完全分解(1)夜明け前

引き取ってきたKSR-2、先日全塗装を終えたサンバー君の初仕事でもあるのだ。

無性に2ストが欲しくなりヤフオクを見てたら、右手人差し指は本人の意思とは関係なく動くのだ。
あっダメダメ！と言っても悪い子だ。　　なんて。

えー兎に角、
コイツは最初から、フレームまでの塗装を前提で落札したバイク、とりあえず分解前状態を確認しておこう。

シリンダーを中心として各所が赤錆だらけだが、これ以上進んだらほぼアウト！寸前な感じだ。

固着していないのが不思議なほどの前後ブレーキと、どうしたらここまでに？な錆錆びホイール。

最初はブレーキの固着を疑うほど、リアの回転を阻んでいたチェーン。凄いな、、、

きりがないので良い所も。
下回りは強くヒットした形跡がない。

この手のバイクはオドメーターなんか当てにしないのだ。
でも、スプロケットの歯を見れば、大きく違っていない様に感じる。まだ完全には分からないが。

見れば見るほど、長期戦を思わせるばかり。

これからバラバラにしていく予定だから、初期状態の画像は大量に撮ったけど、整理するのも嫌になる程になってしまった。
だから目次の代わりも込め、一連を動画にしてみた。

ただ、悲惨な車体に比べて、エンジンの状態は悪くないと思う。
それがレストアの活力かも知れない。