SSブログ

中華CDIとLED [CD50改原二(CD50S)]

CD50のCDIはカブのよりも筐体が大きいので、てっきり可変進角回路が入っていると思っていた。
しかし7,000rpmを超えると回転上昇が鈍くなり、9,000でほぼ頭打ち、後は惰性で9,500くらい。
リミッターがどうなのかは分からないが。

だけど、せっかくエンジンがまだ回りそうなのに、なんか勿体ないなーと。
ウチの6Vモンキーなんか、あっさりと10,000rpmを超えるからね。
CDIを変えてみようかな。

1P1140442.JPG


カブのノーマルCDIと比べれば、明らかに一回り大きなCD50のそれは、サイドスタンド回路やコネクターの関係で大きくなったのかも。
CDIの筐体サイズで内部回路を語るのは適切でないけれど、実際、可変(自動)進角するCD90の筐体はかなり大きい。
定評のある、CD90のCDIを入手すれば簡単・確実・無難なのだ、けど・・・
しかし面白さは全く無い。
天邪鬼で中華大好き変人としては、やっぱり中華の宝庫アマゾンを徘徊するのであった。

商品画像と能書きを頼りに選ぶポイントは以下

1.コネクターを基準にして、大きいのにする
2.進角云々の説明は、とりあえず気にしない
3.出来るだけ100cc以上に対応を謳っている
4.安い

1.はそのままで、大きければ内部回路もそれなりだろうと。
3.について。
50ccだと分かり難いが、単気筒の125や150ccだと固定進角は危険ですらある。
早期着火のキックバック、いわゆるケッチンが。
足が痛いのはもちろんだし、中華エンジンだとヘタをすると壊れるからだ。
それで中華エンジンではキックの注意点として、「中途半端に止めないで、強く踏み抜くように」って書いてある。
だから、幾ら中華CDIとは言え、150cc対応って書くからには、進角が付いているよね。
くらいの感じだけど。
4.は、ダメモトで遊ぶのだから、失敗しても笑顔で諦めるため。

ロンシン125で実験したのだが、カブのノーマル固定進角CDIはマジ危険だった。
キックは失敗するとケッチンが凄まじいし、セルはワンウエイローラー辺りで壊れそうな金属音がする。
所が、オマケで付いてた怪しいCDIだと、呆気なく始動するし、スムーズに回転上昇するのだ。
そんなのが有って、これでイケるんじゃないかな、でこんなのを買ってみた。
ただ中華の価格変動って激しいね、自分の場合は¥699だったけど。

ピンアサインに関してはやっぱり全く同じ、サイドスタンド回路は入ってなかった。

1P1140442.JPG


ただ、コネクターが違っていた。
ノーマルは昔ながらの110型だけど、中華は生意気にも防水の HM090タイプなんか使ってる。
車体のノーマルコネクターだと、直に接続できないのだ。
なのでこんなのとかをぶった切るか、このコネクターだったらそのまま使えそう。
しかしこれもまた面白くない、実験の自由度も無いし。

で、やっぱり作ったのだ、オスメスの端子を使って。この先も色々と使えそうなので。
中華CDIにはサイドスタンド回路が入っていないから、6本作る必要は無いのだけれど、ついでだから作っておこう。

1P1140442.JPG


これさえ作っておけば後は簡単、同じ並び通りに接続すればOK牧場だ。
ただ配線は適当な線材で作ったから、実際の配線色とは違うけどね。

肝心のCDIは・・・大当たりだ。
始動は楽になったかな?程度だが、回転の伸びが別物になった。
楽々で10,000rpmを超える。タコメーターより耳タコに注意だね。
排気量がノーマルの50ccなので、実走では助走にそれなりが必要だけど。

ちなみに、もう200km程走ったけれど、今の所全く問題なしだ。
これで本決まりだと思ったら、前述のコネクターで専用の変換を作ろう。

結論:比較的大きなCDIは、まずCD90のコピーだから、結果としてほぼ可変進角タイプ。
流石の中華だって、何でも固定進角は使わない。危ないから。

1P1140442.JPG


次にヘッドライトも解決したい、付属していたのは怪しい35/35W電球だから。
案の定情けない程に暗いが、買う前からの予想通りだ。
即H4のLEDに換える予定だったから、別に構わないけど。

このLEDはFZX750に付けてみてビックリ!今までの中華とは大違いで、カットラインがくっきりと出ていた。
しかも交流OKだからコイツを使ってみよう。

1P1140442.JPG


ヘッドライトの商品説明通りH4が素直に付いたし、LEDもCD50のヘッドライト用交流で一応大丈夫だった。
しかしアイドリングでチラチラするのは仕方ないが、ある程度の回転から再びチラチラと安定しない。
うーん、何故だろう、原因はLED?それともCD50の交流レギュレート?。

えーい、整流してしまえ。適当なブリッジとコンデンサーが見つかったし。
使ったのは具体的に 1000V10Aのブリッジダイオードと、35V2200μFの電解コンデンサ、共に秋月電子通商で100円強程度だったと思う。
買ったのは確か4・5年前だから、今は分からないけど。

1P1140442.JPG


今回はヘッドライトだけ全波整流するので、整流した後の直流については、マイナスを車体アースとは無関係にして、直接H4カプラーに繋いだ。
文章にすると伝えにくいけど、実際はこんな感じになる。
ブリッジには+と-を記入して、配線色も実車に合わせてみたけれど、分かるかな・・・
後はハーネステープ(別名:梨地テープ)でぐるぐる巻きして、ライトハウジングに押し込んだ。

1P1140442.JPG


やっぱり全波整流して正解だ。
アイドリングでは電圧が安定しないからチラつくけど、2000rpm以上になればピタッと収まる。

それよりなにより、カットラインがクッキリと出るのが嬉しい。
上の画像で、弱々しいポジションランプでも、ちゃんと写っているのがその証だ。
光が乱雑に出ているとこんな感じに写らない。
更に
この位置(カットライン)よりカメラを下げれば、もうポジションランプがどうのこうのではない。
LEDの光で真っ白だから。ちゃんと集中しているね。

今回は成功の連打でやや説明が長く・・・えっ?そもそも外したら書かないだろうって?
そりゃそうかも、だけどさ

nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:バイク

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。