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本体分解【車体編】 [カブPart2]

スーパーカブ分解の最後は車体、どんなカブに仕上げていくかイメージは凡そ整ったので、それを踏まえながら作業を進めよう。

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このカブは規制前のキャブレター車であるから、特に困難な部分は無く単純で弄り易い。
ただフロント周りはやや変わっていて、プレスフォーク+ボトムリンク式サスペンションを採用し、ハンドルとの取り合いも同様にプレス成型品を使っている。
なので普通のテレスコピック式サスペンションよりある意味簡単で、逆に極力ライン類を内装しているのも有りちょっと厄介かも知れない。
それがこの画像部分に集中しているが、電装関係がより面倒さ加減を増しているかも。
配線は全て色分けされているからそれ程では無いと思うが、時代を感じさせる殆どコネクターレスのギボシ接続なのだ。

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とりあえずハンドルを外してみたが、ここも旧いカブ特有の伝統的ヘンテコさだね。
基本Φ19mmパイプなのだが、詳しくは復旧時に。

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分解途中でメインスイッチのコネクターから、腐食により電極が抜け落ちてきた。
この赤線は常にバッテリーの電圧がかかっている、いわゆる電蝕ってやつだね。
ノーマルのハーネスはすべて再利用する予定なので、忘れないうちに補修しておこう。
電線をカットして剥き直すと短くなってバランスが崩れるので、出来るだけ元の残骸を利用した。

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次は旧カブ分解の曲者?ステアリングステムナットを緩めよう。
ここは以前、買うのが面白くないので作ったSSTの登場。
90Nなんて軽自動車のホイールナット並みで締められているが、結局インパクトで楽をした。
だって一発だから・・・

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ステアリングレースはほぼ綺麗な状態だった。
僅かな打痕を認めたが特に問題なしだ。

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ちなみにテストベンチに据わった中華110ccエンジンは、こんな感じで慣らし運転を続けている。
作業中の心地よいBGMと化して。

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ステッカー類はほぼ例外なく劣化しているので、全て熱風で温めながら剥がした。
カブのステッカーは沢山有るので、外装仕上の最後に何か貼ろうかな。

10P1080767

カブのバラバラ殺〇現場は軽トラの上なのだ。
錆を嫌うパーツはプラケースに入れて、その他諸々一色と荷台に収まった。
次からは完成図を脳内に描きながら、それぞれのパーツを仕上げて行こう。

バイクシーズン到来前の週末、好みのお題を荷台から取り出して。


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