クラッチだけは [カブ改125(C50SN)]
ロンシン125は2次側クラッチ付きなのだが、これが125のくせにかなり重いマニュアルクラッチだ。
まさか自分のだけか、なんて思ったけど、ネットで調べるとやっぱり重いみたい。
その程度を今あるバイクで比べると、ボンネビルSEはおろか、古いから仕方がないと諦められるFZX750よりきついのだ。何故?ってくらい。たかが125ccでだよ。
こりゃダメだ、古典的手法だけどライトクラッチキットを導入することにした。
昔から同じようなのが有るけれど、内部はどれも似たり寄ったりで、単なるテコが作動を軽くするだけだから、こんな安いので十分なのだ。
元々クラッチなんて無いバイクだから、後付けクラッチレバーと車体間に出来た狭いスペースに、ライトクラッチユニットを何とか収める事が出来た。
だけどお陰でかなり軽くなったのだ。
最近はスリッパークラッチの普及で、大型でも驚くほどクラッチが軽くなっているからね。それからするとロンシンはこれで大型並みになったかも。
それは言い過ぎか、、、
最近のボンネビルは自分のSEより全然軽いからね、壊れてるの?ってくらい。
数値的に言ってみれば、1/2はオーバーかも知れないけど、2/3くらいの重さになったと思う。
とりあえずFZX750よりちょっと軽くなったから、辛いまでの事は無くなって良かった。
ユニットを付ける事にして、やっとクラッチケーブルのスタート地点が決まった。
そして余りはこんな感じ。ビヨーンって。
短かったらお話にならないから、詰めるのを前提で長めを買ったのだ。
ネイキッドだったら適当にどこかで吸収出来るけど、カブの車体へ綺麗に収めようとすれば、どうしても±1・2cmで調整しなければならないだろうなー、は覚悟していた。
先日、アクセルワイヤーのアウター寸詰めはやったが、今回はインナーワイヤーも切って調整するのだ。
タイコの付け替えが必要なので、まずはんだ部と思われる箇所を溶かしてワイヤーから外そう。
しかーし、いきなりタイコ自体が溶けた。
Oh no! /(^o^)\ナンテコッタイ
溶けたタイコ部を観察すると、先端は抜けにくくするためやぱり潰してあるねー
溶けてしまったものは仕方がない、適当なものでタイコを作ろう。
まずワイヤーを求める長さにカットし、先端がバラけないようにハンダで固めておく。
カットはワイヤーを回しながら、切断砥石で徐々に無理せず滑らかーに削っていく感じで。
そうすれば、先端がバラけず潰れが無いのだ。
タイコは真鍮棒なんかで作るのが一般的だけど、半自動溶接機のチップでも十分代用できる。
径もΦ6mmと好都合だから、使い古したチップを有効活用なのだ。
ワイヤーの直径を測ったらΦ2mmなので、チップに出来るだけギリギリの径、Φ2.1mmのドリルで穴を開ける。
それと抜け止め側はΦ3mm位のドリルで、深めに面取りをしておくのを忘れずに。
そしてハンダで固めたワイヤーの先端を、サンダーで尖らせチップに刺すように通す。
通し終わったら先端をちょっとだけ切り飛ばし、抜け止めを形成するため潰してバラけさせる。
次に板金用フラックスをたっぷりしみ込ませて、チンチンに熱くした半田ごてで加熱しながら、思いっきりハンダを注ぎ込む。
この位だったらそんなに大きな半田ごては必要なく、60W程度ので十分ハンダを溶け込ませられる。
ただフラックスは惜しまず塗って、ハンダもフラックス入りを使った方がやり易い。
肝はワイヤーを通す穴をキツキツにして、深めの面取りとワイヤーの先端を潰し抜け止め作りだ。
フラックスは強酸性なのでたっぷり使うとこんな感じになるが、良く水洗いをすれば問題ないから、とにかくガッチリ付けるため惜しまず使うのだ。
その後はタイコをサンダー等で整形するが、抜け止め部は出来るだけ残して真っ平にまでしない。
結局クラッチケーブルは、アウター・インナー共に260mmカットが良かった。
20mm長くても短くても奇麗に収まらず、長さはかなりのシビアさが必要だな。
ただどうしてもクラッチケーブルの全てを、レッグシールド内に格納できなかった。
もう少し押し込めることは可能だけど、タッチが犠牲になるからこの辺で妥協かな。
クラッチだけはとりあえず仕方なしとしよう。
マニュアルクラッチが無いバイク、しかもワイヤー類がカバーされたカブに、更にこんなの(ライトクラッチユニット)をぶら下げると、そこそこの妥協が必要になってくるな。
出来るだけぱっと見ノーマルを目指した『改125』だけど、その前にバイクとしての機能は、あくまでも普通じゃないとね。
そこら辺がなかなか難しくも楽しいカブだ。
とりあえず走らせたい、でももう少し、仕上げたい箇所があるのだ。
まさか自分のだけか、なんて思ったけど、ネットで調べるとやっぱり重いみたい。
その程度を今あるバイクで比べると、ボンネビルSEはおろか、古いから仕方がないと諦められるFZX750よりきついのだ。何故?ってくらい。たかが125ccでだよ。
