SSブログ

中国製船外機Part2 その1 [ボート釣り・船外機]

船外機は得体のしれない中国製に悩まされ(でも楽しかった)、その後メジャーなマーキュリーに癒されたが(すぐに飽きた)、流石にもう終わりにするつもりだった。
大体からして釣りに使うからって言うのは、本人が本人に対する言い訳に過ぎず、本当はただのエンジンもの大好きヲタクなのだ。

いくら好きとは言っても置く場所にも困ってくるし、さらに、エンジンもの機械は定期的に動かしてやらないと、せっかく整備した好調子を維持できない。バイクは常に4・5台、発電機その他も数台・・・
だからあまり保管期間が長引きそうなものは、出来るだけ処分するようにしてきたが、それも限度があるのだ。だって情が湧いてきてしまうから・・・

でもこんなのは私には危険すぎる。

yhoo4st.jpg


しばらく釘づけで見入ってしまい、気が付いたら右手の人差し指が条件反射していた。”おめでとうございます!! あなたが落札しました”と、またまた祝福されてしまった。
本当にヤフオクと言い、アマゾンと言い、便利すぎて良くない。
「また後悔しないため、クリックのし過ぎに注意しましょう」くらいの警告文が必要ではないか?私だけ??

yahoo4st2.jpg


全体的なクオリティーを見れば間違いなく中国製だと分かるし、刈払機なんかの流用であろうことも窺える。しかしエンジン部はなかなか良い感じだし、しかも4ストロークでOHCだ!
何とも言えない嬉しい怪しさ、私が反応してしまうのも無理はない。
まるで猫に、猫じゃらし^^;


DSC_0463 (1280x851).jpg


DSC_0465 (1280x851).jpg


実際に来たのはこれだ。
全体的に中国製にしては、想像以上にしっかりした造りだ。

DSC_0468 (1280x851).jpg


DSC_0469 (1280x851).jpg


DSC_0470 (1280x851).jpg


DSC_0471 (1280x851).jpg


このエンジンのお手本は何だろう。しかも忠実にコピーしているようだ。
中国のテーマパークにあるような、なんちゃってドラえもんとか、それもしかしてキティーちゃん?とはかなり違う。5・6年前に散々悩まされた、何かのコピー中国製とは、まったく雰囲気からして違う。

DSC_0473 (1280x851).jpg


しかしそれはそれ、早速中国製らしさを発見。スクリューの手前にあるギアボックスだが、オイルドレンプラグが「無い」のだ。
付属する英語のマニュアルにはイラスト入りで、”100時間運転または3か月経過、どっちか早く来た方でオイルを交換しろよ。まずは図示のオイルドレインプラグ穴(2)から排出してだな、本機を立てた状態にして(1)のプラグ穴からオイルが溢れ出るまで入れるんだぞ”
こんなことが書いてあるけど、おい!そもそも(2)が無いんだけど(怒)
コホン、えーこんなことで怒ってはいけないな。きっと上海ディズニーランドがオープンするので、穴を開けている場合でなかったのだろう。
いや流石中国だ、恐れ入った・・・

そう考えると生暖かい目でこいつを眺め始めるワタクシ、何だか嬉しくさえなってきていた。
また変人が発病したようだ^^;

DSC_0472 (1280x851).jpg


せっかくエンジン部はちゃんと造ったのに、なぜこんな所をテキトーにしてしまうのだろうか。こういった物の評価は、頻繁に人が触れる箇所で決まる場合も多いのに。

ちゃちなイグニッション・スイッチ、簡単にすっぽ抜けるグリップ、節度が悪い上に華奢な取付けのスロットル。
だけどね、たぶんね。
「ニホンシン、コマカイアルネ。チュウコク4000ネン、シンパイナイネ」、こう言って高笑いだろうな。

さあ、これからしばらく楽しめるぞ!
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。