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佐野ラーメン [バンディット1200S(GV77A)]

そろそろ走らせても良いかな、と感じ東北道に行った。
久しぶりに佐野ラーメンが食べたくなったし。

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やっぱり自制心が必要なクラスだね、カウルのお陰もあり何時の間にかリミッターが効く。
でもキャブ仕様のコイツの効き方はやや古典的だ、イグニッションカットしか術がないから。
電子制御のそれの様な、滑らかさは望むべくもない。

兎に角、キャブ好きにはたまらない。

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だけどスズキの油冷もよくここまで調教されたものだ、私にとってはスムーズそのもの。
ゴリゴリ?そんな物はとっくに捨て去っているな。まあ回せば少し面影は残っているけど。

このバイクは既に6万キロ走っているし、14年前のシロモノ、自分的にはほぼ昨日のバイクだけど。
何度も最近の新車試乗会に行っては「う~~ん」だったけど、このバンディット辺りが最後の妥協年式かも知れない。

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ヤフオクで多少のハズレを引くのもまた楽し、こうして高速を飛ばせるまでに出来たのだから。
幸いズボラに扱われた?だけで、こまめに使われ休眠期間が無さそうなエンジンは絶好調だ。

大体年式からして可笑しいと思われるのがいっぱいある。普通に(これ大事)使えば(多少の問題は有っても)それなりに距離を走って当たり前、要は年式と走行距離を勘案してみなければ、決定的なスカを食らう可能性大。

ただまだもう少し手を入れたい箇所があるな、特にタペット音は水冷エンジンと違い分かり易いしね。
それとややガスが濃いめだし、同調も確認したいし、スロー系もトータルで微調整したいし、これらは全て幸せになれるキャブだから。
おお、そうだ、ギアポジションなんかの電装関係も、新規に電動ファンも、リアフェンダーのレス化も、そうそうリミッターのカッ、、、も。

やっぱり新車はダメな人間だな、楽しみが無いからたぶん乗らなくなる、過去を思えば、、、

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3連休の中日で何故こんなに混む?ってくらい人いきれで満ちていた。

ラーメン何時できるんだよ~~~トホホ、、、

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ナントカ系とかどこ吹く風のシンプルさだけど、時々無性に食べたくなる類の素朴さだ。

うん、やっぱり旨い、待ち時間の妙味も効いて。


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チェーンも   だよ [バンディット1200S(GV77A)]

センタースタンドを付け、フォーク、ブレーキと手をかけたが、、、
安心して走らせるにはまだ気が済まないバンディット、何時もの事?だけど。

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ちょっと走らせてみたが、どうにもチェーンが五月蠅いほどバタつく。
たるみ方が異常な程均一で無く、こんな危険すら感じるチェーンは交換だ。
改めて良く乗っていたな~と、寒心する。

それで色々と色(カラーね)を考えたが、ゴールドは派手だしスチールはイマイチな感じだし、で、シルバーをチョイスしてみた。
バンディット(SK5)の指定は大同だとZVMに当たるが、ワンランク下のVXで十分だ。過ぎるほど。

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古いヤツのジョイント部のピンを、迷い無くディスクグラインダーで削る。
まずこうしてピンを抜けば、殆ど無理なく出来るからね。

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そして久しぶりに少し錆びた、中華チェーンカッター・カシメツールを引っ張り出した。
これ、似たようなのを昔から色んな業者が、ヤフオクやアマゾンで販売している。
とりあえず一番安いので選んだコイツは、525までの対応になっていた。でも530になんとか使えるよ。
他の業者ではシレッと「530まで使えます」だけどね、まず同じ品で。

ただ、あくまでも中華さんには、労わりながらを忘れてはいけない。これキモ。

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繋ぎはジョイントプレートの圧入からだけど、よく「手ごたえで」とか「音が変わる」とかの記事を見かける、が、ワタシャそんな職人芸は出来ない。
隣のリンク幅と同じになるまで、地道にコツコツとノギスで測りながらだ。