こりゃダメだ、古典的手法だけどライトクラッチキットを導入することにした。
昔から同じようなのが有るけれど、内部はどれも似たり寄ったりで、単なるテコが作動を軽くするだけだから、こんな安いので十分なのだ。
元々クラッチなんて無いバイクだから、後付けクラッチレバーと車体間に出来た狭いスペースに、ライトクラッチユニットを何とか収める事が出来た。
だけどお陰でかなり軽くなったのだ。
最近はスリッパークラッチの普及で、大型でも驚くほどクラッチが軽くなっているからね。それからするとロンシンはこれで大型並みになったかも。
それは言い過ぎか、、、
最近のボンネビルは自分のSEより全然軽いからね、壊れてるの?ってくらい。
数値的に言ってみれば、1/2はオーバーかも知れないけど、2/3くらいの重さになったと思う。
とりあえずFZX750よりちょっと軽くなったから、辛いまでの事は無くなって良かった。
ユニットを付ける事にして、やっとクラッチケーブルのスタート地点が決まった。
そして余りはこんな感じ。ビヨーンって。
短かったらお話にならないから、詰めるのを前提で長めを買ったのだ。
ネイキッドだったら適当にどこかで吸収出来るけど、カブの車体へ綺麗に収めようとすれば、どうしても±1・2cmで調整しなければならないだろうなー、は覚悟していた。
先日、アクセルワイヤーのアウター寸詰めはやったが、今回はインナーワイヤーも切って調整するのだ。
タイコの付け替えが必要なので、まずはんだ部と思われる箇所を溶かしてワイヤーから外そう。
しかーし、いきなりタイコ自体が溶けた。
Oh no! /(^o^)\ナンテコッタイ
溶けたタイコ部を観察すると、先端は抜けにくくするためやぱり潰してあるねー
溶けてしまったものは仕方がない、適当なものでタイコを作ろう。
まずワイヤーを求める長さにカットし、先端がバラけないようにハンダで固めておく。
カットはワイヤーを回しながら、切断砥石で徐々に無理せず滑らかーに削っていく感じで。
そうすれば、先端がバラけず潰れが無いのだ。
タイコは真鍮棒なんかで作るのが一般的だけど、半自動溶接機のチップでも十分代用できる。
径もΦ6mmと好都合だから、使い古したチップを有効活用なのだ。
ワイヤーの直径を測ったらΦ2mmなので、チップに出来るだけギリギリの径、Φ2.1mmのドリルで穴を開ける。
それと抜け止め側はΦ3mm位のドリルで、深めに面取りをしておくのを忘れずに。
そしてハンダで固めたワイヤーの先端を、サンダーで尖らせチップに刺すように通す。
通し終わったら先端をちょっとだけ切り飛ばし、抜け止めを形成するため潰してバラけさせる。
次に板金用フラックスをたっぷりしみ込ませて、チンチンに熱くした半田ごてで加熱しながら、思いっきりハンダを注ぎ込む。
この位だったらそんなに大きな半田ごては必要なく、60W程度ので十分ハンダを溶け込ませられる。
ただフラックスは惜しまず塗って、ハンダもフラックス入りを使った方がやり易い。
肝はワイヤーを通す穴をキツキツにして、深めの面取りとワイヤーの先端を潰し抜け止め作りだ。
フラックスは強酸性なのでたっぷり使うとこんな感じになるが、良く水洗いをすれば問題ないから、とにかくガッチリ付けるため惜しまず使うのだ。
その後はタイコをサンダー等で整形するが、抜け止め部は出来るだけ残して真っ平にまでしない。
結局クラッチケーブルは、アウター・インナー共に260mmカットが良かった。
20mm長くても短くても奇麗に収まらず、長さはかなりのシビアさが必要だな。
ただどうしてもクラッチケーブルの全てを、レッグシールド内に格納できなかった。
もう少し押し込めることは可能だけど、タッチが犠牲になるからこの辺で妥協かな。
クラッチだけはとりあえず仕方なしとしよう。
マニュアルクラッチが無いバイク、しかもワイヤー類がカバーされたカブに、更にこんなの(ライトクラッチユニット)をぶら下げると、そこそこの妥協が必要になってくるな。
出来るだけぱっと見ノーマルを目指した『改125』だけど、その前にバイクとしての機能は、あくまでも普通じゃないとね。
そこら辺がなかなか難しくも楽しいカブだ。
とりあえず走らせたい、でももう少し、仕上げたい箇所があるのだ。
初めまして。カブに二次マニュアルクラッチクラッチ憧れます笑
クラッチホルダーがキレイに収まっていますが何を使用しているのですか?
by もっこり県警 (2020-02-23 21:38)
はじめまして。
もう直ぐカブ改が完成ですが、、、ナンバー取得は考えてます。
4月になったら税金がお得ですからね^^;
それはともかく、クラッチも含めたハンドル関係の改造は、以下の記事で書いています。
https://nsink.blog.ss-blog.jp/2019-12-14
自宅の裏にそこそこの空き地が有るので、テストくらいは出来ますが、早く公道で走らせたいですね。
by Nsink (2020-02-23 22:49)