SSブログ

個別リペア(16)フレーム [KSR-2(B6)]

リペア記事も16を数えてしまったが、分解後の顛末はやっと最後だ。

1P1090345.JPG


隅々まで洗浄し乾燥させたら、後は錆を出来るだけ除去し塗装に移れる。
ただそれが大変だ、錆びやすい場所=塗料が入り難い、を意味するのだ。
要するに錆を取るのも、やり難い場所ばかりだから。

1P1090345.JPG


それで強力な助っ人を導入した。

錆取りにはワイヤーブラシが主体になるけど、どうしてもそれが入らない場所にベルトサンダーは前々から欲しかったアイテムだ。
一番強力でコンパクトなのはエアー式なのだが、ただ使用頻度を思うと躊躇していた。

回転制御は何時ものコントローラーが有るので、ディスクグラインダーに付けられるタイプを買ってみた。
良いんじゃない、心配していた直進性も大丈夫だ。何より安価だし。

1P1090345.JPG


試しにチョット忘れていたチャンバーに使ってみたら、とっても強力!あっという間に穴が開いてしまった。
まあ、錆でボロボロに腐りかけていたからも有るけどね、、、

1P1090345.JPG


仕方が無いから溶接で埋めたけど、これが酸化してペラペラだからもう大騒ぎ。
穴を埋めるのか拡大しているのか、分からなくなるほど。

1P1090345.JPG


フレームのこんな所にベルトサンダーは最適だ!って、、、
まだ程度が掴めないのも有り、激しく地肌が出てしまった。
こうなったら、出来るだけ平らに仕上げようかな。

塗装前に錆びは何処まで取るか、だけど、完全に取り去る必要はないと思う。
勿論地肌までが理想であるけれども。

1P1090345.JPG


後はひたすら錆落としをして、残った塗装部に足付。
そしてシリコンオフで脱脂だ。

1P1090345.JPG


プラサフを吹き付けて

1P1090345.JPG


カワサキがかつて北米で、”グリーン・モンスター”と称賛されたライムグリーンで終了だ。
このライムグリーンにも新旧が有るみたいで、今回初めて知った。これは旧色。

長かったけれど、これはこれでとっても楽しかった。
さあ、組み立てだ。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:バイク

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。