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次のカシメ工程も同じく、世の中には職人が溢れている。
「締めこんでいけば簡単に分かる」とか「プレートを圧入してるんだからそこそこで大丈夫」とか。
やっぱワタシャ無理。

とりあえずカシメ具合を横から確認しつつ、少しでも変化が有ればストップして測る。

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大同の場合はピンのカシメ情報をちゃんと公開している。
元がΦ5.3mmのピンをΦ5.7mm以上にカシメれば良いと。

今回は5.75mm~5.8mmで仕上がった。
そう、たった0.4mm拡大するカシメだ。
ただ公開情報にある”以上”は、程々に考えておかなければならない。
5.7mmは十分値であり、そこを狙っていてのマージン、要するにミニマム+公差くらいに。

素材が硬質だから、やり過ぎは簡単に割れる。

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片側をカシメた比較画像。
ぱっと見は殆ど分からない、中心にカシメ処理の痕跡が残る程度で。

繰り返すが、たった0.4mmの違い、そりゃ分からないよね。
ほんとネットには職人さんが多くて驚くばかり、、、


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油漬けのキャリパー [バンディット1200S(GV77A)]

ブレーキフルードを、たまにブレーキオイルと間違って記するのも見受けるが、、、

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何だかミョーに若々しいのはお肌が潤っているから。
いやフォークオイルを浴び続けていたから。なんだよね。

ブレーキキャリパーに満たされているのはブレーキ【液】であって、決して【油】ではない。

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ちなみに反対(左)側は普通に経年変化で老化している。
いったいどれほどフォークオイルに漬かってたらこの差になるのか、おそろしや。

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モザイク処理したくなる画像だが、ブレーキキャリパーにはあるまじき惨状だ。
想像していたとは言え、暫し言葉が出ない、気を取り直して分解を続行した。

あちこち脂ギッシュで、思わずゴム手を使い始める。

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膨潤って言葉があるが、ブレーキキャリパーに使われるダストシールはオイルに弱いのね。
写真を撮り忘れたのだけれど、もう伸びてビロ~ンって出てきた。
キャリパーを分解した事が有れば分かるが、ブレーキフルードが滲み出ても結晶化するだけだ。

あってはならないフォークオイルに漬かるとこうなるのか、、、
しかしなんだな、もうこれ、う~ん、、、他が出ない。

必要部品をオーダーしておこうか、ブレーキのシール関係って高いんだよね、ああ。
ピストン大杉!

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気を取り直して、良いもの見つけた!コーナーだ。

カウル類の組み直し途中で、電圧計付きUSBチャージャーを付けてみた。

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メーターパネルにΦ28のホールソーで穴を開け、電源はイルミネーション系統から分岐した。
なかなか宜しいんでないかな、ゴムの蓋を閉めても電圧は分かるしね。

でも、何時になったら全快?他にも見つけたし、、、良いけどね、、、
あまり良くない!


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Wonder World [バンディット1200S(GV77A)]

どーゆー神経していたら、ここまで出来るのだろう。

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「右側のフォークにはオイル滲みがあります」そんな商品説明だったが、これは立派な”漏れ”であるし、それも相当年期の入ったジャジャ漏れだ。
オクで到着後にここまで青くなったのは初めてだが、救いはインナーチューブに大きなダメージが無さそうな所か。

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恐ろしくフォークオイル漬けになったキャリパー、右側の制動はかなり危うくなっていたと思うが、問題ない左側がフォローし続けた筈だ。
うーん、何と言う肝っ玉野郎、小心者の私には真似できない。

ここは後回しにして、とりあえずフォークをバラそう。

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カートリッジ式の分解は初めてだが、特に問題なく終わった。
と言うか、覚悟していたボトムボルトがあっさり緩んだのだ。
分解してその謎を探したが、特にギミックも無かった。やっぱり不思議ちゃんのスズキか、、、
ちなみにジャジャ漏れ側から出てきた排オイル量は、「ああやっぱりね」だった。

