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強引さも必要 [その他]

先週末、バイクのメインスタンドを手直ししようと、久しぶりに溶接機を引っ張り出した。
http://nsink.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_1ff/nsink/P102023920(1280x960)-6d617.jpg?c=a1
購入して一年以上経つが、へぇまだ売っているんだ。

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いや、それは良いのだが、「バイク弄りばっかりじゃなくて、棚も直してよ」と言われてしまった。こんな場合は素直に「はい」しかない。
まあ、ほとんど私の工・道具関係ばかり置いてあるので、逆らうことは出来ない^^;

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屋外に置いてあるスチール製の棚だが、そう言えばもう10うん年以上雨ざらしだ。

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しかし本当にやばいかも、一部とは言えここまで酷くなっては。元々業務用だから殆どの部分はまだしっかりしているが、ここだけ見ればもうこれは普通に廃棄レベルだ。
いつかペンキでも塗ろうかなと思いつつ、ついバイク弄りの誘惑に勝てなくて・・・うんにゃ、これも直しちゃる!
えーいっ、半分意地だ。

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ひっくり返してみたら「・・・」
もう錆び落としなんて次元ではない。腐った鉄板がぼろぼろ鱗のように剥がれ落ちる。

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じゃーん、結局電動で楽する。

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もうこれは別材で補強するしかない。早速カインズホームに3x30のアングルを買いに行った。
またもや出来るだけ楽をしたく、錆び止め塗装済のを探してみたが・・・有るんだなぁこれが、いやはや便利な世の中になったもんだ。

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こんなのも持っていたりして・・・
あっという間に鉄材をカットできるし、ぶっとい材木なんかもいちころだ。

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取付けボルトも錆び、いや、腐っているので、とりあえず近辺を点付しておいた。溶接はその名の通り、鉄と鉄をを溶かして接合するのだから、摩擦接合のボルトより桁外れに強い。

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新品アングルの板厚は3mm、対する腐りきった棚はこんな状態だから、もう厚みなんか有って無いようなものだ。普通溶接する際は「表面の錆びや汚れ等を完全に除去し、鉄の地肌を出すこと」が大原則だし、「板厚が異なる場合は・・・」云々と教書にはあるよね~無視する^^;
大体こんなものの地肌なんか、もはや有るか無いか分からないし、何よりめんどくさい!
でも溶接できるんだな、ちょっと強引だけど。電流を最大(120A出てるかな)にして、アークの力で酸化膜や塗装膜を焼き飛ばしてやれば何とかなる。同じとは言わないけどアルミを溶接するとき、交流のTIGで酸化膜を破壊しながら進める、てーのと似た感じかな。
当然のごとく色んな不純物が湧き出てきて、溶接個所の仕上がりが良くないのは当然だけど、目的の強度は一応大丈夫だ。
コツは手早くやる事、相手が溶け落ちる寸前を見極める事、かな。

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四隅を補強したらあとはペンキを塗りたくろう。
見た目なんて気にしない気にしない自家用だけど、ペンキで仕上げたら(誤魔化したら)それなりになる。かな?

これでこの棚もあと数年は延命できたと思う。

人間もそうできないかな・・・私も足腰をアングルで補強して・・・


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