オイル漏れ対策(4)良いのか?町の修理工場 [サンバー(LE-TT2)]
クランクシャフトの後ろ側が済んだので、次は前側のオイル漏れを解決していこう。
実はこの車、新車時から11万キロ越までの記録簿が残っていて、設備関係を営む使用者は、いわゆる町の整備工場に車検等を依頼していたようだ。
今回その整備の仕方に、素人の私でさえ憤りを感じてしまった。
まず、何だか全体的に雑で汚い。
とりあえずシャーシブラックを塗り、一見ちゃんと整備しましたよ状態に持っていく。
掃除なんか適当でブラックを吹き付けるから、亀の甲羅模様がシャーシのあちこちに、なのだ。
前々から気になっていたのは、タイミングベルト交換記録シールに違和感があったこと。
110,485kmは良いのだけどまだ下に何かある、それで剥がしてみたら、、、何だこれ。
薄っすらと73,000km辺りが読み取れるもう一枚のタイミングベルト交換記録シール、そんなに頻繁に交換するものじゃないでしょ。
信憑性を疑う。
前回の後ろ側クランクシャフトシールの件も有るし、段々と全てが懐疑的になってきた。
タイミングベルトカバーを開けてみると、特にウォーターポンプの右下部に激しい漏れ跡があり、ネットで調べ分かったが、この部分はオイルラインのストッパーも兼ねているらしい。
更にここで、タイミングベルトを二度も取り換えている割に、他は何もしなかったのか?だ。
すぐ横の黒いゴムのダストシールが、膨潤し膨らみ過ぎて、タイミングベルトに削られるほどオイル漬けになっているのに。
ここも違和感アリアリだ。
クランクシャフトシール周辺の漏れ方は滲み程度に感じるが、なによりシール自体が飛び出ていない?
これほど出てくるまで使っていたのかな。
もちろん新品に打ち換えた。普通の姿に戻り安心。
ちなみに古いのを外した際、こんなにあっさりと抜けたのは初めて、仮にもオイルシールがだよ。
打ち込み方が適当だから?それとも酷使したから?いずれにしても怖いなぁ、、、
使用した新しいのは、武蔵オイルシール S6525
そしてウォーターポンプAssyを外したら絶句!もう悲しくさえなって来た。
この際、ポンプを交換したかどうかは置いといて、何故ここに液体パッキンを使う?
潰れて弾力が失われたOリング(の一種)に、面状の箇所に使う液体パッキンでは基本的に漏れは止まらない。
ズレ止めにほんの少々塗ることが有るかも知れないが、これは明らかに液体パッキンで漏れを止めようとした痕跡だ。
タイミングベルトは交換しないと致命的な故障につながる→しかも交換をしなければならない事は一般的に知れ渡っている→「そろそろ交換しておきましょうか」を勧めやすい→儲かる。
ついでに一応他も点検してみる→少し漏れているけどポンプ自体は大丈夫だろう→適当な液体パッキンでとりあえず止めておこう→「ウォーターポンプやシール類もやっておきましたよ」→儲かる。
*また漏れ出すから、更に儲かる。
悲しい図式だ、、、
だから溝に入り込んだ液体パッキンのカスは、清掃するのが大変じゃないか!