とにかく、フォーク関係の情報はネットに溢れているから、これくらいで。

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あっ一つだけ。カートリッジ式特有のインナーロッドは曲者だ。
フォークオイル注入→オイルレベル測定(私はほぼやらないが)→フォークスプリング+もろもろ挿入→フォークキャップ取付、この作業は一連になるので、オイルがこぼれない様立てた状態が続く。

途中でインナーロッドが落ちると、「うわーっ!!!」は必至。
だから特殊工具の必要性も分かるが、、、

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次に何時使うか分からないし、もうこれ以上工具は増やしたくない、ホント・マジ。
長めのインシュロックでこうしておけば十分だ。

ちなみにフォークオイル量は片側あたり507mL、用意した無印(たぶん良品)は1Lだから好都合だ。
えっ?7mLづつ足りない?   カンケーないね。

普通に使っていてもそれくらい何時の間にか減る。
だからオイルレベルも神経質に測る事は、無い。
違いの分からない男は気楽だ。

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しかし漏れの無い方のシールは激しく錆びていて、今回唯一、外すのにやや苦労した。
前オーナーの扱い振りが偲ばれる、確かに豪傑?みたいだけど。

それにしても、
フォークオイルが漏れると、ダストシールの保護にはなるのね。新鮮な発見、、、
右側はひび割れ無しって何それ?

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影響はディスクローターの厚みにも表れている。
オイル漬けで無い方は、そろそろ摩耗限界の4.5mmに近かったが、逆側は0.2mm程のプラスだった。
フォークオイルが潤滑剤だと、ローターも減らないのね。再度新鮮な発見、、、

ああ何というオカルト、世の中は広い。
おそろしや。


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センタースタンドは必要だ [バンディット1200S(GV77A)]

絶対にそう思う。

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マフラーを社外品に取り換えると、かなりの割合でセンタースタンドを取り去る人が多い。
確かに無い方がスッキリするし、軽量化にもなるし、僅かだけど。
このバンディットもご多分に漏れずそうしてあるが、、、
でも恰好云々なんかより、メンテの事を考慮すれば、これほど便利なものはない。

ノーマルマフラーはセンタースタンド跳ね上げ時のストッパーも兼ねているけど、センタースタンドの事なんか社外品は考えてないもんね。確かヨシムラくらいだったかな、別個のストッパーを付属させているのは。
多くの社外品マフラーは「そんなの関係ねー」だ。

ヤフオクでセンタースタンドを仕入れたが、とりあえず艶消し黒を吹いておき、ストッパーはまったりと考えましょ。

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まず、アングル材のL30を100mm程にカットし、テキトーな位置に穴を開けたら、センタースタンドの右側取付ボルトと共締めしてみる。
そして構想を煮詰めながら形を整えてこんな感じ。うん、良いんじゃないかな。

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そしてそのへんに有った防振ゴムの切れ端を、タイラップで止めてバンプラバーにしてみた。

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何処にも干渉していないね。

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それで同様に艶消し黒を吹いておき、センタースタンドのスプリングを付けて確認だ。
何度も激しくスプリングで跳ね上げたが、強度的にもまず問題ないと思う。

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タイヤの接地面~ステップ、バンク角内に収まっている。

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無事にセンタースタンドで自立できた。
やっぱり良い、バイクらしい立ち姿も。

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こうなると以前FZX750用に作った、鋼製束で軽々とフロントを浮かす事が出来る。
メンテナンススタンドじゃこうはいかない。次はフォーク関係をやるぞ!

