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個別リペア(11)エアクリーナーボックス [KSR-2(B6)]

ある程度組み立ての順序を考えながら、進めていたつもりの個別リペアなのだが、忘れていたのがエアクリーナーボックスだ。

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これって一見単なるプラスチックの箱に思えるし、結構な大きさで邪魔者に感じる時もある。
バイクの限られたスペースに於いて、何故あんなにでかい箱が必要なのか。

大切な吸気を清浄かつ安定させるために、フィルターの後にある程度の空間を確保している。
それは、大音響を伴った脈動である排気を、効率良く排気させながら消音するためのマフラーと似ていて、フィルターを前提とした市販車にはあの空間が必要なのだ。
パワーフィルターを付けた事が有ればわかるが、ノーマルのフィルターは穏やかに吸気している。
平滑な吸気、これが大切。

でもデカいよね。初期段階でフレーム内に納めないと、後からは大変な思いをする事必至。
それでオイルと埃にまみれたボックスを、遅ればせながら綺麗に洗浄したのだ。

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こうやって組んでみると分かり易いが、ファンネル状の吸気口とフィルターの間に、必ず相応の空間を確保している。

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ただ、、、日焼け跡は何ともしがたいから、艶消しブラックで誤魔化、いや、リペアした。

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スポンジのフィルターは例に漏れずボロボロだった。
しかし何故あんなに高いのだろう、純正のフィルターは。
だからフリーカットの汎用エレメント(単なるスポンジ)から、適当な大きさを切り出しホチキスで留めて作った。
むかし大量買いしておいたから、予備まで作ったりして。

一見頼りないフィルターエレメント(単なるスポンジ)を使えるのは、デカいエアクリーナーボックスが控えているから、なのだ。
もし劣化してエンジンに吸い込まれても、大したダメージを与えないでしょ。


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