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ブルーのボルト [FZX750(3XF)]

元々、くたびれて錆だらけだったFZXだけど、これまで色々と手をかけてきた。

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基本は出来るだけ磨いて奇麗にしたが、防錆処理の劣化した鉄のボルトは早くも再び錆びてきた。
中から湧き出るように、、、せっかく苦労したのに。

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後から追うように赤さびこんにちは、それはもう嫌だからSUSのボルトに換えよう。
ステンレスとアルミでは電蝕の事も考慮しなければ、だけど、ねじロック剤を塗布し気を付けていれば大丈夫なのだ。それでいろいろと探すが、、、

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勿論このまま付けはしないけれど。
テカテカに磨くから、ドリルでチャックする為にねじ部にアルミテープを巻いた。

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まずこれが「素」、チャッキングした六角穴付ボタンボルトだ。

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下地処理はいつものこれだ。
ドリルで回転させながらディスクで磨くと、細かいパーツでも均一で早い処理ができる。

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ゆず肌が消えれば、次はもうバフの赤→白→青に移る。

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まだスジが少し残っているけど、良いんじゃないかな、これくらいで。

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とりあえず磨いたボルトを付けてみたが、うーん、なんだかイマイチだな、苦労の割に地味だし。

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そうだ、焼き色ブルーにしてみよう。
錆が染みついたローターディスクも奇麗にしたいから、またまたフロントホイールを外すのだった。

でも焼き焼きは楽しい作業なので、そそくさと嬉しそうにバーナーを用意するのである。

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折角バフをかけたのに勿体ない?いや、下地は奇麗なほど美しいブルーが期待できるのだ。

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よくステンレスの焼け色なんて言うけれど、この変色現象はテンパーカラーとも呼ばれているね。
熱せられる事によりステンレス内部の、78%を占める鉄成分が表面に出てきて、大気中の酸素と結びつき酸化皮膜、、、面倒になるからこれ位で。

とにかくステンレスをバーナーで炙れば、魅惑の変色が始まる。まずディープパープルだ。

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更に熱していくと求めていたエメラルドブルー、でも欲張ると色が褪せてくるから程々に。

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ローターも外して奇麗にしたから、早速ブルーのボルトを装着してみた。
うん、うん、、、
             自己満足に浸るひと時。


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