ねっ、必要でしょ。


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何から手を付けよう [バンディット1200S(GV77A)]

かな。
とりあえずカウルをバラした。

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カウル類の分解は悪夢が蘇る。でもこいつはあの悩みまくった、スカイウェイブよりはるかに簡単だ。
立ちごけしたりぶつけたり、そうでなくても経年でプラのおめかしはあちこち破損している。
繋ぎ部のリブやステーは、バラして行く程に都合5か所も不具合が見つかった。

結構傷んでいるのね、、、でもそれを直す楽しみのための新人君だ。

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まずは立ちごけで割れたウインカー、既にビニールテープがほつれ始めていた。

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分解するとこの通り、でも綺麗にパックリで直しやすいな。

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まずは半田ごてで割れた”スジ”を、蛇行させながらなぞっていく。
これだけでもう、ビニールテープの助けを借りずに形を保つようになる。
この第一段階作業はつい深入りしたくなるけれど、あくまでバラにならなければOK程度に留めておくのが肝要だ。

やり過ぎると簡単に穴が、、、分かっていても後述画像のようになるのよね、、、

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次の段階で強度を期待する。
タイラップ(インシュロック)を溶接棒の様に、こてで溶かしつつ塗って・盛って行くのだ。
慣れてくると、けっこう楽しい作業なんだよね。

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これで一応完成!
表から見ると亀裂はくっきり分かるが、レンズを付けて復旧すれば実用上特に問題なしだ。
でもたまに不思議がられるよね、こんな直し方をすると。以前、「割れているんじゃないの?なにこれ?」って、、、穴だらけだったし。

あくまでも基本は応急処置と考えて、何らかの新品ウインカーを探しておこう。

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これも良く有りがちなカウル内側の取付部、こんな華奢じゃ呆気なくこうなるのも無理は無い。

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ここも綺麗に割れているので、まずはこの程度に半田ごてでなぞる。

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一応自立するようになったら、後は溶接棒を好きなだけ流し込めばOKだ
ただしくれぐれも熱するのは程々が肝心、表面を突き破るのは簡単だからね。
樹脂がジュワッと溶けるので、ついつい気持ち良くなるけど。

あのプラリペアを使った事が有れば分かるが、それより遥かに速く、安価に、やり方次第で強固に、出来る。ただ仕上がりは美しくないので、ほぼ裏側の目立たない箇所用かな。

プラリペアは溶剤で溶かしてくっ付けるから、実にまどろっこしいし失敗も多かった。
だから半田ごて作戦は、せっかちな自分にぴったりだ。タイラップの切れ端が有れば出来るし。

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今日はこのへんで勘弁したるわ。

とりあえずガッチリ付いたし、まだまだ先は長いから。


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冷却方式 [バンディット1200S(GV77A)]

水冷4発も良いけれど、ウオータージャケットが無いのも恋しい。
バイクを少し減らしていると、またまた何だか寂しい病が出てきた、、、

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空冷4発と言えばXJR1300やCB1100が浮かぶけど、後者はカタチが嗜好からチョッと遠いかな。
何よりインジェクションはパスだ、バイクは弄る楽しさも非常に大切なワタクシ。
それで前者を探し始めるがやはり良い、堂々と美しいこれぞ空冷スタイルだ。

でも段々と何かが違う、どうもメジャー過ぎるのはダメなんだよね、変人だから。
たまにはカウル付きも良いかな・なんて彷徨うと、出てきたコイツにビビッと来てしまった。
油冷?いやどう考えても空冷じゃん。

going my wayが言うのだから油冷だ。

うん。           ややどうでも良くなってきたし

まあとにかくバンディット1200S(GSF1200SK5)に決めたけど、やっぱり前期型の通称猫目ライトが好みだな、速度計もデジタルじゃないから更にOK。
その中のマイナーチェンジ版260km/hメーターは、時計の標準装備と燃料計がE警告付き詳細表示だ。だからリザーブコックは廃止されている。

それで前期型ファイナルのシリーズ唯一カラーである、このGSF1200SK5型に、、、
うんGSF?そんなの前に乗らなかったっけ?

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こうしてFZXと並べて見るが、やっぱりそれなりの佇まいがある、一応1200だもん。
走ってみての一番違いはぶっといトルク、当たり前だけどアクセルを捻れば怒涛クンだ。
だけど回してのドラマが足りないかな、スピードはとんでもなく出ているけど。

弄り甲斐の有るバイクに囲まれていると、恍惚の時空に溶けてゆくのを感じる。
水冷でも空冷でも、、、あ、油冷でも。


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