ウオータポンプ自体は純正品のアイシン精機で、まだしっかりしているからとりあえず再使用だ。
粗方スクレーパーで綺麗にしたら、細いマイナスドライバーでホジホジするしかない。
その後の仕上げに自分はあまりオイルストーンを使わない。
バイクのディスクブレーキの使用済みキャリパーピストン、それの平らな面部にお好みの耐水ペーパーを当てがって使う場合が多い。
今回は#800ペーパーを使った。エンジンオイルを付けながら。
そしてエンジン側の入り込んだ場所には、丸く切ったペーパーを薄い両面テープでピストンに張り付けて使う。
機械仕上げの刃物痕が出てきたから、これ位で大丈夫だと思う。
16
今度はスバル純正 21114KA040 だ。¥400(モノタロウ)だ。翌日到着だ。
何故、何故、、、今や素人でも簡単に入手可能なのに、、、
自分なりに程々リフレッシュ出来たと思う。
最近の車はなかなか壊れないし、また修理できる個所も町工場ではやり難い場所が多くなってきた。
できる個所をできるだけ仕事にしたい。でも適当にね。そしたらまた仕事になる。
そうとしか思えない今回だった。
それで良いのか?結局は自分の首を、、、憤りを通り越す。
実はこの車、新車時から11万キロ越までの記録簿が残っていて、設備関係を営む使用者は、いわゆる町の整備工場に車検等を依頼していたようだ。
今回その整備の仕方に、素人の私でさえ憤りを感じてしまった。
まず、何だか全体的に雑で汚い。
とりあえずシャーシブラックを塗り、一見ちゃんと整備しましたよ状態に持っていく。
掃除なんか適当でブラックを吹き付けるから、亀の甲羅模様がシャーシのあちこちに、なのだ。
前々から気になっていたのは、タイミングベルト交換記録シールに違和感があったこと。
110,485kmは良いのだけどまだ下に何かある、それで剥がしてみたら、、、何だこれ。
薄っすらと73,000km辺りが読み取れるもう一枚のタイミングベルト交換記録シール、そんなに頻繁に交換するものじゃないでしょ。
信憑性を疑う。
前回の後ろ側クランクシャフトシールの件も有るし、段々と全てが懐疑的になってきた。
タイミングベルトカバーを開けてみると、特にウォーターポンプの右下部に激しい漏れ跡があり、ネットで調べ分かったが、この部分はオイルラインのストッパーも兼ねているらしい。
更にここで、タイミングベルトを二度も取り換えている割に、他は何もしなかったのか?だ。
すぐ横の黒いゴムのダストシールが、膨潤し膨らみ過ぎて、タイミングベルトに削られるほどオイル漬けになっているのに。
ここも違和感アリアリだ。
クランクシャフトシール周辺の漏れ方は滲み程度に感じるが、なによりシール自体が飛び出ていない?
これほど出てくるまで使っていたのかな。
もちろん新品に打ち換えた。普通の姿に戻り安心。
ちなみに古いのを外した際、こんなにあっさりと抜けたのは初めて、仮にもオイルシールがだよ。
打ち込み方が適当だから?それとも酷使したから?いずれにしても怖いなぁ、、、
使用した新しいのは、武蔵オイルシール S6525
そしてウォーターポンプAssyを外したら絶句!もう悲しくさえなって来た。
この際、ポンプを交換したかどうかは置いといて、何故ここに液体パッキンを使う?
潰れて弾力が失われたOリング(の一種)に、面状の箇所に使う液体パッキンでは基本的に漏れは止まらない。
ズレ止めにほんの少々塗ることが有るかも知れないが、これは明らかに液体パッキンで漏れを止めようとした痕跡だ。
タイミングベルトは交換しないと致命的な故障につながる→しかも交換をしなければならない事は一般的に知れ渡っている→「そろそろ交換しておきましょうか」を勧めやすい→儲かる。
ついでに一応他も点検してみる→少し漏れているけどポンプ自体は大丈夫だろう→適当な液体パッキンでとりあえず止めておこう→「ウォーターポンプやシール類もやっておきましたよ」→儲かる。
*また漏れ出すから、更に儲かる。
悲しい図式だ、、、
だから溝に入り込んだ液体パッキンのカスは、清掃するのが大変じゃないか!
ウオータポンプ自体は純正品のアイシン精機で、まだしっかりしているからとりあえず再使用だ。
粗方スクレーパーで綺麗にしたら、細いマイナスドライバーでホジホジするしかない。
その後の仕上げに自分はあまりオイルストーンを使わない。
バイクのディスクブレーキの使用済みキャリパーピストン、それの平らな面部にお好みの耐水ペーパーを当てがって使う場合が多い。
今回は#800ペーパーを使った。エンジンオイルを付けながら。
そしてエンジン側の入り込んだ場所には、丸く切ったペーパーを薄い両面テープでピストンに張り付けて使う。
機械仕上げの刃物痕が出てきたから、これ位で大丈夫だと思う。
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今度はスバル純正 21114KA040 だ。¥400(モノタロウ)だ。翌日到着だ。
何故、何故、、、今や素人でも簡単に入手可能なのに、、、
自分なりに程々リフレッシュ出来たと思う。
最近の車はなかなか壊れないし、また修理できる個所も町工場ではやり難い場所が多くなってきた。
できる個所をできるだけ仕事にしたい。でも適当にね。そしたらまた仕事になる。
そうとしか思えない今回だった。
それで良いのか?結局は自分の首を、、、憤りを通り越す。
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