目を手術しました [その他]
ただいま入院中
と言ってもたいした病気・・・
いや、病気と言うより、むしろ老化現象の一種としたほうが適切?な白内障だ。
眼球内の水晶体が経年変化により白濁して、目の前で常に霞が張ったような状態になるから見え難い。
そして徐々に自覚症状が出てくるこの「経年変化」は、
現在、これと言った薬物での治療法がなく、解決のためにはほとんどの場合手術を施すらしい。
私の場合もご多分に漏れず、診察をしてくれた医師より即刻手術を宣告された。
手術すべきにいたるまでの経過は割愛するが、
とにかく、自覚症状はあってもそこまでのものかと正直絶句した。
最終的には医師の「あなたの場合まだまだ働き盛り、目も同様でしょ」で手術を決意したのだが、
眼球を切り開き、水晶体を超音波で粉砕後取り除き、代わりに人工物(ソフトコンタクトのようなもの)を挿入する、こんな術法を聞いてビビらな奴がいるだろうか。
しかし、よくよく聞いてみると、何と日帰り入院なるものも可能なほど、現在に於いては結構気軽な手術らしい。
でもね~
案ずるより生むが易し、実際に受術してみると、本当に呆気ないほど短時間で手術は終わった。
眼球を云々する作業自体は、ほんの十分もかからぬほどで終わってしまうのだから。
しかも術後が想像を超える気楽さで、本当に手術直後から目を使えるから驚いた。
一応眼球を切り開くなんて事をする訳だし、散々色んな薬剤を目に投与されているので、
クリアな像なんか写らない。
しかし、恐る恐る瞼を開けばぼんやりとは見えるし、またそれについて咎められる事もない。
「えっ、本当に良いの?」である。
その上、一応眼帯はするのだが、その眼帯が笑っちゃう。
伊達政宗かキャプテンクックか張りの、金属光がなんともかっこいいアルミ製なのだが、
蜂の巣よろしく穴だらけなんだ。
これだけ・・・目と眼帯の間には何もなし!
ガーゼとかで押さえるでもないから、眼帯の中で自由に目を開閉できるし、そして沢山の穴から外界が見えてしまうのだ。
アイスホッケーのキーパーが付けているマスク、って感じかな。
さらに身体の調子自体は元々何の問題もないのだから、せっかく入院までしたのにまるっきり病人らしくない、これが何を意味するのか。
そう、とっても暇なのだ。
どこが痛いわけでも痒いわけでもないし、だけど一応眼帯をしてるからあまり自由に動き回れないし、
なんだかとっても中途半端な状態を強いられている。
そんな訳で今、これを書いています。
手術お疲れ様でした。
すごく退屈だとか............。早く退院できる事 願ってます。
それだは 又 お会いしましょう!
by サトシ様 (2006-05-17 21:27)
サトシ様、はじめまして。おかげさまで 無事に退院できました。今後もよろしくお願いします。
by Nsink (2006-05-19 19:58)