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情熱だよね [その他]

いや、とにかく忙しい。

だから遊ぶをテーマにしたここに、書き込むネタを仕入れることさえままならない毎日が続いている。でも寝る前にニュースを見ることは欠かさない。ちなみにフジのニュースジャパンがお気に入りだったりする(滝川クリステルって良いな~)ので、世間の話題については一応把握しているつもりだ。

そこで日本に関しては終わってしまった感があるW杯、最終戦のダイジェストを見ながら思ったことがあるので書こう。

 今年は日本のプロスポーツにとって、大きなイベントが続いたよね。先のWBC、そしてサッカーW杯。いずれもわが国を代表するプロスポーツ界から、更に選ばれしプロ中のプロが戦いに臨んだ。そしてその彼らが得たものは世界一と予選落ち・・・なんとも対照的な結果となったが、私には当然のように感じる。

もちろん野球に対しサッカーは、プロ制度になっての歴史が比べるも無いくらい浅いし、国民的スポーツの観点からも同様だ。私が子供のころ、すでに野球は天覧試合が行われる(これはもう相撲同様国技かも)ほどプロスポーツとして定着していたし、子供たちの遊びと言えば野球、子供たちの見るテレビアニメも野球だった。しかもメジャーリーガー達とは戦前から交流試合を行っており、これはサッカーで言えばブラジルとの試合に匹敵することを意味する。

こんな背景があるから当然世界一と予選落ちなのだ、なんて言うつもりは毛頭も無い。じゃあ、何がここまで対照的な結果をもたらせたのか、それはプロとしての情熱の違いだと思う。

イチローと中田英寿、このそれぞれの核となる選手を見ていると、その差を痛切に感じるのだ。彼らには「孤高」や「クール」と言った表現がとっても似合うが、しかしイチローの場合のそれは「誇り」「冷静」に、中田の場合は単なる「すかし」「気取り」にとれてしまう場合がある。先のWBCで苦境に立たされたとき、イチローは「誇り」から屈辱的だと悔しさあらわにし、「冷静」に自分の・自分達のなすべき事をなし最高の結果を得た。

対して中田の場合はどうだろう。ドイツ入りした直後から代表メンバーの力不足さを指摘し(「すかし」ているように感じた)、敗戦後も一見優等生的かつ客観的なコメント(「気取り」と感じた)に終始していた。

この両者の違いは己の競技に対する、プロとしての情熱の差からだと思う。勝つためには何をどうしなければならないか、情熱を持って考えれば自然と行動できるはずだ。だから情熱たぎるイチローは王ジャパンのメンバーを動かし、「孤高」で「クール」な中田にはそれが出来なかったのだ。そう、冷ややかなだけではね。

ブラジル戦終了後、何時までも一人ピッチで仰向けの姿に、単なるスタンドプレーを感じたのは私だけだろうか・・・中田よIt's so cool !!とは程遠いぜっ!


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ヤエガシ

イチローと中田の違い・・・

イチローは、大リーグトップクラスの選手
中田は、レギュラー争いの選手

この差は大きいですね。
比較するのが気の毒な話しなのかもしれません。

マスコミが利益優先のために、さんざん騒ぎ立てた結果が、日本サッカー代表選手たちへのしわ寄せとなったような気がしています。
by ヤエガシ (2006-06-27 16:09) 

Nsink

>比較するのが気の毒な話しなのかもしれません。
技量について相対的に見ればそうなのですが、彼に対する期待も込めあえて辛辣に書いてみました。
今のところ日本人選手中、最もリーダーに相応しい男なのでは、と。
by Nsink (2006-06-28 22:21) 

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