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組立て2(エンジン) [CB250RSZ(MC02)]

エンジンの見た目もパート個別で綺麗にするつもりだったが、中身のオーバーホールを終えたら早く乗りたくなってウズウズ、なのでこれも組み立ててしまおう。

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この状態にしたのが去年の6月だから、腰下クンは10か月近く腰上サンと離ればなれだ。
フレームも待っているしやっぱり合体させてあげよう。

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ピストンをチャチャっと組んで 【♪ピストンリングコンプレッサー】 せっかく作ったのだから使ってみたが・・・

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しかし何だか簡単・苦労せず、ピストンがシリンダーにスルっと入ってしまった。
なんちゃって 【♪ピストンリングコンプレッサー】 は役に立ったのか?うーん、とっても微妙だ。 シリンダー下部のテーパーが、非常に適切なのも有ると思う。

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次はシリンダーヘッドの取付なので、バルブのすり合わせをしておこう。
バルブの傘裏をテカテカにしておいたので、タコ棒の吸盤がガッチリと密着するイイ感じ。
当たり面の状態がそれほど悪くなかったから、細目のコンパウンドでサラッとすり合わせるだけで十分だった。

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もちろんステムシールは新品に交換した。

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バルブを4本組み込んでヘッドの取付完了。

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カムを付けるためカムチェーンを張るのだが、勝手に戻る自動カムチェーンテンショナーをホールドしておく。

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クランクを圧縮上死点のトップに合わせ、その状態でカムスプロケットの合マークがヘッド上端に水平であればOKだ。

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次にロッカーアームが組み込んであるシリンダーヘッドカバーを乗せよう。
ここはガスケット無しのメタルタッチになるのだが、合わせ面にごく薄く液体パッキンを塗布しておくのが指定だ。使うのは何時ものスリーボンド1212。

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カバー取付ボルトはエンジンの熱でほぼ全て劣化していて、しかもそのうちの2本は中折れ&残骸ガッチリだった。
なので最終的にはヘリサート加工したし、残りもタップで浚いネジ部を綺麗ににしておいた。
なのでまだ出るだ分だけでも、ホンダ純正ボルトを使うのだ。

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タペットアジャスティングスクリューの上端◇と、ロックナットの対角8mmはカブなんかの横型エンジンと全く同じ。
タペットクリアランスは IN   0.05mm
                                 EX  0.1mm

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何だか駆け足で完成したけど、時間的には結構かかっているのだ。チョットしたポカもあり・・・
それにしてもエンジンの組み立ては楽しすぎるから、もう写真を撮るのもほどんど忘れていたりして。

ロンシンや横型の時の様に、エンジン単体のテストも考えたが、それより早く走らせたい。
次は後ろに控えるフレームに、組み上がったエンジンを乗せよう。
何時の間にか、桜の花びらが吹き込む季節になったし。



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