最後の？大型バイク

バイクに乗り始めて既に40年以上経っている。
本人はそれほど時が過ぎはとは思っていないが、気が付くと無情にも歳は取っているようだ。そろそろやばいかも、まだあれも・これも乗ってみたいのに・・・←アンタはもう！（ウチの誰か）
えーそんな訳で、5台あるワタクシの趣味の内、大きいのの中で2台を1台に纏めるからと言うことで、何とか納得してもらった。
しかし購入後早くも半年ほど経ってしまった。

KWKASAKI 650RS 通称W3
RSと言えば同年代の方ならお分かりになると思うが、超メジャーな「750RS」がKAWASAKIを世界的なメーカーに伸し上げた逸品であるのはゆるぎない。またの名はZ2、あのマッドマックスで有名なZ1しかり。
しかしこのバイク「650RS・W3」は、我が国でしか発売されていないのだ。まあ、海外で売っても、単なる時代遅れの評価で終わっただろうが・・・
でも私にとっては歳を取るほどに興味が増し、マルチのあの吹け上がり方にない無骨さがたまらなくなってきたのだ。



現代的に見ればとんでもない振動と、あちこちシーラカンスのような造りである。また、勘違い?も甚だしいダブルディスクだが、これがまた止まらないと来た代物だ。だが最後までW1SA・W2と悩んだが、このアンバランスブレーキが決定打となり、やっぱりこいつに決めたのは正解だった。

当時のZ2/Z1にも奢ってなかったダブルディスクだが、効きがどうのこうの何かではないのだ。単に2枚ある方が素敵だし、アンバランスの極めみたいな所も気に入っている。

このバイクが雑誌の見開き広告で、750RSと並んでいたのがつい昨日のことのようだ。

これも特に必要無いと思われるステアリングダンパーだけど、ブーツの破れが気になりだしネットで検索してみた。

W3用リペアパーツは結構あるし、Z2との共通部品が多いのも助かる。ブーツもすぐに入手できた。

ダンパーは思ったよりしっかり機能していた。

破れたやつはハサミで切り取れば良いが、新しいのを入れるのは少々きつかった。
まだミニツーリング程度の距離しか遠出していないし、何かにつけて磨いたりチョコット直してみたりしているだけだが、なぜだか楽しくってしょうがない。
やっぱり旧い私には旧いこいつがしっくりくるのだ。