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ホイールバランス他 [CBR1000F(SC21)]

高速道路を走行中、ある速度域で縦ブレを感じる。
ちょっと声を大にしては言えない速度だが・・・
気になって仕方がないので、ホイールバランスを確認してみよう。
分解したら色々とついでの作業が増えたけれど。

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まずはブレーキキャリパーとFフェンダーを外す。
しかしこの細いタイヤはリッターバイクとして、現在の目から見ると異様かも知れない。
110/80V17なんてサイズだから、太さだけで言うと250ccと一緒だ。
リアも140/80V17だし(笑)
かろうじてスピードレンジの「V」が面目を保っているが・・・

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80年代に大流行したフロントフォークのギミック、アンチノーズダイブが87年式のコイツにも辛うじて残っている。確かに効果は分かるが、ちょっと切り替わりにスムーズさが無い。
その後のバイクには全く見かけなくなった。

それはともかく、せっかくバラしたのだから、ブレーキピストンのいわゆる揉み出しでもしておこう。
ただ揉み出しはやたらスムーズにしてはイケナイ、ネットで見かけるのがシリコンスプレーで飽き足らず、シリコングリスを塗りまくりなんてのも。
ほどほどの抵抗を残しておかないと、ブレーキの引きずりを起こしてしまう。
ブレーキを開放しピストンが僅かに戻るためには、多少の抵抗によるシールの変形が必要なのだから。

あ、今回はホイールバランスが目的だった(笑)

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やっと本題。
と言っても実に地味で時間がかかる作業なのだが。
元々付いていたウエイトは15g、しかしこの場所が一番下に来る。ちょっと重いのだ。
こんな簡易的装置でも、ホイールバランスウエイトの最小単位である5gの違いが分かる。
最終的には同じ場所に10gのウエイトを貼り付けた。

文章にするとこの程度にしかならないが、気をなーがくして取り組む作業なのだ。
効果のほどは如何に。

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ちなみにフロントを持ち上げる場合は、ステムに差し込むメンテナンススタンドは使わない。
シンプルに何時もの鋼製束だけ、だから何も邪魔は無いのだ。

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ホイールバランスの件はとりあえず解決したが、またまたせっかくだから。
いくら清掃しても綺麗にならないのなら、いっその事塗装してしまえ!

タイヤが付いたままだとマスキングに限界が有るから、ビートを落としてマスキングを突っ込むのだ。

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ブレーキディスクを外しビートも落とせば、タイヤのマスキングがとっても容易だ。
カウルの塗装で余った、純正色のロスホワイトで真っ白・眩しいぜ(笑)

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寒くなって来たし走行ローテーションの都合もあり、なかなか走らせられなかったCBR。
今日(12/12)はとっても穏やかに晴れ渡り、冬装備では暖かすぎる程の陽気だった。
ブレの確認に高速道路を走る気にまでならなかったが、ホームグラウンド・秋ヶ瀬公園に行ってきた。

デジカメを忘れてしまいスマホで撮った画像、うーん、白さがイマイチ分かり難いな~


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