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キャッツアイ [CD50改原二(CD50S)]

なぜこんなに錆びる。
半年程度で、しかも半屋外ガレージとは言え、しっかりとカバーを掛けていたのに。

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中華は安い割にそこそこの体裁を作れるし、何より驚きと面白さに溢れていて自分は大ファンである。
だからクオリティには目を瞑る場合が多い、創意工夫で凌げる事も楽しみにしているから。

だが、根本的な材質や素材・仕上げの問題で、早々に諦めてしまう事も、これもまた多い。
今回はこれ、直接濡らしたことは一度も無いのに、梅雨の湿気でこの体たらくだ。
でも半年ほど楽しく遊ばせてもらったので、良しと・・・

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同じ失敗は二度としない・・・コホん、いや、たまに有るかな。

しかし今度は猫のマークで有名な、フランスのマーシャルを奢ってやることにした。
マーシャルは経営が傾き現在はシビエに吸収された様だが、そのブランドイメージはいささかも衰えていない。ノスタルジックを演出するには欠かせないアイテムだ。
懐かしさいっぱい、イエローレンズのキャッツアイをベンリィ号に付けてやろう。

それともう一つ、分かっていた失敗と言うか、125ccにして許容できなくなったと言うか。
スピードメーターの誤差が激しすぎ、それも速度が上がると二乗カーブ的にいい加減なのだ。
60km/h程度であれば大体+15して凌げるのだが・・・いくらなんでも140km/hを指してはね。
なので表示は指針式のアナログだけど、内部でマグネットとピックアップ後デジタル処理し、ステッピングモーターを駆動させるタイプに交換だ。使うのはこれ

ベンリィ号125cc化&ブラッシュアップの最終仕上げだ。

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今回は配線の引き直しが作業の殆どになる。
ノーマルヘッドライトをケースごと換えて、タコ・スピードの2連メーターにした際、まだ半年前に配線を自ら改造したのだが、ケースを開いて出現した配線のゴチャ感にゲッソリだ。
あっ、しかも2週間前にもセル関係で弄ったのに・・・
覚えていないもんだね、自己嫌悪に苛まれながらも、タグを付けつつまずバラした。

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ライトケースをマーシャルに換えて、配線を引き直していたら早くも黄昏だ。
例によって、ギボシ端子の圧着後にハンダ処理をしているから、倍以上の手間がかかっているのも有るけれど。
それにしても寒い・・・今日は終了だ。

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翌日は全ての配線を繋ぎ終え、しかしこれだけの量を仕舞い込めるか不安になってくる。
次の為にタグは残しておきたいし。

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毎度何とかなるもんだ、しっかりとライトレンズも装着できた。
いやー、イイね。やっぱりバイクに付くと猫もサマになってくる。
ベンリィ号も一人前だ、奥の1000Fに一歩も引けを取らない凛々しい面構え。

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新しいスピードメーターも無事に全機能を確認できた。
キーonで針が振り切る、オープニングセレモニーも楽しい。

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スピードメーターの誤差を確かめるため、スマホのGSPを作動させ確認に出かけた。
流石、基本はデジタル処理だから、誤差は常に+4km/h程で安定している。
これで安心・・・普通になっただけなのだが。

高架橋下でバイクを停め、アイドリングを刻むその姿を見る。
ライトの中心で猫の目が冷たく光っていた。
光源は無味なLEDでも、イエローレンズ全体を通る光は温かみを纏う。
見る角度で変る様、猫ゆえ気まぐれに

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