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やっぱりアナログが好き [PC・家電]

石油ファンヒーターが壊れた。



買ったのは3年程前だが、単身赴任の青森で使っていたため、使用程度はそれ程でない。こちらに帰ってきてしばらく物置にしまっていたが、どうせなら使おうと引っ張り出してきて、数日使ったらこの有様だ。

最近の機械は何処が具合悪いか、デジタル表示で教えてくれる賢さ、こいつの場合もエラーメッセージ「E4」が出て止まっていた。
取り説によると、原因・空気取り入れ口の詰まり→対策・掃除機等による清掃、である。
コピー機なんかも何処に紙が詰まったか教えてくれるが、家庭用のヒーターですら何処に障害があるか簡単に分かる凄い時代だ。
これは簡単に復旧だと思いながら掃除をし、コンセントを差込みスイッチを入れるが・・・何度やっても「E4」が出るばかりで一向に運転を始めない。
この日は何度もこの作業を繰り返し、ほぼ諦めかけ見放した。

次の日、もう半分捨てるつもりで分解してみた。
するとやはりあまり使っていないため、内部は燃焼部も含め綺麗なものだ。
こうなると何だか惜しくなってきて、サービスセンターに修理を問い合わせてみた。
出張代だけで1万円!
やめた。

多分直らないだろうけど、気が済むまでいじりまわしてやれ状態で、適当に内部の色んなコネクターを抜き差ししていたら、なんと突然復活したのだ。
しかし10分も運転するとまた例のエラーメッセージが出る始末だが、また同じコネクター抜き差しすると復活するので、意地になってこんな事を繰り返していた。
もういい加減に嫌になりこれで最後の試運転だっ!
ところが何故か今度は、何時間運転していても絶好調なのだ。
で、数日が過ぎた。
あの出来事はなんだったのだろう、それと何故突然直ったのだろう。
不思議と疑問ばかりだが、今も平然とファンヒーターは熱風を吹き続けている。気味が悪いほど・・・

今日、複雑な気持ちでファンヒーターを眺めていたら、新たな修理依頼が来た。
カミさんの仕事場、台所の蛍光灯が点かないらしい。
こういったアナログな故障は、子供の頃から半田ごてでラジオを作って来た私にとって朝飯前である。
分解したら、案の定単純な接触不良個所が見つかり、あっという間に完全復活させる事が出来た。
ちょっと前までのもやもやが晴れ、実に清々しい気分である。
が、しばらくするとまたもやファンヒーターの事が気になった。
また何時機嫌を損ねるのだろうか・・・今度はどんな手で来るのだろうか・・・

もしかすると最近の機械(デジタル)は賢いだけに、人間をもてあそぶ機能も備えているのかも。


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