酷使された荷台

中間に別オーナーを経て手に入れたこの車、どんな使われ方を経験したのだろう。

手摺みたいだけどこれ、ゲートアップパイプと言う純正オプションみたいだ。
しかしアオリも含めて錆が酷い。

まあ見た目は、全体的にボロいのだが、、、

特に酷使されたのが窺える荷台、あちこち凹みと擦れで塗装が剥げ落ちている。
雨が降った後では更に赤錆が出る始末だから、これ以上進行しないようにとりあえず補修しよう。

まずは凹みを裏側よりジャッキで戻そうとするが、こういったやり方が出来る箇所は限られる。

出来るだけ凹みを直したら、ワイヤーカップブラシで錆び落としだ。
非常に早く楽に進むけれども、ディスクグラインダーの高速回転でブラシのワイヤーが結構切れる。
これが同様に高速で飛散するから危険いっぱい、ジーンズなんか簡単に貫通し肌を突き刺すのだ。
細いワイヤーだから「痛てー！」で済むが、笑って済まされない場合が有る。
ゴーグルは必ず着用すべし。

スプレーガンを新しくした。
吸い上げ式は結構な噴出を強いられるので、今度はお手柔らかな？重力式にしてみた。

だけど相変わらず中華は恐ろしい程の価格だ。ホビー用途には十分だけど。

ペンキを入れたしさて置こう、、、あっ、吸い上げ式みたく置けない、どうしよう。
気づくの遅いよ！
実際に使い始めて当然と分かるけど、重力式は吊り下げなければ・なんだよね。

助手（えー、こんな書き方をすれば怒られる）を急遽呼び寄せ持たせておき、間に合わせでメンテナンススタンドに針金フックを付けた。
おお、バイク以外でも使い道が有った。

パイプ状の部分に重力式は都合が良い。せかされる様にならず、じっくりと細かくスプレーできる。
頭でっかちだからタンク容量は限られるが。

しかしその量にしても、軽トラの荷台程度では十分に思える。

9

いや～眩しいぞ！って位になった。
他が他だけにより白さが際立つ。

一応全塗装するつもりだけれど、とりあえず放ってはおけなかった。
白だったら、後々の塗り消しも楽だし。

それで今は塗装色を楽しく選んでいるが、オリーブドラブなんて良いな。
自衛隊指定国防色とかの、厳つい感じがグッとくるのだ。