぶ機能も備えているのかも。


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いつまでも壊れないで [PC・家電]

BRAUN synchron 500



こいつは私が一人暮らしを始めた25歳頃、父親から半ば強引にもらってきたものだ。
それから更に20年以上使っているが、替刃を何度か換えたのみで、毎朝快適に髭を綺麗にしてくれている。刃を換えたといっても網刃(外刃)を数回だけだが・・・
それにしても素晴らしい耐久力に驚くばかりだが、更に凄いのはこれ以上良く剃れる「電気カミソリ」に出会ったことが無いのである。私は「電気派」だから国産のそれらを色々使ってみたが、未だにこのシンプルかつ堅牢なBRAUNを超えるのは知らない。

私が中坊の頃のある日、父親が買ってきた、やたらごつくって音の五月蝿いシェーバーがこいつだった。それでお下がりになったサンヨーや東芝のシェーバーを 私がぼちぼち使い始めたのは確か高校に入った頃だったと思う。
まだ髭の剃り方も覚束ない私だったが、たまに恐る恐る使ってみたBRAUNの凄さ、その無骨さと音と剃り味に圧倒されるばかりだった。
しかもこれで剃った後、気分は何とも言えぬ大人の世界。
しかし何でこんなにも素晴らしいシェーバーを あの時の父親は渋々とは言え譲ってくれたのか、つい最近まで分からなかった。

先日ふと、親子2代の男の朝を仕上げるBRAUNを見つめながら、自分の息子の事思った。あいつもあと何年かで、こいつの世話になるだろう、と。いや、世話をしてやってくれ、それまで壊れず元気で。

そして息子が俺の元を離れる時、ねだられたら嫌々ながらBRAUN譲ってやろう。
嬉しさを苦味潰しながら・・・


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