SSブログ

反則金を払うなら [CD50改原二(CD50S)]

かなり久しぶりの純原付なのだが、50ccと言う公道を走れるミニマムさが逆に新鮮になっていた。
当初の予定では、直ぐにでも二種化の予定だったけれど・・・

1反則金.jpg


軽々と回るエンジンを10,000rpmまで引っ張って、パワーを絞り出すように車速を伸ばすのが面白い。
せいぜい4ps弱程度なのに、頑張っているな~と。
また郊外をトコトコと、のんびり走るのも実に楽しい。

しかし今更、
最高速度30km/hや二段階右折は身の危険を感じる場合が多々あり、迷惑をかけない様にと走れば、今度は取締に怯えながらになってしまう。
幾らビジネス原付でも、流れに任せて走っていれば、20km/hオーバーなんて普通だ。
いけないんだけど。

でもさー、20km以上の速度超過だと、反則金は10,000円なんだよね。
そん時ぼーっと密林を見ていたら、こんなボアアップキットが7,000円弱で買えちゃうんだ。
身の危険と神経のすり減りから解放されよう、背に腹は代えられない。
なにより、反則金を払う位だったら、よほど良いもんね。

2P1150489


台湾製のキットなのだが、値段の割にクオリティはかなり良いと思う。
ピストンに少々バリがある程度で、それらを除去できれば問題なく使えそうだ。

3P1150499


付属していたサークリップは、珍しい形状だけどとっても使い易い。
これが一般的になって欲しいな。

4P1150504


ついこの前オーバーホールしたのはヘッドまで、シリンダーを外すのは初めてのCD50だ。
なのでこの状態までサクサク進んだのだが、ヘッドとシリンダー間のノックピンがどうしても外れない。

5P1150506


もう意地である。ほっといてピンだけ別に用意すれば良いのだが。
何時かはまたこのシリンダーも使うかもと、とにかく最終的には力業なのだ。
何とか外れるには外れたのだけれど、御覧の通り多角形ピンになってしまった。

それはともかく、新しいシリンダーにも必要なノックピンだから、ライコランドまでカブ改でひとっ走りだ。
一個売りが有って助かるけど、多分ガソリン代の方が高くついている。

6P1150519


よくもまあこんなに小さなピストンで、人を乗せたバイクを走らせるものだ。
今までご苦労様と言いたくなる。

7P1150530


ノーマルのピストンはΦ39mmで、今度の80cc用はΦ50mmだ。比べれば大きいな~
シリンダースタッドボルトの間から落ちないし。

8P1150539


このエンジンの分解・組み立て情報は、嫌と言うほど有るのであっさりと終わりに。

既にもう組み上がっているけど、換えたのはシリンダーだけ、もちろんキャブもそのまま。
でもアルミのシリンダーが新鮮だ。

9P1150545


一発始動とは言わないが、かなり足応えが出たキック5回であっさり始動した。
ただ、今まで気にならなかったケッチンが、結構な反発を感じる様になったから、そのうちCDIを換えようと思う。

そして扇風機で風を送りながら、暫し初期ならし。

黄色ナンバーも付けたし、早速走らせてみよう
おっ、なかなかのトルクじゃないか。しかし、無理して引っ張っても惰性で回っているだけ。
そうだよね、キャブはノーマルだもの。
でもね、反則金を払う位なら、で、ボアアップしただけだから、これで良いのだ。
晴れてCD50改原二になったのだし。

と言いつつ密林で、キャブやスプロケットを・・・


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:バイク

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

タイムカプセル分解の始まり ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。