全塗装(2)

いよいよメインのキャビン塗装。

塗装自体はスプレーガンでシューッだからある意味簡単なのだが、その前の下準備が面倒で地味～な作業ばかりだ。
いわゆる足付けとか目荒らしとか脱脂とかも有るけれど、自分的に苦手なのはマスキングの類で、やりながら段々とイライラしてくるんだな。

面倒度？にもよるけれど、出来るだけ外した方が確実だ。
それでヘッドライトも外すことにしたが、サンバーの運転席側は本当にやり難い。

でも後が楽だし清々しい。しかし相変わらず汚いな、どこか開くたびに。

自分の場合は足付と脱脂を、スコッチブライトを使い中性洗剤で洗い一気に済ませてしまう。
だけどこの時期、梅雨の晴れ間はマジに暑いし日差しが強烈だ。
その分汚れ落ちは早いから汗だくで作業を進めるが、塗装を始めると難しいコンディションを思い知る。

とにかく乾燥が早いから、塗装面に付着したスプレー飛沫が広がる前に固まり、ゆず肌になってしまう。
それで水性塗料だから水を加えるが、今度は飛沫が微細化して空中で乾き気味になり、結果ザラザラしたサメ肌に、、、難しいね。

だからエアを絞り集中化させたら今度はタレる、、、”素人は時間や日陰を”は分かるけど、なかなか理想的な状況に持っていきにくい。

タレた場所は完全に乾かしてから再度下地を作り直し、なんてやっていたらあっという間に夕方だ。

毎度の紆余曲折があり、とりあえずほぼ塗装が終わった。
塗装が完全に乾いてしまったから、マスキングを取るのがチョッと怖いけど。