組立5【キャブ・チェンジペダル】 [カブPart2]
電装類もOK、エンジンも載った、後は補器類等をカブとマッチングさせる段階に来た。
細かな摺り合わせは、いよいよ完成が近い事を意味する。
前回は出口側のマフラーを作ったから、今回は入り口側のキャブの番になる。
キャブ自体はテストベンチで初期慣らしを担ったこれ、例によってコイツもエンジンに合わせた?怪しいヤツだが、PCかPZ風のインテーク22mmってシロモノだ。
良く分からないATC用となっているが、カブに好都合のフューエルコック付だし、インテークも22mmなのでとりあえず良いかなだけで決めた。
しかしコイツはポン付けでも、ロンシン125を綺麗に回し三桁まで突入させた実績が有るし、今回の107ccに付けても全く問題なくエンジンを回し続けた。フケ上りも淀みない。
しかし予想通り、ノーマルのアクセルワイヤーアウターが短くて、このままではストロークが不足だし、何よりスロットルバルブが閉まりきらない。
なので恒例のアウター短縮作戦だ。
まずアウターの先端金具を、ライターで熱して外す。
次にアウターの保護樹脂外皮をカッター等で剥いたら、その下の芯材であるスプリング状アウターに切り込みを入れる。くれぐれもインナーワイヤーに傷を入れない様細心の注意が必要だ。
切り込みは必要最小限に留めるのがキモで、バネ鋼であるアウター芯材は曲げに強いが固い(≒脆い)ので、ちょっと傷が入ればポキンと折れるのだ。
折れた残材にも傷を入れて、
後は地道にポキン・ポキンと折りながら解体し、残った樹脂内皮をカッターで切り取ったら、最後に先端金具をライターで熱して刺し込み完成だ。
繰り返すようだがどの工程でも、決してインナーワイヤーに傷を入れる事の無い様、細心の注意が必要だ。
撚線ワイヤーの、細い細~い、たった一本が切れでもしたら、そのアクセルワイヤーはほぼご臨終だ。
ハイ、何度もやりました(笑)
ただ、この作業が出来る様になれば、アクセル・クラッチ・ブレーキ、使いまわしの範囲が一気に増えるのだ。
それに加えてインナーワイヤーの調整が出来れば、更に応用が利きまくる。
もちろん全てが、短縮する場合のみ、だけど。
今回のノーマルスロットルワイヤー転用も無事完了だ。
そしてもう一つ、エンジンを載せて問題になるのがチェンジペダルだ。
特にカブの場合は、ステップも同じエンジンに固定されるので、これらの関係性が問題になる場合も多い。
C50のノーマルステップを流用する今回も、エンジンに附属のチェンジペダルだとシフト出来ない。
見事にゴッチンコ。
まあ、セル無しエンジン用のステップなのだから仕方がないよね。
ただ、よーく観察すると、広くは無いがそこそこの隙間を認められる。ここに押し込んでやろう。
まずチェンジペダルからスプライン付きのボスを切り取り、
こんな感じに付け直し、曲げ具合もチョット変えてみる。
どーだ、無事に収まったぞ、ワハハ(^^ゞ
干渉も全く無しだ。
ただ横から見るとこんな感じ、かかとシフトダウンがやり難いな~
だったら、かかと部を上に持ち上げましょ、とりあえず30mmで良いかな。
うーん、もう少しフラットバーを長くして、持ち上げれば良かったかな・・・
でスプラインを一山ずらしてみた。
そうするとかかとは良い感じだけど、つま先シフトアップがちょっとやり難い。
下がり過ぎだ。
じゃあ、前も上げてやれ!
赤矢印部に切り込みを入れたら上に曲げ、出来た隙間は溶接で埋めれば全てOKなのだ。
今回はやや力業が多かったけれど、ワンオフだからこんなモンでしょ(笑)
これでエンジンの補器類及び操作関係の問題は全てクリア!
細かな摺り合わせは、いよいよ完成が近い事を意味する。
前回は出口側のマフラーを作ったから、今回は入り口側のキャブの番になる。
キャブ自体はテストベンチで初期慣らしを担ったこれ、例によってコイツもエンジンに合わせた?怪しいヤツだが、PCかPZ風のインテーク22mmってシロモノだ。
良く分からないATC用となっているが、カブに好都合のフューエルコック付だし、インテークも22mmなのでとりあえず良いかなだけで決めた。
しかしコイツはポン付けでも、ロンシン125を綺麗に回し三桁まで突入させた実績が有るし、今回の107ccに付けても全く問題なくエンジンを回し続けた。フケ上りも淀みない。
しかし予想通り、ノーマルのアクセルワイヤーアウターが短くて、このままではストロークが不足だし、何よりスロットルバルブが閉まりきらない。
なので恒例のアウター短縮作戦だ。
まずアウターの先端金具を、ライターで熱して外す。
次にアウターの保護樹脂外皮をカッター等で剥いたら、その下の芯材であるスプリング状アウターに切り込みを入れる。くれぐれもインナーワイヤーに傷を入れない様細心の注意が必要だ。
切り込みは必要最小限に留めるのがキモで、バネ鋼であるアウター芯材は曲げに強いが固い(≒脆い)ので、ちょっと傷が入ればポキンと折れるのだ。
折れた残材にも傷を入れて、
後は地道にポキン・ポキンと折りながら解体し、残った樹脂内皮をカッターで切り取ったら、最後に先端金具をライターで熱して刺し込み完成だ。
繰り返すようだがどの工程でも、決してインナーワイヤーに傷を入れる事の無い様、細心の注意が必要だ。
撚線ワイヤーの、細い細~い、たった一本が切れでもしたら、そのアクセルワイヤーはほぼご臨終だ。
ハイ、何度もやりました(笑)
ただ、この作業が出来る様になれば、アクセル・クラッチ・ブレーキ、使いまわしの範囲が一気に増えるのだ。
それに加えてインナーワイヤーの調整が出来れば、更に応用が利きまくる。
もちろん全てが、短縮する場合のみ、だけど。
今回のノーマルスロットルワイヤー転用も無事完了だ。
そしてもう一つ、エンジンを載せて問題になるのがチェンジペダルだ。
特にカブの場合は、ステップも同じエンジンに固定されるので、これらの関係性が問題になる場合も多い。
C50のノーマルステップを流用する今回も、エンジンに附属のチェンジペダルだとシフト出来ない。
見事にゴッチンコ。
まあ、セル無しエンジン用のステップなのだから仕方がないよね。
ただ、よーく観察すると、広くは無いがそこそこの隙間を認められる。ここに押し込んでやろう。
まずチェンジペダルからスプライン付きのボスを切り取り、
こんな感じに付け直し、曲げ具合もチョット変えてみる。
どーだ、無事に収まったぞ、ワハハ(^^ゞ
干渉も全く無しだ。
ただ横から見るとこんな感じ、かかとシフトダウンがやり難いな~
だったら、かかと部を上に持ち上げましょ、とりあえず30mmで良いかな。
うーん、もう少しフラットバーを長くして、持ち上げれば良かったかな・・・
でスプラインを一山ずらしてみた。
そうするとかかとは良い感じだけど、つま先シフトアップがちょっとやり難い。
下がり過ぎだ。
じゃあ、前も上げてやれ!
赤矢印部に切り込みを入れたら上に曲げ、出来た隙間は溶接で埋めれば全てOKなのだ。
今回はやや力業が多かったけれど、ワンオフだからこんなモンでしょ(笑)
これでエンジンの補器類及び操作関係の問題は全てクリア!
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